東京オリンピック・サッカー日本代表候補の、アビスパ福岡の冨安健洋選手がベルギー1部シントトロイデンに移籍することが決定!
まだ、19歳の冨安選手ですが、福岡が生んだ“最高傑作”と呼ばれ、U-13から各世代別日本代表には選ばれ続けている世代を代表するディフェンダーです。
名前:冨安健洋(とみやす たけひろ)
生年月日:1998年11月5日
出身:福岡県福岡市
身長:188cm
体重:78kg
ポジション:センターバック ディフェンシブハーフ
利き足:両足
経歴:三筑キッカーズ/バルセロナスクール福岡校→アビスパ福岡U-15→アビスパ福岡U-18(九州産業大学付属九州高等学校)→ アビスパ福岡
愛称:トミ
○サッカーを始めたきっかけ
最初、富安選手は、姉2人が水泳をやっていた影響で、水泳を始める予定でした。
しかし、おばあちゃん家のランニングマシーンで遊んでいたら、コケて顎を縫うことになり、「縫っているから水泳はしばらく無理だね」ということになったそうです。
ちょうど、そのタイミングで幼稚園でサッカーの体験教室があり、参加したところサッカーの楽しさにのめり込んみ、そのままサッカーを始めました。
○FCバルセロナスクール
富安選手は、小学生の頃は、福岡県福岡市にある「三筑キッカーズ」に所属していました。
11歳の時、福岡にバルサスクールが開校すると、コーチが
「福岡にバルサのスクールができるから行ってみたらどうか」
と入会を勧められ、週2回通うようになりました。
小学校卒業時には同スクールのスペイン遠征にも参加。
アトレティコ・マドリーには1-10で惨敗したが、富安選手の能力は高く評価され、バルサの下部組織に推薦されたそうです。
しかし、小学生をスペインに連れていくのは難しく、話は立ち消えになりました。
中学からは、アビスパ福岡の下部組織に入団。
2015年に、高校2年生ながら同チームに2種登録。
2016年にはプロ契約を結び、アビスパ福岡初の高校生Jリーガーとなります。
このためか、高校を中退した。と、ネットで噂されたようですが、中退した事実はないようです。
九州産業大学付属九州高校に通っていたようですが、無事に卒業しているようです。
2017年シーズンは、代表招集と出場停止を除く全35試合に先発フル出場をし、アビスパ福岡の主力として活躍しました。
○年代別日本代表
富安選手は、U-13から各世代別日本代表には選ばれ続けています。
特に中山雄太選手(柏レイソル)とのセンターバックコンビは鉄壁。
「AFC U-19選手権2016」では全試合無失点に抑えて、日本の初優勝に貢献しています。
早くこの2人をA代表で見てみたいですね。
中山選手については詳しくはこちらを→中山雄太の彼女や小学中学高校は?
○プレースタイル
富安選手は188cmの長身ですが、左右両足を遜色なく器用に扱い、長短のパスを正確に蹴ることができるなど足もとの技術にも長けています。
また、本職はセンターバックですが、ボランチとしてもプレーできるユーティリティ性も魅力です。
○海外移籍
ベルギー1部シントトロイデンに移籍することで決まった富安選手ですが、将来の目標は、プレミアリーグでプレーすることです。
2015年に、親善試合でU−18イングランド代表と対戦したことがきっかけで、富安選手は、プレミアリーグでプレーしたいと思うようになりました。
ただ、プレミアリーグでプレーするための英国の労働許可証を取得するには、日本のフル代表として過去2年間の公式戦(親善試合は含めない)の出場率が75%以上あることなどの厳しい条件があります。
そのためにも早くフル代表に呼ばれるようになってほしいですね。