富士大学のドラフト候補・山城響選手。
山城響選手は内外野を守れる上に、盗塁もでき、ホームランも打てる万能型の選手です。
沖縄県立知念高校時代にはそれほど注目されていませんでしたが、富士大学進学後は1年生からレギュラーを獲得!
様々なタイトルを受賞するなど活躍を続けています。
山城響 富士大 新4年
— ぶるーたす (@bluamabase) March 24, 2021
知念→富士大に進学すると、3年秋の東北王座決定戦では2試合連続弾を放つパンチ力、2年秋に盗塁王も獲得した走力と、ショートも外野でもベストナインを獲得するなど、走攻守にレベルが高く、今年も弟の山城裕飛とともに富士大の主力として期待される。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/tCLaqm1Pi6
山城響のプロフィール
名前:山城 響(やましろ ひびき)
生年月日:1999年4月7日
出身:沖縄県南風原町
身長:178cm
体重:85kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手兼ショート兼セカンド
経歴:南風原町立北丘小学校→南風原町立南風原中学校→沖縄県立知念高校→富士大学
山城響の弟・山城裕飛
山城響選手の1歳下の弟・山城裕飛選手も富士大学の野球部に所属しています。
ポジションは外野手。
2年生からクリーナップを任されていおり、順当にいけば、来年のドラフトで注目されるはずです。
令和2年度 新人戦 Aブロック
— 北東北大学野球連盟 (@kitatohoku1) November 7, 2020
【最優秀選手賞】
富士大学(2年)山城裕飛 選手
・#北東北大学野球連盟#令和2年度新人戦Aブロック#最優秀選手賞#富士大学 #2年#山城裕飛 #知念高校 pic.twitter.com/H5dOy24HAl
山城響選手は弟について
「一緒に野球をやる最後の年なので、一緒に全国に行って1勝したい」
と話されていますね。
山城響の小中学時代
山城響選手は小学3年生から北丘宮平少年野球で野球を始めました。
中学時代は、軟式野球部に所属。
卒業後は沖縄県立知念高校に進学します。
山城響の高校時代
高校では1年生からベンチ入り、1年秋からは4番を担います。
甲子園出場はなく、2年秋のベスト4が最高成績。
3年夏の沖縄県大会では3回戦の浦添商業戦でライトフェンス直撃のタイムリースリーベースを放ちましたが、試合は5対6逆転で敗れています。
高校卒業後は
「1学年上の先輩が富士大に進学し、同じ沖縄で西武の山川さんや多和田さんが入学して、沖縄では知名度があるので」
と、沖縄から遠く離れた岩手県花巻市にある富士大学に進学しました。
山城響の大学時代
大学では1年春からリーグ戦に出場。
ノースアジア大学戦で代打として公式戦初出場を果たすと、いきなり初球をホームランにし、衝撃のデビューを飾りました。
これをきっかけにショートのレギュラーを獲得し、リーグ優勝に貢献。
続く全日本大学野球選手権には初戦の中京大学戦に2番・ショートでスタメン出場。
山城響選手は3打数1安打0打点、三塁打1本と結果を残しましたが、試合は2対4で敗れています。
以後もレギュラーとして活躍を続け、
1年秋にはショートのベストナイン、2年秋には盗塁王を受賞。
3年時には外野(ライト)を守ると、秋のリーグ戦では2本のホームランを放ち、ベストナインにも選ばれています。
たぶん今シーズン 野球を見る(撮る)機会も終わりだろうなぁ
— 青い人【蒼い人】 (@baseballyeyl) November 17, 2020
なので 今シーズン 一番エグイなぁと思ったバッターを紹介
富士大3年 山城 響 選手
来年 西武の1位でしょうか😆 pic.twitter.com/7hxcbfQBhR
4年生からは主将に就任し、春のリーグ戦ではセカンドとして出場。
最多本塁打賞、最多打点賞、ベストナインの三冠を獲得する活躍で、チームを優勝に導きました。
富士大学の同期のチームメイトには日本ハム・佐藤龍世選手の弟である佐藤大雅選手、石井涼投手らがいます。
佐藤大雅選手についてはこちらを→佐藤大雅(富士大野球部)はドラフト注目!兄やいとこもすごい?出身中学高校は?
山城響のプレースタイル
山城響選手は野球センスに優れたユーティリティープレーヤーです。
積極的なバッティングが持ち味で、3年秋には2本塁打、4年春には3本塁打とパワーもあります。
山城響、三浦瑞樹の高め失投を逃さず振り切ってライトへ2日連続のホームラン pic.twitter.com/HHABFulbDj
— やまけん (@yam_ak_en) November 1, 2020
大学ではショート、セカンド、外野を守っており、その全てでベストナインを受賞しています。
山城響の進路
山城響選手はまだ大学卒業後の進路に関してはあきらかにされていません。
富士大学といえば、OBには多和田真三郎投手、山川穂高選手、外崎修汰選手、佐藤龍世選手(いずれも西武ライオンズ)らがおり、西武と縁の深い大学です。
特に多和田投手、山川選手とは沖縄出身という共通点もありますね。
また、西武は外崎選手、岸潤一郎選手、熊代聖人選手のように複数のポジションを守れる選手が大好きです。
外野、ショート、セカンドを高いレベルで守れる山城響選手は、実に西武好みの選手ではないでしょうか。
※追記 大学卒業後はJFE東日本に入社!
山城響のまとめ
富士大学は4年春のリーグ戦で優勝し、全日本大学野球選手権大会への出場を決めています。
1年時以来の同大会出場となる山城響選手には、攻守にスピード感あふれるプレーを見せて、チームを勝利に導いてほしいですね!