天理高校のドラフト候補・達孝太投手。
身長193cmのプロ注目の大型ピッチャーです。
1年秋の近畿大会決勝で公式戦初先発を果たすと、強豪・大阪桐蔭相手に8回4失点の好投を見せ、優勝に貢献しました。
また、“奈良のダルビッシュ”と呼ばれることもある達孝太投手は、野球の実力はもちろん、そのイケメンぶりでも注目を集めています。
今回は春のセンバツでは話題になること間違いなし!
天理高校のエース・達孝太投手についてまとめてみました。
プロ注目の193センチ右腕・達孝太(天理)が100球以上の投げ込みをして得たもの( 高校野球 ドットコム )
— Angmar (@ma2axxx) January 27, 2021
是非センバツで見たい投手。
長身でイケメンとか羨ましい…笑
天理高校野球部https://t.co/GQyF6oPlfG
達孝太のプロフィール
名前:達 孝太(たつ こうた)
生年月日:2004年3月27日
出身:大阪府堺市
身長:193cm
体重:85kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:堺市立浜寺昭和小学校→堺市立浜寺南中学校→天理高校
達孝太の父と母
高校1年の時点で身長192cmもあり、まだ成長中と言う達孝太投手。
ご両親の身長も高いのでは?と思い調べてみましたが、
お父さんは173cm、お母さんは160cm台前半と日本人の平均ほどでした。
達孝太投手は
「幼少の頃から暇が有れば寝ていた」
と言うように、1日12時間は寝ていたそうで、小学6年生の時点で177cmもありました。
まさに”寝る子は育つ”といった感じですね。
達孝太の小中学時代
達孝太投手は小学4年生から高石スワーローズで軟式野球を始めました。
当時のポジションはキャッチャー。
中学から泉州阪堺ボーイズに入団し、ピッチャーを始めます。
全国大会には3年の春と夏に出場していますが、
当時の達孝太投手は無名の2番手投手で、ストレートの最速も120km/h台と平凡でした。
達孝太の高校時代
中学卒業後は奈良県にある天理高校に進学。
高校では1年夏から控えとしてベンチ入り。
1年夏の奈良県大会の準々決勝・大和広陵戦で公式戦初登板。
試合には敗れたものの2イニングを2安打無失点に抑えていました。
1年秋には近畿大会決勝の先発に抜擢されます。
強豪・大阪桐蔭相手に7回まで2安打1失点の好投!
8回に3点を失いましたが、見事、5年ぶりの優勝に貢献しました。
秋季近畿地区大会決勝
— Sky@ass 栄冠は君に輝く🏟️ (@sk_yass) November 4, 2019
5回終了
天理2ー1大阪桐蔭
天理1年生190㎝ 達 孝太投手の好投光る。いいピッチャーなぁ😊 pic.twitter.com/SIdX4cPAh1
続く明治神宮大会では準決勝の中京大中京戦で先発。
この時は味方のエラーとコントロールに苦しみ、8回途中、7四死球7失点(自責点5)で敗れています。
19/11/18 第50回記念明治神宮大会
— NK (@marmarmorimori) November 18, 2019
達孝太(投・天理①) pic.twitter.com/qeP24B7FNz
その後、出場を決めていたセンバツは新型コロナウイルスの影響で中止。
2年夏の奈良県独自大会は、チーム方針により3年生だけで臨んだため出場はなし。
甲子園交流試合では9回の1イニングだけ登板し、2奪三振無失点に抑えていました。
達孝太、踏込み足接地の際にこの形を作れるのは最高すぎる。球速表示が153km/hでも驚かんぞ https://t.co/BrQQwYgKbS pic.twitter.com/iZLc6j1MJ8
— みしマン (@mishimangn) January 6, 2021
2年秋の新チームからはエースとして大活躍を見せています。
まず秋の奈良県大会初戦の法隆寺国際戦では7回1安打完封勝利。
さらに、3回戦の橿原戦では7回、11奪三振、無失点の完封勝利。
準々決勝の御所実戦では6回1失点、11奪三振。
準決勝の畝傍戦では7回無失点。
そして、決勝の智辯学園戦では2失点の完投勝利を収めています。
“確かな成長“
— ichi_bb (@ichi_bb_photo) September 12, 2020
天理のエース、達孝太
背番号『1』を背負っての初戦は、7回1安打完封勝利。
これまでの練習試合でも、絶対に崩れない安定感を見せ、大きく成長した姿が…
チームの勝利のために…
その想いを抱いて投げる… pic.twitter.com/Gppg3vHBd4
近畿大会でも初戦の乙訓戦で9回、13奪三振、1失点で完投勝利。
準々決勝の大阪桐蔭戦では連投の疲れから、7回11失点で敗れましたが、11個の三振を奪っていました。
高校の同期のチームメイトには“セタツコンビ”で話題の強打者・瀬千皓選手、1年生からレギュラーの杉下海生選手らがいます。
瀬千皓選手についてはこちらを→瀬千皓(天理)はドラフト候補の外野手!眼鏡のブランドは?出身中学や進路は?
達孝太のプレースタイル
達孝太投手は身長193cm体重85kgの長身細身の本格派のピッチャーです。
公式戦でのストレートの最速は146km/h。
ただし、練習では150km/hを記録したこともあるそうです。
変化球はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップなど。
とても三振を多く獲れるピッチャーで、2年秋の公式戦では52イニングを投げて68個の奪三振を記録しています。
全て先発でのこの数字は驚異的ですね!
達孝太の進路
高校1年生の頃は、「高卒でメジャーを目指したい」と語っていた達孝太投手ですが、
最近では心境に変化が見られてきていて
「改めて自分で考えて、すぐには通用しない。大学、社会人もあるし、最終的にはプロに行きたい」
と話されています。
達孝太のスカウト評価
プロスカウト
「去年、おととしの秋、見たときよりは全然、体がしっかりしているし、迫力がある球を投げるようになってきた」
阪神・山本スカウト
「身体的な魅力も感じるし、来年に向けて楽しみな逸材。下半身も一冬を越して鍛えられたらますます球速も出てくると思う」
中日・山本チーフ補佐
「体が大きくなっている。角度があるし、球速も143キロ出ている。来年が楽しみ」
ヤクルト・伊東編成部長
「長身を生かして上原のように投げていくのか、ダルビッシュのように前で投げる(打者寄りでボールを離す)タイプになるのか」
中日・山本チーフスカウト補佐
「去年より良くなっている。あれだけ身長、角度があって、肘を柔らかく使えるし、バランスもいい。もう一冬越えたら、もっと良くなる。順調に伸びれば、来年上位候補に挙がってくるのでは」
達孝太のまとめ
達孝太投手は3月27日生まれで、同学年の選手よりほぼ1年遅れて生まれてきています。
その分、伸びしろを大きく残しているということですね。
怪我にだけは気を付けて、スケールの大きなピッチャーに成長していってほしいですね!