ボクシングウェルター級・日本代表の岡澤セオン選手。
ディフェンス能力が高いサウスポーのボクサーです。
ガーナ人の父と日本人の母を持つハーフのアスリートで、東京オリンピックではメダル獲得が期待されています。
五輪内定!
— Sewon 岡澤セオン (@5678243) March 11, 2020
一度負けても諦めず戦い抜けたのは、間違いなく沢山の方々の応援のお陰です!本当に有難うございました。
もっと強くなります!
待ってろ東京五輪🔥 pic.twitter.com/XWJC9CrYBT
岡澤セオンのプロフィール
名前:岡澤 セオン(おかざわ せおん)
生年月日:1995年12月21日
出身:山形県山形市
身長:179cm
体重:69kg(ウェルター級)
利き手:ボクシングではサウスポーだが、本来は右利き
経歴:山形大学附属幼稚園→山形大学付属小学校→山形大学付属中学校→日大山形高校→中央大学
岡澤セオンの父親
岡澤セオン選手のお父さんはガーナ人です。
名前や職業など詳しいことはわかっていません。
岡澤セオン選手の“セオン”という名前は、エジプト神話の神・セトからとって、お父さんが名付けました。
「偉大なる強さ」という意味があるそうです。
ボクシングをしている岡澤セオン選手にぴったりの名前ですね。
岡澤セオンの母親
岡澤セオン選手のお母さんは山形市内で、飲食店やホテルなどを経営している「おかざわグループ」の社長・岡澤英雄さんの娘です。
お母さんはその中の一つ飲食店「味の店すずらん」を任されています。
この「味の店すずらん」は人気番組「旅猿」でも紹介されるほど人気の老舗飲食店です。
新鮮な刺身やお寿司がおいしいと評判とのこと。
山形市内に立ち寄った時は、一度は訪れてみたいお店ですね!
岡澤セオンとカレー
岡澤セオン選手は実家が飲食店を経営していることもあり、料理好きです。
特にカレーにはこだわりがあり、家には十数種類のスパイスを常備していて、コロナ禍で練習以外は「ステイホーム」が推奨される中、自宅でのカレー作りに打ち込んでいました。
🥊アマボクNEWS🥊:【東京五輪】外出自粛でも前向きに!予選が転機となった男子代表・岡澤セオンのカレーづくり🍛 https://t.co/TYMTgMG8sH pic.twitter.com/0IJewFyb7r
— 日本ボクシング連盟(JABF) (@Jabf_revival) April 14, 2020
得意メニューはバターチキンカレー。
もちろん市販のルーを使わず、18種類ものスパイスを組み合わせて作っています。
また、東京都内で合宿がある際には「カレーの聖地」と呼ばれる神保町で食べ歩きもしているそうです。
岡澤セオンの高校時代
岡澤セオン選手は小学1年生から9年間、レスリングをされていました。
ボクシングを始めたのは高校からです。
進学した日大山形にはレスリング部が無かったため、陸上部かラグビー部に入ろうと考えていた岡澤セオン選手でしたが、
入学式当日に不良っぽい服装をした先輩から
「ボクシング部に入れ!」
と強制的に入部届を書かされ、ボクシング部に入部させられました。
不本意な形でボクシングを始めた岡澤セオン選手でしたが、
みるみると上達し、高校3年生の時には山形県高校総体でライト級を制覇しています。
ちなみにボクシングにさそってくれた先輩とは今でも連絡を取り合うほど仲がいいそうです。
岡澤セオンの大学時代
高校卒業後は中央大学に進学。
大学では1年生の時に国体で3位、
4年生の時に国体で準優勝を経験しています。
母校の中央大学に行ってきました!
— Sewon 岡澤セオン (@5678243) March 21, 2020
超良い雰囲気だった🔥中大最高🔥#chuo_family #鬼キツかった #途中から声出し役追い込み役に逃げた #逃げ #逃げるの得意 pic.twitter.com/4jXDAIyz8z
大学卒業後はボクシングを引退して就職すると、母親と約束して、都内の企業からも内定をもらっていた岡澤セオン選手でしたが、
大学4年の秋に、全日本選手権ライトウエルター級の準決勝で敗れて、未練を残すと、大学の後輩からも現役を続けるよう説得されました。
そして、鹿児島県体育協会が20年の地元国体に向けて指導員を探していると話を聞き、親にも話さず内定を蹴り、大学卒業後はかばん一つで鹿児島へと旅立ちました。
岡澤セオンの鹿児島時代
鹿児島では鹿児島県体育協会の指導員として、鹿屋工高生を中心に県内の選手を教えつつ、鹿屋市のジム「Wild.b sports」に所属し、ボクシングを続けます。
2018年の全日本選手権で初優勝!
そして、2020年の東京五輪アジア・オセアニア大陸予選で勝利し、オリンピック出場権を獲得しました。
岡澤セオンのまとめ
岡澤セオン選手は東京オリンピックに向けて
「今すごく自信がついている。本番でもメダルが取れると思っている。残り2カ月で100%金メダルが取れる状態に仕上げたい」
と話されています。
アマチュアボクシング界を盛り上げるためにも、岡澤セオン選手にはぜひとも金メダルを獲得してほしいですね!