2021年ドラフトで広島カープから育成ドラフト4位で指名された坂田怜投手。
188cmの長身から放たれるナックルボールが武器のピッチャーです。
実は、坂田怜投手は大学3年生の4月に心臓病の手術を受けています。
そして、半年以上のリハビリから復帰後にナックルボーラーに転向!
そこから、わずか1年足らずで、プロ入りを果たしています。
広島東洋カープ 育成4位指名
— 星子🌙.*·̩͙ (@ibata_my_hero6) October 11, 2021
坂田怜くん(投手・正智深谷→中部学院大学)
本当におめでとうございます。
嬉しい(;▽;)
さぞかしカープユニが似合うことでしょう。
身体に気をつけてがんばってください。
ずっと応援してまーーーす!!
(3年前の写真😂) pic.twitter.com/99XRg59YN1
坂田怜のプロフィール
名前:坂田 怜(さかた れい)
生年月日:1999年9月13日
出身:埼玉県
身長:188cm
体重:90kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:熊谷市立奈良中学校→正智深谷高校→中部学院大学
坂田怜の中学時代
中学時代、坂田怜投手は熊谷リトルシニアでプレー。
3年生の春と夏に全国大会に出場。
夏のリトルシニア日本選手権大会ではベスト8入りを果たしています。
私の母校、奈良中学校出身の坂田怜さんが、昨日のドラフト会議で、広島から育成4位で指名されました。
— 熊谷市長 富岡 清 (@tomioka_kiyoshi) October 12, 2021
坂田さんは、リトルシニア、正智深谷、中部学院大と野球を続けてこられました。
大学3年の春に、心臓の大手術を受けましたが、その後、本人の努力で見事に復活を遂げたそうです。
凄いですね。
坂田怜の高校時代
中学卒業後は正智深谷高校に進学。
正智深谷高校は埼玉県深谷市にある私立の学校です。
甲子園出場経験はありませんが、OBには元プロ野球選手の白鳥正樹さん(元ロッテ)と猪爪義治さん(元西武)がいます。
ちなみに坂田怜投手が中学時代に所属していた熊谷リトルシニアは、猪爪義治さんが立ち上げたチームですね。
高校時代、坂田怜投手は特筆する成績を残しておらず、
3年夏の埼玉県大会も狭山ヶ丘高校に7対8で敗れ、初戦敗退に終わっています。
坂田怜の大学時代
プロを目指して進学した中部学院大学では1年生から公式戦に出場。
1年秋のリーグ戦では初登板初先発を完封勝利で飾っています。
2年生になってからはストレートの最速は143km/hを記録するまでになり、順調に成長していました。
坂田怜と心臓病
しかし、大学2年生の3月に心臓病が発覚。
病名は「バルサルバ洞動脈瘤破裂」でした。
坂田怜投手はすぐに地元・埼玉県内の病院に入院。
2週間の精密検査期間の後、4月15日に手術を受け、その10日後に退院しました。
異変が起きたのは、大学2年が終わろうとする3月。なぜかすぐに息切れし、動悸を感じるようになりました。病院で検査を受け「バルサルバ洞動脈瘤破裂」と診断されます。心臓が血液を送り出す大動脈の根元(バルサルバ洞(どう))が膨らみ破裂。医師から「穴があいて血が逆流し、軽い心不全になっている。手術したほうがいい」と告げられました。
今秋ドラフトの“隠し玉”! 心臓手術を経てナックルボーラー転向の長身右腕 ~ 坂田怜(中部学院大4年)
心臓病の手術を受けた影響は大きく、半年間はまともに投げることはできずに球速は130km/h前後まで下がってしまいました。
思うようなピッチングができない坂田怜投手に中部学院大学の原克隆監督はナックルボーラーに転向することを提案します。
最初はびっくりした、と言う坂田怜投手ですが、3年冬からナックルボールの取得に取り組み始めました。
そして4年秋のリーグ戦で復帰。
東海学院大学戦にリリーフとして登板し、1イニングを無失点に抑えています。
坂田怜のまとめ
心臓病を克服してプロ入りを果たした坂田怜投手。
現在のプロ野球で誰も投げていないナックルボールという魔球を武器に、一日でも早く支配下に昇格してほしいですね!
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