野球

渡辺勝(中日)一本足で支配下へ!東海大相模での成績や年棒は?

現在、支配下選手が65人(上限70人)の中日ドラゴンズは、今シーズンの開幕までに複数の育成選手を支配下登録する可能性があります。
野手陣の中で、一番支配下登録に近いといわれているのが、育成3年目の渡辺勝選手。
渡辺選手は俊足巧打の外野手です。
高校時代は、名門・東海大相模1年生からレギュラーを獲り、甲子園にも3度出場し、3年春選抜大会では日本一にも輝いています。

 

名前:渡辺 勝(わたなべ まさる)
生年月日:1993年10月14日
出身:神奈川県横浜市
身長:172cm
体重:80kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手
年棒:300万円
経歴:横浜市立丸山台中学校→東海大相模→東海大学→中日ドラゴンズ

 

渡辺選手は、中学時代は「戸塚シニア」でプレー。
高校は、東海大相模に進学します。

高校1年生からライトでレギュラーを獲得すると、1年秋に1番打者として、県大会・関東大会で優勝神宮大会で準優勝を果たしています。
翌2年春の選抜大会に出場。
初戦で敗れますが、ツーベースヒットを打っています。

2年夏の神奈川県大会では、打率.500を記録し、チームとしては33年ぶりとなる夏の甲子園出場を決めます。
甲子園でも打率.429と打ちまくり、準優勝に貢献しました。

3年春選抜大会では打率.417の活躍で、甲子園優勝を達成。
3年の夏は神奈川県大会では、5回戦で乙坂智(横浜DeNA)、近藤健介(日本ハム)擁する横浜高校に敗れて、甲子園出場はなりませんでした。

高校時代の同級生には、田中俊太選手(巨人)、菅野剛士選手(ロッテ)がいます。

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高校卒業時には、プロ志望届を提出せず、東海大学に進学。
1年春のリーグ戦は出場なりませんでしたが、チームが優勝して出場した6月の大学選手権の初戦で、いきなり7番・ライトでスタメン出場。
見事、期待に応えて決勝タイムリーを打ちました。

1年秋のリーグからはレギュラーを奪取。
3年秋のリーグ戦では、外野ベストナイン、4年春のリーグ戦ではMVPベストナインを獲得しています。
全国大会には1・3・4年の春選手権に出場し、3年春に13年ぶりの全国大会優勝にも貢献しています。

大学時代の同級生には、中川皓太投手(巨人)、吉田侑樹投手(日本ハム)がいました。

野球の名門の高校・大学で1年生からレギュラー。
しかも、高校・大学ともに全国大会優勝を果たしています。
ぜひ、プロでも日本一を経験してもらいたいですね。

 

○一本足打法
渡辺選手のバッティングフォームは、一本足打法です。
一本足打法といえば、王貞治さんが有名ですが、王さんは現役時代、一本足打法を荒川博コーチと一緒に作り出しました。
実は、渡辺選手の一本足打法も、中学時代に荒川博さんから直接教わって、習得したものです。

一本足打法は習得が難しく、悔しくて泣いたこともあったそうです。
そんな時、荒川さんから
「人間ダメになったときが成長するときだから」
と励まされました。
その言葉は今でも渡辺選手の心の支えになっていると言います。

荒川さんは2016年に、惜しまれつつお亡くなりになっていますので、渡辺選手が最後の弟子ということになりそうです。

 

2018年シーズンは、高校時代のチームメイトの田中俊太選手(巨人)と菅野剛士選手(ロッテ)が、大学・社会人を経てプロ入りしてきます。
渡辺勝選手も、二人に負けないように早く支配下に上がらなければいけませんね。
そしてナゴヤドームで、一本足打法から放たれるヒットが見たいな。