明治神宮大会で、創成館高校を破り、36年ぶり優勝に輝いた明徳義塾。
打線の中心を担うのが、谷合悠斗選手です。
2年夏の甲子園大会でも4番を任されていた、長打力のある打力に定評があります。
新チームとして挑んだ秋季大会では、不調から4番を外され、5番や6番を打っていましたが、神宮大会決勝では再び4番を任されていた、明徳義塾の核と言える選手です。

名前:谷合悠斗(たにあい ゆうと)
生年月日:2000年8月13日
出身地:岡山県岡山市
身長:179cm
体重:81kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手
経歴:岡山市立妹尾中学校→明徳義塾高校
小学生の頃はソフトボールをしていた谷合選手。
中学時代は、「岡山メッツ」というシニアリトルに所属していました。
この頃は捕手としてプレーしていたようです。
中学卒業後は名門・明徳義塾へ進学。
明徳義塾を選択した理由は、谷合選手が入学した時、3年生だった古賀優大捕手(現ヤクルト)に憧れたからでした。
明徳義塾では、早々に外野手へ転向。
入学直後の1年春の大会から6番・センターとしてスタメン出場しています。
1年夏の甲子園大会にもベンチ入り。
準々決勝、準決勝と5番・ライトとしてスタメン出場しています。
成績は、3試合、打率.250、8打数2安打でした。
1年秋からはレフトとしてレギュラーの座を掴み、秋季高知大会・準優勝、四国大会・優勝に貢献。
翌年の選抜大会では1回戦で早稲田実業に敗退するも、4番を任され、2打数1安打1本塁打1打点3四死球の結果を残しました。
2年夏の県大会でも4番を任され、16打数6安打4打点の結果のを残し、甲子園出場に貢献しています。
2年甲子園の成績は、2試合、打率.333、9打数3安打1打点。
新チームとなった2年秋は、県大会で4番を任せられるも、打撃不振から降下させられています。
5番や6番として四国大会に出場し、優勝を経験。
神宮大会も、初戦となる中央学院戦、準決勝の静岡戦は6番としての出場でした。
しかし、中央学院戦こそ無安打でしたが、静岡戦では5打数3安打2打点の活躍。
高校通算23本目となるホームランも放ちました。
そして決勝・創成館戦では4番に戻り、4打数3安打の活躍で36年ぶり優勝に貢献しています。
〇打者としての特徴
高校通算本塁打23本の長打力が魅力のスラッガーです。
全国の舞台でも、2017年選抜、神宮大会と、2本のホームランを放っています。
左足を長く浮かせている、一本足打法に近い打撃フォームが特徴で、それにより緩急に惑わされにくいスイングができるようです。
高校に進学して以降、全ての全国大会に出場している谷合悠斗選手。
ただ、まだ思うような結果は残せてはいないのではないでしょうか?
来年の選抜大会ではチームの4番として、自慢の長打力を見せてもらいたいです。
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