古豪復活を目指す明治大学陸上部。
その明治大学を主将の鈴木聖人選手とともにWエースとして引っ張っているのが、4年生の手嶋杏丞選手です。
「手嶋杏丞」の名前の読み方は“てしま きょうすけ”
今年の手嶋杏丞選手は3000mで日本人学生最高記録を更新するなど、トラック競技で自己ベストを連発しており、これから始まる駅伝シーズンでの活躍が期待されています。
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手嶋杏丞(きょうすけ)のプロフィール
名前:手嶋 杏丞(てしま きょうすけ)
生年月日:1999年6月14日
出身:宮崎県小林市
身長:168cm
体重:48kg
経歴:小林市立西小林中学校→宮崎日大高校→明治大学
手嶋杏丞(きょうすけ)の中学高校時代
中学時代の手嶋杏丞選手はサッカー少年でした。
今でも特技はリフティングで、なんと1000回もできるそうです。
中学卒業後は宮崎日大高校に進学。
周りの勧めもあり、手嶋杏丞選手は高校から陸上人生をスタートさせます。
下級生時代は大会や駅伝への出場はありませんでしたが、持ち前の負けず嫌いの精神で、着実に力を付けていきました。
高校3年生の時には南九州高校総体の5000mで、わずか0.01秒差で競り勝ち、インターハイ出場を果たしています。
手嶋杏丞(きょうすけ)の大学時代
高校卒業後は明治大学の情報コミュニケーション学部に進学します。
大学では2年生の全日本大学駅伝で大学三大駅伝デビュー!
2区を走り、区間16位の成績で、チームは総合15位でした。
箱根駅伝への初出場も2年生の時で、3区を走り、区間7位。(チームは総合6位)
箱根駅伝
— elina (@elina__tm) January 2, 2020
3区
明治大学
手嶋 杏丞 選手
見れてよかった!
本当にかっこよかった(;_;) pic.twitter.com/SCk7Ow04YO
3年次の全日本大学駅伝では3区を走り、区間7位。(チームは総合3位)、
箱根駅伝では7区を走り、区間11位。(チームは総合11位)
4年生からは個人種目でも自己ベストを次々と更新し、めざましい活躍を見せています。
手嶋杏丞選手の自己ベストは
3000mが7分49秒76、
5000mが13分31秒51、
10000mが28分13秒70
ですが、これらはすべて4年次に記録したものです。
特に3000mの7分49秒76はこれまでの日本人学生最高記録を更新するものでした。
※同日に行われた別の競技会で順天堂大学の三浦龍司選手が7分48秒07をマークしたために歴代2位。
3000mDAY‼️
— 大学駅伝のトリセツ (@ekiden_boy_jp) June 12, 2021
男子3000mがこんなに激アツな日はあったことある?
・三浦龍司(順大)7:48.07=日本歴代4位,学生新
・相澤晃(旭化成)7:49.66=日本歴代6位
・手嶋杏丞(明大)7:49.76=日本歴代7位,学生歴代2位
よりにもよって同じ日に三浦選手も記録を更新してしまったのは、ちょっぴり不運でしたね。
三浦選手が更新したのがせめて、もう数日でも遅れていたら、もっと騒がれていたはずです。
手嶋杏丞(きょうすけ)の進路
大学卒業後、手嶋杏丞選手は旭化成に入社し、陸上を続けることが決まっています。
旭化成は手嶋杏丞選手の地元・宮崎県にある実業団チームです。
ニューイヤー駅伝では2017年から2020年にかけては4連覇を達成している強豪でもありますし、手嶋杏丞選手にとって、とてもいいチームではないでしょうか。
手嶋杏丞(きょうすけ)のまとめ
今シーズン、絶好調の手嶋杏丞選手。
出雲駅伝にはチーム自体の出場がありませんでしたが、
残る全日本大学駅伝と箱根駅伝では区間賞を獲るような走りを見せてほしいですね!