天理大学のドラフト候補・井奥勘太投手。
元阪神のレジェンドが認めたカーブを武器とする左ピッチャーです。
大学3年秋には関西の大学のピッチャーとしては唯一、日本代表の候補合宿のメンバーにも選ばれていました。
昨年、ドラフト2位で広島に指名された天理大学の1学年先輩・森浦大輔投手に続いてのプロ入りを目指しています。
天理大・井奥「お守り」投球術支える大きなカーブ #天理大 #井奥勘太 https://t.co/xe1wOgdT3W
— 日刊スポーツ (@nikkansports) January 11, 2021
井奥勘太のプロフィール
名前:井奥 勘太(いおく かんた)
生年月日:1999年11月30日
出身:兵庫県神戸市
身長:172cm
体重:72kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:神戸市立下畑台小学校→神戸市立桃山台中学校→立正大淞南高校→天理大学
井奥勘太の小中学時代
井奥勘太投手は幼稚園年長から鵯台(ひよどりだい)ライオンズで野球を始めました。
小学生からは花谷少年野球部に所属。
中学時代はKBAカマタベースボールアカデミーでプレー。
KBAカマタベースボールアカデミーは、阪神球団史上最高の二塁手と呼ばれる鎌田実さん(2019年死去)が監督を務めていたチームです。
井奥勘太投手は鎌田さんから
「井奥の持っているカーブは通用するからそれを武器にしなさい」
と言われ、それ以来、握りを変えたことはなく、ピッチングの支えにしています。
井奥勘太の高校時代
中学卒業後は、島根県にある立正大淞南高校に進学します。
高校では2年秋からエース。
2年秋の島根県大会では全6試合中5試合に完投し、準優勝に貢献しました。
続く中国地区大会では初戦の鳥取城北高校戦に先発。
9回を一人で投げ抜き、被安打12の粘投を見せましたが、試合は3対5で敗れています。
立正大淞南
— teko (@kenanasq) October 29, 2016
井奥 勘太投手 pic.twitter.com/TRRrKeifL5
翌3年夏の島根県大会では全3試合に先発。
準々決勝で優勝した開星高校と対戦し、2対5で敗れ、ベスト8敗退でした。
井奥勘太の大学時代
天理大学では1年秋からベンチ入り。
2年春からは1学年上の森浦投手らとともに先発を任されます。
2年秋には2勝0敗、防御率2.25(リーグ2位)の活躍!
3年春の新型コロナウイルスの影響によるリーグ戦中止を経験。
3年秋には勝ち星には恵まれなかったものの、3試合に先発し、0勝0敗、防御率1.13の好成績を残しています。
また、11月に行われた奈良県知事杯では、優勝を達成!
個人でも最優秀投手賞を受賞しました。
奈良県知事杯
— 天理新聞ぶ〜!by Mr.PBoo (@tenrinewsboo) November 24, 2020
JABA大学・社会人野球
天理大が優勝!!
【最高殊勲選手賞】
牛島樹
【最優秀投手賞】
井奥勘太
【打撃賞】
吉田元輝
/奈良 – 毎日新聞https://t.co/oIaK6Ez2Xu
この活躍が認められ、3年冬には関西の大学のピッチャーとしてはただ一人、大学代表候補合宿のメンバーに選ばれています。
※その後、合宿自体は新型コロナウイルスの影響で中止。
おっ。井奥勘太君が日本代表合宿に😊凄い。来年は石原・森浦に続いて是非カープへ。
— タッツ@キャンプイン 大道いいやん! (@carp_kuribayash) November 16, 2020
井奥君は引退してからわざわざ丁寧に、挨拶してくれたから特に応援📣しています。
環太平洋の大石くんも頑張れ😊#天理大 #淞南 #井奥 https://t.co/YXavpVmawR
井奥勘太のプレースタイル
井奥勘太投手は身長172cmの小柄なサウスポーです。
スリークォーターから最速145km/hのストレートを投げ込みます。
変化球はスライダー、カーブなど、
特にカーブは曲がり幅の大きく、右バッターの内角投げ込むクロスファイヤーなストレートとともに井奥勘太投手の大きな武器となっています。
井奥勘太の進路
井奥勘太投手は大学卒業の進路に関しては
「監督とも相談して決めたい」
と話されています。
おそらく、今秋にはプロ志望届を提出するものと思われます。
※追記 大学卒業後はパナソニックに入社!
井奥勘太のまとめ
井奥勘太投手の大学の同期のチームメイトには、井奥勘太投手とともにプロ入りを狙う牛島樹投手がいます。
もし、井奥勘太投手と牛島投手が同時にドラフト指名を受ければ、天理大学としては史上初の快挙です。
2人でチームを優勝に導くような活躍を見せて、プロ入りを果たしてほしいですね!
牛島樹投手についてはこちらを→牛島樹(天理大)は専大玉名出身のドラフト候補!父弟もすごい?フォームや球速球種は?