矢澤宏太(日体大)は二刀流のドラフト候補！出身中学や高校は？球速球種は？

日本体育大学のドラフト候補・矢澤宏太投手。

身長173cm体重70kgと小柄ながらも、投打の両方でプロから注目されている二刀流選手です。

250人以上の部員がいる日本体育大学で3年春から４番・ピッチャーとして活躍を続けています。

#首都大学野球 1部リーグ

2季ぶり25回目の優勝を狙う #日体大は #矢澤宏太投手（3年・藤嶺藤沢）が「4番・投手」の二刀流で出場‼️

先週の帝京大戦では自己最速の150キロを計測し、2安打完封勝利を収めています⚾️#日本体育大 #首都劇場 pic.twitter.com/kKmR6jTdab
— Full-Count（フルカウント） (@Fullcountc2) September 19, 2021

〜もくじ〜

1 矢澤宏太のプロフィール
2 矢澤宏太の小中学時代
3 矢澤宏太の高校時代
4 矢澤宏太の大学時代
5 矢澤宏太のプレースタイル
6 矢澤宏太の進路
7 矢澤宏太のスカウト評価
8 矢澤宏太のまとめ

矢澤宏太のプロフィール

名前：矢澤宏太(やざわこうた)
生年月日：2000年8月2日
出身：東京都町田市
身長：173cm
体重：70kg
投打：左投げ左打ち
ポジション：ピッチャー兼外野手
経歴：町田市立忠生中学校→藤嶺藤沢高校→日本体育大学

矢澤宏太の小中学時代

矢澤宏太投手は6歳から町田リトルで野球を始めました。

中学時代は町田シニアでプレー。

中学卒業後は神奈川県にある藤嶺藤沢高校に進学します。

矢澤宏太の高校時代

藤嶺藤沢高校は1985年の夏に1度だけ甲子園に出場したことがある私立の学校です。

OBには元プロ野球選手の石井貴さん(現・東北楽天コーチ)らがいます。

石井さんは2015年から2016年にかけて藤嶺藤沢高校の非常勤コーチをされており、矢澤宏太投手も石井さんの指導を受けていました。

激戦区・神奈川で驚異的な奪三振率を誇る神奈川のドクターK・矢澤宏太(3年)。最速148㎞の直球と落差抜群のスライダーを操り、対峙する打者は天を仰ぐ事がしばし。昨年まで赴任した石井貴(元西武)の教えを忠実に守り、抜群の腕の振りを身に付けた。藤嶺藤沢悲願の聖地初白星の鍵はこの男が握る！ pic.twitter.com/bCPzVW9sRD
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) June 5, 2018

矢澤宏太投手は高校では1年夏からベンチ入り、1年秋からエース。

1年秋の神奈川県大会は4回戦で平塚学園に1対5で敗退。

2年夏の神奈川県大会は初戦敗退。

2年秋の神奈川県大会はベスト8。

3年春の東海大相模高校との練習試合には、矢澤宏太投手を視察に日米9球団17人のスカウトが集まり話題になりました。

春季高校野球神奈川県大会@藤沢八部球場
藤嶺藤沢15-0慶応湘南藤沢(6回コールド)

藤嶺藤沢のエース矢澤宏太(3年・左投左打)が6回参考ながらノーヒットノーラン（3四球10奪三振）。最速は144キロで毎回140キロ台をマーク。スライダーのキレも申し分なく、プロ志望なら指名有力だと思います。 pic.twitter.com/ribejA3lB5
— 西尾典文 (@Norifumi_Nishio) April 8, 2018

