創価大学のドラフト候補・鈴木勇斗投手。
“創価大のカーショー”と呼ばれる最速152km/hの左ピッチャーです。
よくコントロールのいいピッチャーでしたら、“○○のマダックス”、
左投手で背が高かったら“○○のランディ・ジョンソン”などと呼ばれる人は多いですが、
カーショーに例えられるピッチャーは珍しいですね。
気になって調べてみましたら、想像していた以上にすごい選手だということがわかりました。
※追記 阪神タイガースドラフト2位!
19/9/28 東京新大学一部
— NK (@marmarmorimori) December 31, 2019
鈴木勇斗(投・創価大②/鹿屋中央) pic.twitter.com/EnKYODBPOT
鈴木勇斗のプロフィール
名前:鈴木 勇斗(すずき ゆうと)
生年月日:2000年3月17日
出身:鹿児島県日置市
身長:173cm
体重:84kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:日置市立日吉中学校→鹿屋中央高等学校→創価大学
鈴木勇斗の小中学時代
鈴木勇斗投手は小学校4年生から野球を始めました。
中学時代は、串木野黒潮でプレー。
卒業後は、鹿屋中央高校に進学します。
鈴木勇斗の高校時代
鹿屋中央高校は、鹿児島県の大隅半島の中央部に位置する私立の学校です。
OBには広島・松山竜平選手、横浜DeNA・戸柱恭孝選手らがいます。
甲子園には2014年の夏に1度だけ出場したことがります。
2014年といえば、鈴木勇斗投手が入学する1年前ですね。
おそらく、鈴木勇斗投手は鹿屋中央が甲子園に出場したのを見て、
自分も鹿屋中央から甲子園に行く!との想いを胸に、進学したのではないでしょうか。
鈴木勇斗投手は2年秋からエースとして活躍!
2年秋の鹿児島県大会の準々決勝・神村学園戦では、延長15回3対3完投の力投を見せ、注目を集めました。
試合終了
— 高校野球ファン@鹿児島 (@kamoikeyakyu) October 2, 2016
神村3-3鹿屋中央(延長15回)
先頭の八重尾君はショートゴロ、続く平野君はレフトフライ、続く西村君はライトライナーで試合終了。延長15回でも勝ち負けが付かず後日再試合となります。 pic.twitter.com/k1s0JMbZEE
翌日行われた再試合には登板をせず、チームは5回コールド1対13で敗れています。
3年夏の鹿児島県大会では全6試合中5試合に登板し、ベスト4入り。
準々決勝ではプロ注目の好投手・石川槙貴投手(現・九共大)がいた鹿児島城西相手に3安打完封勝ちを収めています。
鹿屋中央vs鹿児島城西【鹿児島準々決勝】
— 高校野球ドットコム (@5589com) July 16, 2017
「エース鈴木、3安打完封・鹿屋中央」
鹿屋中央の左腕・鈴木勇斗、鹿児島城西の右腕・石川槙貴、大会屈指の両腕同士が火花を散らす投手戦に!https://t.co/wq37CJvZGk#鹿屋中央 #鹿児島城西 #鹿児島大会 #高校野球
鈴木勇斗の大学時代
高校卒業後は創価大学に進学します。
大学では2年生からベンチ入り。
2学年上に杉山晃基投手(現・ヤクルト)、望月大希投手(現・日本ハム)らがいたため、全てリリーフとして8試合に登板しています。
19/9/28 東京新大学一部
— NK (@marmarmorimori) September 28, 2019
鈴木勇斗(投・創価大②/鹿屋中央) pic.twitter.com/85O2DaboSM
3年秋にはメジャーリーグ・ドジャースのクレイトン・カーショー投手を参考に足の上げ方を2段モーションにするなど、フォームの変更に取り組みました。
すると、このフォーム変更がぴたりとはまり、
3年秋のリーグ戦では、
4勝1敗、防御率1.72の大活躍で、MVP、最優秀投手、ベスト9の3冠に輝きました。
この秋、米大リーグ・ドジャースのサイ・ヤング賞左腕、カーショーを参考に足の上げ方を2段モーションにするなどフォームを見直したのもはまり「コントロールがよくなりました」。岸雅司監督も「自信をつけたと思う。ウチの左腕では、この大会で八木(現中日スカウト)がブレークしたのを思い出すね」と喜んだ。
中スポ
続いて行われた関東地区大学野球選手権大会の準決勝ではリリーフで登板し、自己最速の152km/hをマーク!
3回2/3を無安打無失点9奪三振の好投で、チームの18年以来の決勝進出に貢献しました。
創価大6-3上武大
— Shinichi Doi 土居 伸一 (@shinichi_photo) November 11, 2020
創価大先発内田くんが6回途中3失点、リリーフで登板した鈴木勇斗くんは自己最速の152km/hのストレートを軸に9奪三振。特に鈴木くんは昨日150球以上投げてるとは思えない圧巻のピッチングでした。
上武大の新谷くん(2年)も鈴木くんに負けないピッチングを披露してました。
鈴木勇斗のプレースタイル
鈴木勇斗投手は身長173cmの小柄なサウスポーです。
ストレートの最速は大学3年秋に記録した152km/h。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップなど
遠投100メートル。
50メートル走6秒5。
鈴木勇斗の下半身の使い方は非常に良いと思う。ただ、アームアングルが高いわけではないものの、もう少し低い方が下半身の回転の傾きと合致してコマンドが安定するのでは、と思う。現状ではかなり四球が多いので pic.twitter.com/mtFP8CniWE
— みしマン (@mishimangn) June 9, 2021
鈴木勇斗のスカウト評価
楽天・鷹野スカウト
「強い球があってスタミナも十分。左の先発として楽しみ」
鈴木勇斗のまとめ
鈴木勇斗投手は大学での実績はまだ少ないですが、このまま活躍を続ければ、2021年のドラフト1位も十分あり得るピッチャーだと思います。
4年生となる来シーズンは、どんなピッチングを見せてくれるのか、とても楽しみですね!