東北福祉大学のドラフト候補・椋木蓮投手。
最速153km/hのストレートを投げるプロ注目のピッチャーです。
「椋木蓮」の名前の読み方は“むくのき れん”。
野球ファンの多くが思うかもしてませんが、柿木蓮投手(大阪桐蔭→日本ハム)に似ていますね。名前が。
ちなみに愛称は“ムック”だそうです。
かわいらしい愛称とは正反対にものすごいストレートを投げ、
3年秋のリーグ戦では防御率0.00の好成績で、最高殊勲選手賞を受賞しています。
※追記 オリックス・バファローズドラフト1位!
山口・高川学園では主戦として活躍し、名門・東北福祉大では1年春から抑えとしてフル回転する椋木蓮(3年)。MAX151㎞の直球で打者を圧倒し、1年春の大学選手権では日本一に。1学年上の山野太一(ヤクルト2位)の背中を追い東北に来て3年。今秋は最高殊勲選手を獲得。来秋はドラフトの目玉に登り詰める。 pic.twitter.com/sXU7miRmfN
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) November 1, 2020
椋木蓮のプロフィール
名前:椋木 蓮(むくのき れん)
生年月日:2000年1月22日
出身:山口県山陽小野田市
身長:179cm
体重:71kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
家族:両親、兄、妹
経歴:山口県山陽小野田市立本山小学校→高川学園中学校・高等学校→東北福祉大学
椋木蓮の小中学時代
椋木蓮投手は小学1年生から本山ベアーズで軟式野球を始めました。
中学からは中高一貫校の高川学園中学校に進学し、硬式野球部に所属。
椋木蓮の高校時代
高校では2年春からベンチ入り。
2年夏の山口県大会では、東北福祉大でも一緒にプレーする1学年上の山野太一投手(2020年ヤクルトドラフト2位)の活躍もあり、創部初の甲子園出場を経験。
続く甲子園では初戦で履正社と対戦。
椋木蓮投手の登板はないまま、試合は1対5で敗れています。
2年秋からはエースとして活躍。
3年夏の山口県大会では全4試合を一人で投げ抜きましたが、
準々決勝で、下関国際の2年生・鶴田克樹投手(現・東京農業大)との投げ合いに0対4で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
椋木蓮の大学時代
高校卒業後は東北福祉大学に進学します。
大学ではでは1年春からリーグ戦に出場。
11試合中9試合に登板(先発1、リリーフ8)し、16回1/3を投げ、1失点(自責点0)の活躍で、2季ぶり優勝に貢献しました。
続くの全日本大学野球選手権大会では2試合にリリーフで登板。
合計2回2/3を投げ、1失点の成績で、日本一を達成しました。
2018.6.17 大学野球選手権大会
— 椋木 蓮 (@vRwGPo6cDnManYV) June 17, 2018
日本一になりました!
ほんとに勝ててよかったです
1年から決勝のマウンドに立ててすごくいい経験ができました😊
応援ありがとうございました!#日本一#東北福祉大#貴重な体験 pic.twitter.com/O4XMg157f2
1年秋には6試合に登板し、4勝0敗、防御率0.92の好成績を残しています。
その後、2年春から3年夏にかけ、右肩や右ひじの故障を経験。
3年の9月から投球練習を再開すると、
3年秋のリーグ戦では5試合に登板し、1勝0敗、防御率0.00の活躍で、優勝!
個人でも最高殊勲選手賞を受賞しました。
福祉は9回表に1点を勝ち越してその裏は椋木蓮(3年 高川学園)が打者3人をわずか10球で三者凡退。2奪三振で試合を締めました。投じたストレートの球速は以下の通り。
— 西尾典文 (@ajihiraita) October 13, 2020
144
145
149
153
149
151 pic.twitter.com/LByylULWk8
大学の同期のチームメイトには綱脇慧投手、三浦瑞樹投手、佐川光明投手らがいます。
甲子園優勝投手の綱脇慧投手についてはこちらを→綱脇慧(東北福祉大学)は花咲徳栄出身のドラフト候補!父や中学時代は?球速球種は?
三浦瑞樹投手についてはこちらを→三浦瑞樹(東北福祉大)はイケメンドラフト候補!兄や盛岡大附時代は?球速球種は?
椋木蓮のプレースタイル
椋木蓮投手は最速153km/hのストレートを投げるスリークォーター?サイドスロー?のピッチャーです。
椋木蓮投手のフォームをスリークォーターとみるか、サイドスローとみるかは意見が分かれるところです。
個人的にはサイド気味のスリークォーターといったところでしょうか。
変化球はスライダー、フォーク、チェンジアップなど。
特にチェンジアップは、フォークの握りから投げられ、“ムーク”と呼んでいるそうです。オリ変ですね。
とてもコントールが良く、
元プロ野球選手の東北福祉大・大塚光二監督は、椋木蓮投手の四球は見たことない、と言っています。
大塚監督は「ムック(椋木の愛称)の四球はみたことがない。力は津森が入ってきたときより上」と絶賛する。器用さも大きな魅力。初先発の試合では、登板5日前から練習したフォークの握りで投げるチェンジアップ「ムーク」が威力を発揮した
椋木蓮のまとめ
現時点では椋木蓮投手がプロ志望かはわかっていませんが、プロにいかなければもったいないレベルのピッチャーです。
ぜひ、来年はプロ志望届を提出してもらって、高校大学の先輩の山野投手に続いてのプロ入りを果たしてほしいですね!