東京大学の2022年ドラフト候補・阿久津怜生選手。
身長171cmと小柄ながら、がっしりとした体格の超俊足の外野手です。
2年夏にアメフト部から野球部に転部してくると、わずか半年ちょっとでライトのレギュラーを獲得!
類まれな野球センスを持っています。
また、アメフト部からの転部したことばかりが注目されることが多いですが、
実は阿久津怜生選手は中学時代には陸上で全国制覇を経験しているんです!
文武両道すぎますね!
〜もくじ〜
阿久津怜生(れお)のプロフィール
名前:阿久津 怜生(あくつ れお)
生年月日:2000年6月13日
出身:栃木県
身長:171cm
体重:73kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手
経歴:宇都宮市立清原中学校→栃木県立宇都宮高校→東京大学
阿久津怜生(れお)の小中学時代
阿久津怜生選手は小学生から清原東学童野球部で野球を始めました。
しかし、小学6年生の冬に肩を痛めたため、中学では陸上部に入部します。
陸上では400メートル走を専門とし、中学3年生の全国大会で優勝!
日本一を達成しています。
【全中陸上】
— NOBUKI (@nobu_777__tf) August 21, 2015
《男子400決勝》
優 勝
阿久津怜生 49.22 清原
. pic.twitter.com/S46LNHIK6o
阿久津怜生(れお)の高校時代
中学卒業後は県下有数の進学校・宇都宮高校に進学。
高校では陸上を続けることもできましたが、幼い頃から憧れた甲子園への夢を諦めきれず、再び野球部へ。
3年間のブランクを埋め、外野のレギュラーを獲得します。
3年夏の栃木県大会では2回戦で、強豪私学の青藍泰斗と対戦しました。
試合は延長10回4対5で惜しくも敗れたものの、阿久津怜生選手は3安打2得点の大活躍!
プロ注目の強肩キャッチャー・益子京右選手(現・横浜DeNAベイスターズ)から盗塁も記録しています。
栃木大会できらりと光る選手の活躍がありました。
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) July 13, 2018
一度は野球を諦めた宇都宮の阿久津怜生君。中学時代に全国制覇した俊足で強豪を追い込みました。 #高校野球 #バーチャル高校野球 ⚾ #100回大会 #100回目の夏 https://t.co/QvjdauNNHA pic.twitter.com/CWjg9iZzTY
宇都宮高校時代の同期のチームメイトには京都大学からプロ入りを目指している愛澤祐亮選手らがいました。
愛澤祐亮選手についてはこちらを→愛澤祐亮(京大)はドラフト注目!出身中学高校は?進路は?
阿久津怜生(れお)の大学時代
高校卒業後は、東京大学に現役合格!
大学では
「一緒に日本一になろう」
と、熱心な誘いを受けアメフト部へ入部します。
アメフトでは50メートルを6秒1の俊足を活かし、ランニングバックとして活躍していました。
それでも、阿久津怜生選手は野球を愛する心は変わらず、リーグ戦の応援に何度も神宮球場に通っていたそうです。
そして、大学2年8月に行われた春季リーグで9回まで慶大にリードをしていながらサヨナラ負けを喫した試合を見て
「野球をやりたいと思った」
と野球への想いが再燃!
8月終わりにアメフト部から野球部に転部しました。
そのわずか2か月後の※フレッシュトーナメントでは、全3試合に2番・ライトでスタメン出場!
※フレッシュトーナメント・・・1、2年生たちだけが出場できる大会、東大生だけ3年生も出場できます。
阿久津怜生選手は全試合でヒットを記録し、9打数5安打1打点、3盗塁の大活躍を見せていました。
甲子園に出場したり、将来はプロに進んだりする人もいるピッチャーたちから、この成績はすごすぎますね!
走っては盗塁で、このあと生還 pic.twitter.com/oBZnIoCptf
— ふねひ (@ffunehe) November 11, 2020
さらにその半年後の3年春には学年制限のない通常チームでライトのレギュラーを獲得!
1番打者として試合に出場し、チームを引っ張っています。
東京大学の同期のチームメイトには2年生からエースとしてチームを引っ張る井澤駿介投手、”六大学ナンバー1キャッチャー”と呼ばれている松岡泰希選手らがいます。
井澤駿介投手についてはこちらを→井澤駿介(東大)の出身中学高校は?球速球種や進路は?ドラフト注目!
松岡泰希選手についてはこちらを→松岡泰希(東大)はドラフト候補のキャッチャー!出身中学高校は?巨人が注目!
阿久津怜生(れお)の進路
阿久津怜生選手はまだ3年生ということもあり、大学卒業後の進路に関しては明らかにされていません。
※追記1 プロ志望届を提出!
※追記2 現役を引退。一般企業に就職。
阿久津怜生(れお)のまとめ
阿久津怜生選手は東大生ということで、就職はよりどりみどりでしょうでしょうね。
でも、できればプロを目指してほしいと思います。
近年では東大からプロに進むのはピッチャーばかりですが、意外とプロで通用するのはピッチャーよりも野手のような気がします。
実際、東大出身のプロ野球選手で一番実績を残しているのは、現・東京大学監督の井手峻さんです。
井手さんはピッチャーとしてプロ入りしましたが、故障もあり、外野手に転向。
外野手として8年間活躍されていました。
陸上で日本一になれるスピードと復帰後約半年でレギュラーを獲得した野球センスを持つ阿久津怜生選手でしたら、井手さんを超えるようなプロ野球選手になれると思いますね!
井手峻監督についてはこちらを→井手峻(東大野球部監督)は元プロ野球選手!中日で活躍!名前の読みは?
阿久津怜生選手以外の2022年のドラフト候補についてはこちらをどうぞ↓
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