女子重量挙げニュージーランド代表のローレル・ハバード選手。
東京オリンピックでは女子87キロ超級のメダル候補にも名前が上げられているローレル・ハバード選手ですが、
その実力以外のところでも注目を集めています。
実はローレル・ハバード選手は元・男性!
オリンピック初のトランスジェンダー選手なんですね。
何でも初めてというものには困難なことが付き物で、ローレル・ハバード選手が女性としてオリンピックに出場することには批判的な意見も多いようです。
I wonder who is going to win the Olympic gold for the ‘women’s’ weightlifting 👀 absolute joke 😂 #LaurelHubbard pic.twitter.com/7QwU6yS9J8
— Ash (@AshElward88) June 21, 2021
ローレル・ハバードのプロフィール
名前:ローレル・ハバード
生年月日:1978年2月9日
出身:ニュージーランド
身長:185cm
体重:130kg
ローレル・ハバードの成績
20代の頃は男子選手として活躍していたローレル・ハバード選手は、2012年にホルモン治療を受けて女性となっています。
2013年からは女子選手として大会に出場。
2017年のウェイトリフティング世界選手権では女子87キロ超級で銀メダル、2019年のパシフィックゲームズでは金メダル、
さらに2020年、イタリア・ローマで開催されたワールドカップでも金メダルを獲得しています。
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— Susan Larson ♀️🏳️🌈🏳️⚧️ (@Susan_Larson_TN) June 30, 2021
現在の世界ランキングは17位(2021年6月)。
ローレル・ハバードへの批判
ローレル・ハバード選手が女性として、オリンピックに出場することには海外を中心に多くの批判的な意見があるようです。
ローレル・ハバード選手と同じ階級ベルギーのアンナ・バンベリンゲン選手は
「まず最初に私はトランスジェンダーコミュニティを全面的に支持しています。今から言うことは、このアスリートのアイデンティティを拒絶しているわけではありません」
と前置きしながら、
「トランスジェンダー選手が女子スポーツに出場するのはまるで“悪い冗談”のように感じます」
「重量挙げを高いレベルでトレーニングしたことのある人なら誰でも、この特殊な状況はスポーツとアスリートにとって不公平だとわかるはずです」
とコメントされています。
また、トランプ前米大統領は
「1つの競技に男女(おとこおんな?)が参加していることから東京五輪が台無しになった」
と強烈に批判をしています。
特に、いろいろな意見がある中で圧倒的に多いのは
「性別適合手術をしているとはいえ、出生時に男性という性別を割り当てられた選手が女性のカテゴリーで競技をすることは、ほかの選手にとって不利ではないか」
という意見ですね。
ローレル・ハバードのまとめ
ローレル・ハバード選手は身長185cm、体重130kgと他の選手と比べて、明らかに大柄です。
競技をする上で有利なのは間違いないでしょう。
しかし、批判の矛先をローレル・ハバード選手個人に向けるのは間違っていると思います。
ローレル・ハバード選手はIOC(国際オリンピック委員会)の決めた出場資格をクリアして、大会に臨んでいます。
批判や議論が必要なのは現行のルールやシステムの方です。
これについては今後、見直されていくことでしょう。
ローレル・ハバード選手には東京オリンピックでは周りの意見など気にせず、力を発揮してほしいですね!
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