上武大学のドラフト候補・ブライト健太選手。
高校時代から“オコエ2世”と呼ばれ、注目されていた強打の外野手です。
大学進学後はなかなか思うような結果を残せずにいましたが、4年春からレギュラーを獲得すると、打順も4番を任され、活躍を続けています。
※追記 中日ドラゴンズドラフト1位!
ブライト健太 上武大4年
— ぶるーたす (@bluamabase) April 14, 2021
ガーナ人の父を持ち、50㍍5.8秒の俊足、強肩も兼ねそろえた右のスラッガー。葛飾野では3年春以降に実力を開花させて、高校通算38発をマーク。上武大では3年秋までは出場機会は少なかったものの、この4年春に4番レフトとしてレギュラー獲得した。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/H0FOrsiuqV
〜もくじ〜
ブライト健太のプロフィール
名前:ブライト 健太(Bright Kenta)
出身:東京都足立区
身長:183cm
体重:89kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手
経歴:足立区立第十一中学校→東京都立葛飾野高等学校→上武大学
ブライト健太の父母
ブライト健太選手の父はガーナ人、母は日本人です。
同じ東京出身で、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つオコエ瑠偉選手(現・東北楽天)と境遇やプレースタイルなどが似ているため、高校時代から“オコエ2世”と呼ばれていました。
ブライト健太の小中学時代
ブライト健太選手は小学1年生から柔道をされていました。
小学6年生から
「1番難しい競技に挑戦したい」
と野球を始めます。
中学時代は軟式のシニアクラークに所属し、外野手としてプレー。
全国大会などへの出場はなく、卒業後は都立の葛飾野高校に進学します。
ブライト健太の高校時代
高校では2年夏からファーストのレギュラーを獲得。
2年夏の東東京大会では5番打者として出場し、2回戦の東京成徳大戦で2本のヒットを記録しています。(試合は2対3で敗退)
翌3年春の東京都1次予選代表決定戦・豊島学院戦で2本のホームランを放ったのをきっかけに打撃が開眼!
3年春から夏にかけての練習試合で28本ものホームランを量産し、ドラフト候補とし注目されるようになっていきました。
8月10日 夏季オープン戦
— たく (@taku52011) August 10, 2018
上武大 対 立教大
上武大
ブライト 健太君(葛飾野 1年)
今日1番の驚き! 葛飾野の4番として話題になったブライト君が上武にいたとは(^^;
今日はバット引きから代打で登場し四球も豪快なスイングはわくわくしました♪ pic.twitter.com/b6js6gg9PN
3年夏の東東京大会には4番・ファーストで出場。
4打数2安打1打点の活躍を見せましたが、立正大付属立正に5対8で敗れ、初戦(2回戦)敗退に終わっています。
試合終了後には
「プロ志望届は機会があれば出したい」
と、高卒でのプロ入りに前向きなコメントを出されていましたが、
結局、プロ志望届を提出せず、関甲新リーグに所属する強豪・上武大学に進学しました。
ブライト健太の大学時代
上武大学野球部は200人ちかくの部員がいる大所帯のため、なかなかレギュラー獲得にまでは至りませんでした。
それでも2年秋からリーグ戦に出場。
4年春からはレフトのレギュラーを獲得すると、打順も4番を任されます。
4年春のリーグ戦では10試合を終えた時点で、38打数16安打11打点、打率.421、3本塁打と大活躍中です。
2021/4/3
— たく (@taku52011) April 4, 2021
関甲新学生野球春季一部
@小倉クラッチ・スタジアム
上武大
ブライト 健太 選手(4年 葛飾野)
4番レフトで出場すると6回に2点タイムリー3ベースを放つなど活躍。
スコアボードの表記がB健太ってアルファベットと漢字が混ざって、珍しいし
なんかかっこ良かった! pic.twitter.com/HbQMWy4wzn
ブライト健太のプレースタイル
ブライト健太選手は身体能力の高いプロ注目の外野手です。
スイングスピードは驚異の156km/hを記録。
※プロ平均レベルは144km/hと言われています。
上武大学の谷口英規監督も
「走攻守のバランスがとれた選手で、声がよく出て元気もいい。長打力を発揮して、クリーンアップの一角を任せられたら」
と高い期待を寄せています。
遠投100メートル。
50メートル走5秒8。
ブライト健太、桐敷の甘く入ったボールを完璧に捉える特大ホームラン 単独トップとなる今シーズン第3号 pic.twitter.com/pLVymfX9Ln
— チキボン (@chikibon4431) May 9, 2021
ブライト健太の進路
ブライト健太選手は大学卒業後の進路に関して
「少しでも上のレベルでやりたい」
と話されています。
高校時代にもプロ志望届の提出を考えていましたので、“上のレベル”には当然プロも含まれているでしょうね。
ブライト健太のまとめ
ブライト健太選手が“上のレベル”でプレーする上にポイントになってくるのは守備位置です。
現在、ブライト健太選手はプロでは外国人選手やベテランが守ることの多いレフトを守っていますので、スカウトの評価が低くなりがちです。
ブライト健太選手は足も速く、肩も強いので、ぜひセンターやライトにも挑戦してほしいですね!
おまけ
今年のドラフト候補の中では國學院大學の山本ダンテ武蔵選手がブライト健太選手と似たタイプですね。
山本ダンテ武蔵選手も大阪桐蔭時代には“オコエ2世”、”大阪桐蔭のオコエ“などと呼ばれていたハーフの外野手です。
山本ダンテ武蔵選手についてはこちらを→山本ダンテ武蔵(國學院大)の江田島出身のドラフト候補!大阪桐蔭や中学時代は?