立教大学陸上部の4年生エース・斎藤俊輔選手。
5000m、10000m、ハーフマラソンの立教大学記録を持つ長距離選手です。
残念ながら、大学4年間でチームとしての箱根駅伝出場はなりませんでしたが、
斎藤俊輔選手個人は関東学生連合の主将として、2022年の箱根駅伝に出場することが決まっています。
54年ぶりの箱根駅伝出場を目指す立大が練習の一環で1万メートル出場 エース格の斎藤俊輔らが好走 https://t.co/qdEk1L2xNA #スポーツ #sports #ニュース pic.twitter.com/5SWc7YRrii
— スポーツ報知 (@SportsHochi) September 25, 2021
斎藤俊輔のプロフィール
名前:斎藤 俊輔(さいとう しゅんすけ)
生年月日:1999年10月4日
出身:神奈川県平塚市
身長:170cm
体重:60kg
経歴:平塚市立大原小学校→平塚市立大野中学校→神奈川県立秦野高等学校→立教大学
斎藤俊輔の小中学時代
小学校時代、斎藤俊輔選手はサッカーに明け暮れていました。
中学1年生から個人種目である陸上に関心をもち、陸上部に入部します。
とりわけ1500mに適性を見出し、中学3年次には神奈川県大会で2位に入賞!
全国大会にも出場しています。
斎藤俊輔の高校時代
斎藤俊輔選手は高校でも1500mを専門に陸上を続けます。
1500mで南関東大会7位が最高成績で、全国大会への出場はありませんでしたが、
残り200mを20秒台で走り抜けるスパートを武器に勝負強さを身に付け、箱根駅伝の常連校から誘いを受けるまでに成長しました。
しかし、厳しい練習が嫌で、本格的な陸上は高校まで、と決めていた斎藤俊輔選手は、常連校からの誘いを断り、一般入試で立教大学に進学します。
斎藤俊輔の大学時代
立教大学陸上部は、かつては強豪でしたが、1968年を最後に半世紀以上も箱根駅伝から遠ざかっているチームです。
斎藤俊輔選手は大学では楽しむことをモットーに気楽に陸上をしたいと考えていました。
しかし、大学1年生の11月に2024年の箱根駅伝出場を目指す「立教箱根駅伝2024」のプロジェクトが発足してしまいます。
監督には箱根駅伝や実業団で活躍した上野裕一郎監督が就任。
そのことを知った斎藤俊輔選手は一時、陸上を辞めよう、とも考えたそうです。
「えっマジかよ、これは最悪だと思いましたね」
「そんな人が監督になったら絶対、練習がきつくなる。もう、やめようかなと思いました」
「これは最悪だ」~楽しく走りたかった選手と日本一の監督~
それでも、何とか思いとどまり、陸上を続けると、上野裕一郎監督の指導の下、どんどん記録を伸ばしていきます。
斎藤俊輔選手の自己ベストは、
5000mが13分51秒64、
10000mが28分32秒53、
ハーフマラソンが1時間3分です。
これらはいずれも立教大学記録となっています。
大学4年生の時に出場した箱根駅伝予選会では、チームでの箱根駅伝出場は逃しましたが、斎藤俊輔選手は個人で全体19位に入り、関東学生連合のメンバーに選出されました。
◯斎藤俊輔(立教大4年)
— 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (@hakone_eki_den) November 21, 2021
厳しい練習が嫌で当時非強化校の立教大に進学したのが4年前。いつの間にか立教大は上野監督が就任して強化校へ。そして斎藤は箱根予選で19位と好走し、学生連合に選出されている。不思議な選手生活の最後となる箱根駅伝。何か面白いことが起こりそうな予感はある。#箱根駅伝 pic.twitter.com/MTjiSQjPzd
斎藤俊輔の進路
大学卒業後、斎藤俊輔選手は住友電工に入社予定です。
住友電工といえば、陸上の名門ですね。
しかし、斎藤俊輔選手は大学までで陸上を辞めるつもりで、住友電工への入社も一般の就職活動で内定を勝ち取っています。
斎藤俊輔選手は立教大学にも一般入試で合格していますし、陸上を抜きにしても優秀な人物だということがわかりますね。
斎藤俊輔のまとめ
立教の大学記録を3つも持っている人が、大学までで陸上を辞めるのはもったいない気がします。
それでも、斎藤俊輔選手が自分で決めたことです。
2022年の箱根駅伝では斎藤俊輔選手の陸上人生の集大成となるような走りを見せてほしいですね!
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