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斉藤汰直(武庫荘総合)はドラフト候補のピッチャー!中学時代や進路は?球速球種は?

武庫荘総合ドラフト候補斉藤汰直投手。

名前の「斉藤汰直」読み“さいとう たいち”。

全国的には無名ながら、日米合わせて11球団が注目している本格派のピッチャーです。

最終学年となる今年は高校初の甲子園出場プロ入りを目指しています。

斉藤汰直のプロフィール

名前:斉藤 汰直(さいとう たいち)
生年月日:2003年12月7日
出身:兵庫県宝塚市
身長:182cm
体重:87kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:宝塚市立小浜小学校→宝塚市立宝塚中学校→兵庫県立武庫荘総合高校

斉藤汰直の小中学時代

斉藤汰直投手小学1年生からポルテ軟式野球を始めました。

その後、兵庫川西タイガースに移籍し、ピッチャーとしてプレー

中学時代は軟式野球部に所属。

チームはあまり強くなかったために全国大会などへの出場はありませんでしたが、
高校進学の際には斉藤汰直投手の将来性に目を付けた私立からの誘いもあったそうです。

それでも、斉藤汰直投手
「自分に自信がなかったというのもありますが、公立から私学を倒したかったので」
と自宅から自転車で30分の兵庫県立武庫荘総合高校進学しました。

斉藤汰直の高校時代

斉藤汰直投手のポテンシャルの高さは入学直後から際立ってと言います。

監督歴30年超の武庫荘総合・植田茂樹監督も
「今までにない素材。体が大きいのに持て余さず(投球に)安定感がある」
と驚き、
「これは故障させたらあかんと。すぐにでも投げさせたかったけど、我慢しました」

硬式は初めてということで、まずは故障防止のため、野手でスタート。

1年秋には背番号7レフトレギュラーとして試合に出場。

また、その頃からピッチャーとしての本格的な練習を始めています。

2年夏兵庫県独自大会では背番号12外野手兼ピッチャーでベンチ入り。

全2試合リリーフで登板し、4イニング無失点に抑えています。

2年秋の新チームからは背番号1を付けて登板。

秋の公式戦では阪神地区予選から兵庫県大会にかけて、全5試合中4試合先発し、県大会3回戦まで勝ち進みました。

20年夏の代替大会は主に抑えで登板。その頃から徐々に「武庫荘総合にいい投手がいる」と評判が立ち始めた。本格デビューとなった秋の地区大会では3球団が視察。県大会3回戦の育英戦に9回11安打8失点で敗れたが、評判が評判を呼び、その後の練習試合には、立て続けにスカウトが訪れた。

日刊スポーツ

斉藤汰直のプレースタイル

斉藤汰直投手身長182cm体重87kgのプロ注目の右ピッチャーです。

ワインドアップのクセのないフォームから最速146km/hストレートを投げ込みます。

変化球カーブ、スライダー、フォークなど。

武庫荘総合の投手コーチを務めている元プロ野球選手の谷村智啓さんも
「素材的にいいモノを持っている。体格がいいのが一番。腕の振りに柔軟性がある」
と、斉藤汰直投手の才能を高く評価しています。

斉藤汰直の進路

斉藤汰直投手はまだ高校卒業後の進路に関しては明らかにされていません。

目標には“プロ野球選手”を挙げていますが、高卒で目指すのでしょうか?
それとも、大学社会人経由で目指すのでしょうか?

斉藤汰直投手進路については何か分かりましたら、改めて追記させていただきます。

※追記 高校卒業後は亜細亜大学に進学!

斉藤汰直のスカウト評価

阪神・熊野スカウト
「久しぶりの登板にしては思い切って投げられていたと思う。順調にいけば注目する投手の1人になる」

DeNA・安部スカウト
「スライダーのキレが成長している。まだこれから伸びてくると思う」

斉藤汰直のまとめ

全国的には私立全盛の高校野球界ですが、
兵庫県からは
2016年才木浩人投手(須磨翔風→阪神)、
2017年の山本拓実投手(市西宮→中日)、
2020年の中森俊介投手(明石商業→ロッテ)など、
毎年のように、公立高校から好投手が出現しています。

斉藤汰直投手もそれらのピッチャーに続いて、できれば高卒でプロ入りを目指してほしいですね!