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鈴木遼太郎(日本ハム)出身中学高校は?年棒や成績や球速球種も!

2017年日本ハム6位!
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東北学院大学から、ドラフト6位指名を受けて北海道日本ハムファイターズに入団する鈴木遼太郎投手。
MAX150km/hのストレートとスライダー、それに低めにコントロールされた制球力を武器とした、安定感のあるピッチャーです。
近い将来、先発ローテーションの一角として活躍するのではないでしょうか。

 

名前:鈴木遼太郎(すずき りょうたろう)
生年月日:1996年2月18日
出身地:宮城県石巻市
身長:183cm
体重:83kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
年棒:750万円(2018年)
契約金:2500万円
家族:両親、妹
血液型:A
経歴:石巻市立向陽小学校→石巻市立蛇田中学校→石巻西高校→東北学院大学

 

鈴木投手は、小学1年生の時に野球を始めました。
中学時代は軟式野球部でプレー。
3年連続の県大会出場に貢献しています。

石巻西高校へ進学すると、1年生からベンチ入り。
2年からはエースとなり、夏の宮城県大会では、全4試合に先発し、合計32回を5失点に抑える好投を見せました。
チームはベスト8になり、これが高校での最高成績で、甲子園経験はありません

東北学院大では2年秋からリーグ戦に出場。
先発、救援と、チーム最多の8試合に投げる活躍。
43.1回を投げて、3勝3敗防御率2.08をマークし、新人賞を獲得しました。

この年のドラフトで、同校の先輩・本田圭祐投手が西武へ入団したのですが、その際、
「お前も(プロに)来れるぞ」
と本田投手に激励され、これがきっかけとなり、プロを意識するようになったそうです。

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3年春からは、本田投手のあとを受けてエースに抜擢。
最多タイ5勝63奪三振の活躍で、敢闘賞を受賞しました。

ところが、6月に部員不祥事が発覚し、監督辞任部の3カ月活動停止に。
その影響もあり、4年秋のリーグ戦は防御率3.63とイマイチな結果でした。
しかし、監督が復帰した4年春のリーグ戦では、51回63奪三振防御率1.24と復活の好投。
4年秋には5勝(3完投2完封)防御率0.91の大活躍で、2度目の敢闘賞を獲得しました。

大学通算成績は、39試合265.2回18勝(13完投6完封)11敗、防御率1.76。

 

〇20年ぶりのプロ入り
石巻市出身の鈴木投手。
石巻地方で生まれ育った選手がプロ入りすのは、平成9年に横浜ベースターズから指名を受けた、新沼慎二さん(2018年からDeNA2軍バッテリーコーチ)以来、20年ぶりだそうです。

石巻市と言えば、東日本大震災で甚大な被害を受けた場所ですよね。
「自分が活躍して、石巻に元気や勇気を与えたい」
と鈴木投手は意気込みを語っています。

 

〇球速&球種
最速150km/hのストレートを投げ込む本格派右腕です。
球種はスタイダーに、カットボールチェンジアップフォーク
球が速いですがパワーピッチというより、低めを意識したピッチングが持ち味で、コントロールも魅力の一つ。
本人も、
「持ち味のコントロールの精度をこれまで以上に高めたい」
と、プロに向けて意識しているようです。

日本ハム・西スカウトは、
「外角低めの速球と多彩な変化球で緩急をつけられる投手」
「腕の使い方が柔らかく、140km/h後半のキレのあるストレートを投げる大学生右腕。ストレートとスライダーのコンビネーションでテンポよく打者を打ち取る」
と、単にストレートが速いだけではない、投手としてのポテンシャルの高さを評価しています。

 

ドラフト指名では、6位指名と低かった鈴木遼太郎投手ですが、プロの世界に飛び込んでしまえば、もうドラフトの順位なんて関係ありません。
1年目からローテーションの一角に割って入り、新人王争いに加わる。
そんな期待も持てる投手ではないでしょうか。