駒澤大学陸上部の神戸駿介選手。
駒澤大学陸上部の主力のほとんどはスポーツ推薦組ですが、
神戸駿介選手は一般推薦で駒澤大学に入学しました。
それでも厳しい練習を耐え抜き、主将にまで上り詰めると、
大学4年生の全日本大学駅伝では日本一を達成しています。
◯神戸駿介(駒澤大4年)
— 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (@hakone_eki_den) May 19, 2020
都立高校発の駒澤大主将。昨季はハーフ62分台に5000m13分台を引っさげ三代駅伝デビュー。それぞれ3区9区と重要区間を任されたが、いずれも区間2桁と思うような走りができなかった。でも神戸の強さは全くこんなものではない。それを証明しないと気が済まないのだ。#箱根駅伝 pic.twitter.com/3qFeIB0JJ6
神戸駿介のプロフィール
名前:神戸 駿介(かんべ しゅんすけ)
生年月日:1998年4月23日
出身:東京都
身長:165cm
体重:50kg
ベスト記録:5000m 13’55”99(大学4年時)
経歴:町田市立町田第二中学校→東京都立松が谷高等学校→駒澤大学
神戸駿介の中学時代
小学生の頃は野球をされていた神戸駿介選手ですが、
「小学生の時、野球をやっていて監督が怖く、中学校になったらもっと怖くなるかと思って」
と、中学入学後から陸上を始めました。
今の時代でもそんな怖い指導者がいるんですね。
ますます野球する人が減っていく気がします。
中学時代、神戸駿介選手は、学校の部活ではなく、KMC陸上クラブというところで練習をされていました。
9/15豊島区秋季陸上競技会
— 中陸ファン (@churiku_fan) September 15, 2013
男子中学3000m
神戸駿介(KMC陸上クラブ)9:13.80NGR
神戸駿介の高校時代
中学卒業後は、都立の松が谷高校に進学。
松が谷高校は陸上の名門というわけではありませんが、都立の中では陸上が強い学校です。
高校時代、神戸駿介選手は大島唯司さん(現・JR東日本陸上部監督)の指導を受け、力をつけていきました。
しかし、故障が多く、なかなか自分の満足する走りをできず。
その悔しさから大学でも陸上を続けることを決意しました。
神戸駿介の大学時代
高校卒業後は、昔からの憧れだったという駒澤大学へ、スポーツ推薦ではなく、一般推薦で入学します。
入学時のインタビューでは
「自分はスポーツ推薦ではなく一般推薦で入ってきたので、スポーツ推薦の奴らには負けたくないっていう気持ちをもって取り組んでいきたいです」
と話されています。
大学では3年生の全日本大学駅伝で大学三大駅伝(箱根駅伝、出雲駅伝、全日本大学駅伝)デビュー!
3区を走り、区間16位の成績でチームの総合3位に貢献しました。
3年時には箱根駅伝にも初出場。
この時は9区を走り、区間13位でチームは総合8位でした。
箱根駅伝 9区 新迫志希選手(早稲田大) 神戸駿介選手(駒澤大) pic.twitter.com/JP4IWX8Fct
— M.Kawaguchi (@rikujolove) January 3, 2020
4年生からは主将に就任します。
夏合宿明けに脛骨を疲労骨折した影響で、神戸駿介選手自身は出場はできなかったものの、11月の全日本駅伝では日本一を達成しました。
神戸駿介の進路
大学卒業後、神戸駿介選手は小森コーポレーションに入社して、陸上を続けることが決まっています。
小森コーポレーションは印刷機械および印刷関係機器の製造から販売までを手掛ける大手機械メーカーです。
ニューイヤー駅伝にも過去36回出場しています。
さ来年はニューイヤー駅伝で神戸駿介選手の走りが見られるかもしれませんね。
神戸駿介のまとめ
全日本大学駅伝は故障の影響で、出場を回避しましたが、
箱根駅伝で13年ぶりの優勝を目指す駒澤大学にとって、神戸駿介選手の復活は不可欠です。
現在はすでに故障する前の状態に戻っている、と話されていますので、箱根駅伝には出場できそうです。
大学最後の箱根駅伝での神戸駿介選手の活躍に期待したいですね!