ソフトバンクは高卒ルーキーの田上奏大投手と来季の支配下契約を結ばず、育成選手として再契約をすることを発表されました。
ソフトバンクは25日、今季が1年目だった田上奏大投手(18)に対して支配下契約を結ばない旨を発表した。また、今後は育成での再契約を打診する方針も明らかにした。
ソフトバンク、20年ドラ5田上奏大と支配下契約を結ばず 育成での再契約打診
怪我もしていない1年目の選手が育成落ちするなんて異例です。
ネット上を中心にソフトバンクを非難する声が多い一方、むしろ、この処遇はソフトバンクの優しさではないかという声も上がっています。
なぜ、1年目から育成落ちさせることが優しさなのでしょうか?
それには田上奏大投手のお母さんの病気が関係しているそうです。
これはどのいうことなのでしょうか?
早速、田上奏大投手の育成落ちの真相について調べてみました。
田上奏大(そうた)のプロフィール
名前:田上 奏大(たのうえ そうた)
生年月日:2002年11月26日
出身:大阪府大阪市
身長:185cm
体重:83kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
年俸:550万円(2021年シーズン)
経歴:大阪市立敷津浦小学校→大阪市立住之江中学校→履正社高校→福岡ソフトバンクホークス
田上奏大(そうた)の育成契約
元福岡ソフトバンクホークス選手の田上秀則さんを叔父に持つ田上奏大投手は、履正社高校を卒業後、2020年のドラフトでソフトバンクに5位で指名され、プロ入りしました。
1年目の2021年シーズンは二軍で1試合1イニングだけ登板しています。(結果は、被安打1奪三振1無失点)
来シーズン以降の活躍が期待されていた田上奏大投手でしたが、
シーズン終了後の11月25日にソフトバンクから育成での再契約を前提として、来シーズンの支配下契約を行わないことが発表されています。
これに対して、ネット上ではソフトバンクを非難する声が上がっていますね。
田上奏大来季契約結ばず育成打診とかフロントマジでイカれたか
— YuttonChannel🏆 (@YuttonChannel) November 25, 2021
一年目の終わりでそれかよ
それにあの田上秀則の甥やぞ
田上奏大投手の件、これはさすがに…
— A.KOTA (@SASUKE_megu) November 25, 2021
確かに投手としてはまだまだなのはわかるけど、それは最初からわかっていたことなのでは?
それなら最初から育成で指名しておけばよかったのでは?
やっていることがジャイアンツと同じじゃないか…
田上奏大一年で育成マジか。まぁコネ有りの完全素材とはいえなぁ、高卒一年目で育成に落とすなら最初から育成で取れ感が強い。
— 湊@水戸納豆🐑🎵🧸 (@minase3710) November 24, 2021
一方、この育成落ちは、昨年プロ入りしたことから決まっていたことだとする意見もあります。
田上奏大(そうた)の母の病気
実は田上奏大投手の母・由香さんは、田上奏大投手が高校3年生だった2020年に乳がんが発覚、その年の9月に手術を受けています。
手術後も体調がすぐれない母のために、女手一つで育てられた田上奏大投手は、お金が必要でした。
そこで本来は大学進学を予定していましたが、急遽、プロ志望に変更したという経緯があります。
しかし、高校3年生の6月にピッチャーに転向したばかりの田上奏大投手は、高校時代、公式戦登板経験はなく、ドラフトでは指名漏れが有力、あっても育成ドラフトでの指名だろうといわれていました。
育成では契約金はもらえず、年俸以外にもらえるのは支度金300万だけです。
そこでかつては叔父もプレーして縁があるソフトバンクが、本来は育成指名予定だった田上奏大投手にまとまった契約金を渡そうと、
1年目終了後に育成落ちにすることを条件に、育成ドラフトではなく、支配下ドラフトで指名を行ったと言われています。
田上奏大投手の契約金は推定3000万円です。
いくら田上奏大投手の将来性を高く評価していたからと言って、育成ドラフトで獲得できる選手を支配下ドラフトで指名するのでしょうか?
にわかには信じられませんね。
でも、ソフトバンクならやりかねないとも思えます。
田上選手は母子家庭であり、かつ母が癌で治療費がどうしても必要であったため、田上選手はどうにかしなければいけないという理由で大学でなくプロの道を選んで、その事情を知ってたホークスが投手として無名の選手だったが、契約金のない育成でなく、支配下で獲った。https://t.co/0jtTDllDpH
— 西山 心 (@nankamenboine) November 25, 2021
田上は素質はすごいけど投手転向が3年途中からで公式戦登板実績がない。
— Rui (@RuiTigers06) November 24, 2021
また、叔父が元ホークスの捕手、母の癌治療費を稼ぐためにプロを目指した経緯があるらしいので、ソフトバンクは育成評価ではあったが治療費を多く渡すために支配下契約で田上を獲った
という可能性があるらしい
真偽はわからぬが https://t.co/QcaeyMKAci
田上の母が病気で治療費が必要
— ライトゴロ🔥 (@MqJf2lamkW8lOYH) November 26, 2021
そのために元々育成指名のところを契約金を渡すために支配下指名にしたことが本当ならソフトバンクは相当な善良球団やぞ
田上奏大(そうた)のまとめ
田上奏大投手の育成落ちの真相は本当のところはどうなのかわかりません。
でも大事なの本人の意思です。
田上奏大投手は育成になることに関しては
「できていない部分はまだあるので、育成になることに関しては前向きに考えています。頑張ります」
と話されています。
本人が納得している以上、周りがとやかく言うことではないと思いますね。
それに田上奏大投手は今年の秋季キャンプのシート打撃では、ストレートだけで上林選手や栗原選手ら主力クラスを打ち取るなどアピールを見せいています。
意外と早く支配下に復帰するかもしれませんね!