3年夏の神奈川県大会では準々決勝で横浜創学館に延長10回6対12で敗退。

最速148km/hのストレートに加え、高校通算32本塁打を記録していた矢澤宏太投手は3年秋にはプロ志望届を提出。

しかし、残念ながら、指名漏れに終わり、卒業後は日本体育大学に進学しました。

矢澤宏太の大学時代

大学では1年春から外野手としてリーグ戦に出場。

1年秋には1番・センターの座を獲得し、42打数12安打7打点、打率.286、2本塁打の好成績を残しています。

その活躍が認められ、1年冬には大学日本代表候補合宿に招集。

合宿で計測した50メートル走では、並木秀尊選手(現・ヤクルト)、五十幡亮汰選手(現・日本ハム)に次ぐ、全体で3番目のタイムとなる5秒8をマークし、周囲を驚かせていました。

【侍ジャパン選考合宿🇯🇵】

11月30日から愛媛県、坊ちゃんスタジアムで開催されます、「侍ジャパン大学日本代表合宿」に以下2名が選ばれました！！

森博人投手(3年 #豊川)
矢澤宏太外野手(1年 #藤嶺藤沢)

応援の程、よろしくお願いします！ pic.twitter.com/amEGeBM3ix
— 日本体育大学硬式野球部 (@ntblabo) November 13, 2019

2年春のリーグ戦は新型コロナウイルスの影響で中止。

2年秋は3番・ライトで、19打数7安打2打点、打率.368の成績で外野手のベストナインを受賞。

3年春からはエースで4番打者の二刀流で活躍！

帝京大学との２回戦でサヨナラホームランを放つと、
翌週の筑波大学戦では2021年のドラフト1位候補の佐藤隼輔投手との投げ合いを制し、初完封を記録しています。

矢澤宏太のプレースタイル

矢澤宏太投手は身体能力に優れたピッチャー兼外野手です。

ストレートの最速は大学3年秋に記録した150km/h。

変化球は縦横2種類のスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップなど。

首都リーグ
日体大0ー1武蔵大
8回終了。武蔵大1点リードで最終回へ。8回裏矢澤宏太（③藤嶺藤沢）は三者連続三振で今日も2桁奪三振。 pic.twitter.com/HEhBX1wL3y
— IBUKI (@ooyunohara) May 22, 2021

打者としてはフルスイングが魅力の左の強打者。

大学では3年春から4番を任されています。

【劇的サヨナラ弾⚾️✨】

昨日行われた帝京大戦で、矢澤宏太(3年・藤嶺学園藤沢)が、同点で迎えた9回裏、初球を振り抜きライトへサヨナラ弾を放ちました！！

引き続き、日体大野球部の応援をよろしくお願い致します🔥#NITTAIBASEBALL pic.twitter.com/mE3wRi5C43
— 日本体育大学硬式野球部 (@ntblabo) April 26, 2021

矢澤宏太の進路

矢澤宏太投手はまだ3年生のため、大学卒業後の進路は不明です。

しかし、高校時代にプロ志望届を提出していることからも分かるように強いプロ志望の持ち主ですので、おそらく大卒でのプロ入りを目指すものと思われます。

矢澤宏太のスカウト評価

ロッテ・井辺スカウト
「肩も強いし、打撃のセンスもある。足もあるし、素質は十分」

阪神・吉野スカウト
「見てきたなかできょうが一番コントロールが良い。夏の初登板にしては上出来、身体能力も高い」

西武・鈴木葉留彦球団本部長
「スライダーがいい。思い切りもいいし、角度がある球が投げられる。打撃も走塁も上手いし、非凡なセンス」

巨人・岡崎スカウト部長
「腕の振りがしなやか。下半身が出来れば面白い」

楽天・長島スカウト部長
「打撃を見てもセンスがあるのがわかる」

ソフトバンク・荒金スカウト
「しっかり腕が振れているし、面白いと思います。これからでしょう」

矢澤宏太のまとめ

矢澤宏太投手は二刀流について
「どっちも極めて、いずれ、どちらかに絞れたらと思います」
と話されています。

個人的には、できれば、プロでも二刀流を貫いてほしいですね。

矢澤宏太投手のような体がそれほど大きくない選手が、二刀流で活躍することは、
体に恵まれた大谷翔平投手が二刀流で活躍することよりも、
ある意味、子供たちに夢を与えられるような気がしますね。