※追記:2018年7月30日に支配下登録されました。
巨人の宮崎秋季キャンプの1軍メンバーに、育成ながら成瀬功亮投手と共に選ばれた、松原聖弥選手。
俊足好打の外野手です。
1年目の昨シーズンは、主に3軍の試合に出場し、100試合で394打数130安打、1本塁打、45盗塁の数字を残しました。
打率、安打、盗塁はチームトップの成績です。
秋季キャンプメンバーにも選ば、さらにイースタン選抜の一員として、アジアウィンターリーグに参戦しています。
春のキャンプでインパクトを残し、支配下昇格を目指します!
松原聖弥のプロフィール

名前:松原聖弥(まつばら せいや)
出身地:大阪府大阪市
生年月日:1995年1月26日
身長:173cm
体重:72kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手
背番号:009
年棒:290万円(2018年)
経歴:大阪市立茨田中学校→仙台育英高校→明星大学→読売ジャイアンツ
松原聖弥の小中高時代
小学生の時、「八尾フレンド」で野球を始めました。
中学時代は「大東畷ボーイズ」でプレー。
高校進学にあたっては、
「大阪にいても甲子園出場は難しい」
と考え、「強かったから」という理由で、仙台育英高校へ一般試験で入学しています。
しかし、高校時代に目立った成績は残せていません。
2年秋からメンバー入りを果たすも、県ベスト8。
3年夏は、チームは甲子園出場を果たしましたが、自身はベンチ外となり、アルプスで応援していました。
松原聖弥の大学時代
大学は、2部リーグに所属の明星大学へ進学。
1年時からリーグ戦に出場し、2年春には5年ぶり2度目のリーグ優勝を達成しました。
個人としても、5番・ライトでベストナインのタイトルを獲得しています。
さらにその後、4年春のリーグ戦まで、5シーズン連続で2部ベストナイン(外野手)を受賞しました。
4年秋には、城西大を破って1部昇格を果たしています。
そして、その年のドラフトで巨人から育成5位の指名を、入団しました。
松原聖弥のプロ入り後
1年目の昨シーズンは、初めにご紹介した通り、3軍で100試合394打数130安打1本塁打43盗塁の成績を残しています。
目を引くのは45盗塁。
もともと、50m5秒8の俊足が武器でしたが、大学ではそこまで盗塁ができる選手ではありませんでした。
足は速いが走れない選手、だったわけです。
そこから、劇的に数字を伸ばせるようになったのは、円谷3軍内野守備走塁コーチとの地味な取り組みのおかげです。
「大学から足の速さは変わっていないですけど、リード、スライディング、相手投手のクセの見抜き方、捕手の配球を探るところ全て見直しました。今までは細かなところはやっていなかったけど、追求したことが生きました」
と話しています。
昨シーズン、1軍のチーム盗塁数は56盗塁。
1位の広島が112盗塁ですから、ちょうど半分となります。
松原選手のように、積極的に仕掛けられる選手が欲しいですね。
※追記
2018年7月30日に支配下登録。
2年目のシーズンは、2軍で118試合中117試合に出場し、リーグトップの打率.316、134安打、リーグ2位の24盗塁を記録しています。
134安打は、イースタンリーグ新記録でした。
松原聖弥の父と兄
父・秀樹さんは、販促クラウドサービス会社「SPinno」社長さん。
しかしお父さんは子供たちに、
「会社は継がせない。ほかの道で俺を越えろ」
と言っているそうです。
なかなか熱いお父さんですね。
兄弟は、兄と弟がいます。
兄は、お笑いコンビ「ロングアイランド」の松原侑潔(ゆい)さん。
年末の「ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP」に出演していました。
今年、弟同様にブレイクを狙っています。
松原選手は入団した際、
「正直、兄のギャグで笑ったことはありません」
と言っていました。
1年たちましたが、笑わせることはできたんでしょうかね?
弟・涼雄さんは、大阪市内の「九州らーめん亀王」で修業中。
兄弟それぞれに、1流を目指していますね。
松原聖弥の彼女
彼女に関しても調べてみました。
しかし、残念ながら情報は見つけられませんでした。
1軍で活躍し、顔が知られるようになれば、目撃情報なんかも出てくるかもしれませんね。
育成ですので、まずは支配下登録が目標となる松原聖弥選手。
春の1軍キャンプ抜擢は、その最大のチャンスです。
ぜひとも支配下登録を勝ち取って、1軍で自慢の俊足を披露してほしいです。