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市原勝人監督(二松学舎大附)のwiki風経歴!指導方針や現役時代は?

二松学舎大学附属高校野球部市原勝人監督

全国屈指の激戦区である東京都から、監督として春夏合わせて7度甲子園に出場している名将です。(※2021年時点)

また、日本代表の4番・鈴木誠也選手ら多数のプロ野球選手を育て上げている名指導者でもあります。

今回はそんな市原勝人監督現役時代経歴などについて調べてみました。

市原勝人監督のプロフィール

名前:市原 勝人(いちはら かつひと)
生年月日:1965年3月4日
出身:東京都
経歴:荒川区立第五峡田小学校→荒川区立第九中学校→二松学舎大学附属高校→日本大学→NTT信越

市原勝人監督の現役時代

市原勝人監督は、荒川区立第五峡田小学校荒川区立第九中学校を経て、二松学舎大学附属高校進学します。

この荒川区立第五峡田小学校→荒川区立第九中学校→二松学舎大学附属高校という経歴は、鈴木誠也選手と全く同じですね。


市原勝人監督の現役時代のポジションはピッチャーで、高校の同期のチームメイトには元ヤクルトの上地和彦選手がいました。

市原勝人監督は高校では1年春からベンチ入りし、3年春にはエースとしてセンバツに出場。

この時は同じ東京から出場していた荒木大輔投手擁する早稲田実業に注目が集まっていて、二松学舎大附属高校はほとんど注目されていませんでした。

しかし、初戦長野高校6安打完封して波に乗ると、強豪校を次々と破り、決勝まで進出します。

決勝PL学園と対戦し、2対15という記録的な大敗を喫しましたが、学校初の準優勝貢献しました。


高校卒業後は日本大学NTT信越(現・信越硬式野球クラブ)野球を続けます。

NTT信越時代には、3年連続都市対抗に出場し、1994年現役を引退しました。

市原勝人監督の指導者時代

現役引退後は臨時コーチを経て、1996年31歳の若さで、二松学舎大附属高校監督に就任。

就任6年目2002年2004年センバツ出場を果たすも、
は惜しいところまではいくものの、なかなか甲子園までは届かず、
東東京都大会決勝では3年連続を含む5連敗を喫していました。


それでも、大江竜聖投手(現・巨人)がいた2014年決勝では帝京を破り、ついに学校悲願の夏の甲子園初出場を達成しました。

その後は、2017年2018年夏連続出場を果たすなど、チームを春夏通算7度の甲子園に導いていています。

市原勝人監督の指導方針

市原勝人監督足りないところや欠点の修正は最低限にとどめ、足りている個性を伸ばすことに重きを置く指導をされています。

これは、監督が環境をしっかりと整えてあげれば、選手たちは勝手に育っていくもので、
マニュアルに則った杓子定規な教え方をしているだけでは、各々の選手の力を開花させてあげることはできない、と考えられているからです。

「私がもっとも大切にしているのは、選手の持つ力を100%発揮させてあげるには、どのように接していけばいいのか、どのような環境を作ってあげればいいのか、ということである」
と著書に書かれていました。

詳しくはこちらをどうぞ↓

市原勝人監督の主な教え子

小杉 陽太

投手。2008年横浜ドラフト5位。

鈴木 誠也

外野手。2012年広島ドラフト2位。

大江 竜聖

投手。2016年巨人ドラフト6位。

永井 敦士

外野手。2017年広島ドラフト4位。

秋広 優人

内野手。2020年巨人ドラフト5位。

市原勝人監督のまとめ

市原勝人監督が率いる二松学舎大学附属高校今年(2021年)には3年ぶり4回目となる甲子園出場を果たしています。

出場にあたり、市原勝人監督
「今年は想像以上のチームに育った。優勝を目指す」
と宣言されています。

いつも謙虚な市原勝人監督がここまで言うのには、よほど今年のチームに自信があるのでしょうね。

今年の甲子園では二松学舎大学附属高校の戦いぶりに注目ですね!


市原勝人監督が今年のチームにここまで自信を持っているのは絶対的エースの秋山正雲投手の存在が大きいと思われます。

秋山正雲投手についてはこちらを→秋山正雲(二松学舎大附)はドラフト候補のピッチャー!兄もすごい?出身中学や球速球種は?