TDK野球部のドラフト候補・鈴木大貴投手。
ワインドアップからトルネード気味に投じる個性的なフォームのピッチャーです。
投球時の映像はいつもは後半に持ってきていますが、今回は最初に
振りかぶった時に両手を頭の後ろで二回上下にするしぐさも個人的には好きですね。
少し変なフォームに見えるかもしれませんが、最速154km/hのストレートは威力抜群!
初めて出場した2020年の都市対抗野球大会では6イニングをホームランだけの2失点に抑える好投を見せ、注目を集めました。
鈴木大貴のプロフィール
名前:鈴木 大貴(すずき ひろき)
生年月日:1997年8月27日
出身:福島県福島市
身長:182cm
体重:84kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:福島市立清水中学校→福島東高校→流通経済大学→TDK
鈴木大貴の中学時代
中学時代、鈴木大貴投手は福島のだまクラブで軟式野球をされていました。
全国大会などへの出場はなく、卒業後は福島東高校に進学します。
鈴木大貴投手にはお兄さんが2人いて、2人とも福島東高校野球部のOBです。
おそらく、そんな縁で福島東高校を選んだのではないでしょうか。
鈴木大貴の高校時代
鈴木大貴投手は1年秋から控え投手としてベンチ入り。
2年秋からエースの座を獲得。
2年秋の福島県大会では全3試合に完投して、ベスト8まで進出しました。
3年夏の福島県大会では4試合中3試合に先発して、ベスト16敗退。
高校時代の鈴木大貴投手はサイドスローで、特に注目されるような存在ではありませんでした。
鈴木大貴の大学時代
高校卒業後は流通経済大学に進学。
大学で現在のスリークォーターにフォームを変えます。
流通経済大→TDKの鈴木大貴のフォーム菅野と何かを足して割った感じで面白かったです pic.twitter.com/Bf4AOd5E20
— りかこ (@FlyingOREO_) November 21, 2020
鈴木大貴投手本人が
「(福島東)は進学校だったので練習量が多くなかったが、大学で野球を打ち込める環境になった。やればやるほどのび太」
と言っているように、高校時代は最速130km/h台前半だった球速を大学では149km/hまでアップさせました。
リーグ戦には2年秋から出場し、リリーフ専門として活躍!
4年間で通算27試合に登板し、合計49回を投げ、4勝2敗、40奪三振、防御率2.02の成績を残しています。
鈴木大貴の社会人時代
TDKでは1年目から公式戦に出場。
社会人公式戦デビューとなった10月の都市対抗2次予選・日製石巻戦では、先発として7回2/3を2安打無失点に抑える好投を見せ、優勝に貢献しました。
⚾️TDK・鈴木大貴投手(福島東出身)
— こりん (@kcorin890929) November 25, 2020
今日(11/25)、都市対抗野球初戦
MAX151㌔、プロ入り目指し東京ドームで最速更新目指す
社会人公式戦デビューとなった東北大会で7回2/3を2安打無失点と優勝に貢献
高校時代は目立たない存在も流通経大で急成長
「思い切り暴れて爪痕残したい」
※スポニチ福島版 pic.twitter.com/KlwCGkpZQw
都市対抗本戦でも初戦の日本新薬戦で先発。
試合は1対2で敗れたものの、自己最速の154km/hを記録。
6イニングをホームランだけの2失点に抑え、注目を集めました。
都市対抗4日目予想は2つ勝敗当たりですが先発はなかなか当たりません。小木田がコンディション不良で回避までは読めないので…。でも鈴木大貴は物凄い投球でしたね。流経大時代から急上昇です! 今日もご参考までにご覧下さい。
— スーパー宇宙パワー (@superuchuupower) November 25, 2020
鈴木大貴のプレースタイル
鈴木大貴投手は最速154km/hのストレートを投げるプロ注目のピッチャーです。
変化球は縦のスライダー、カットボール、チェンジアップ。
自信のある真っすぐにスライダーを交えて、打者を押し切っていくピッチングが持ち味。
鈴木大貴のまとめ
鈴木大貴投手は大卒社会人1年目ながらまだまだ伸びしろの多いピッチャーです。
ドラフト解禁となる2021年は更なる成長を見せて、チームメイトの小木田敦也投手ともに指名を勝ち取ってほしいですね!
小木田敦也投手についてはこちらを→小木田敦也(TDK)は角館出身のドラフト候補!フォームや球種球速は?