明徳義塾のドラフト候補・代木大和投手。
名前の「代木大和」は“しろき やまと”と読みます。
明徳義塾のエースといえば、1学年上の新地智也投手など技巧派が多いですが、
代木大和投手はストレートで勝負できる本格派の左ピッチャーです。
その実力は、明徳義塾の馬淵史郎監督が「野球でメシが食える力がある」と太鼓判を押すほど!
2年秋の公式戦では7試合7完投、4完封!
防御率0.58の圧巻のピッチングで、高知県大会と四国大会を制しています。
※追記 読売ジャイアンツドラフト6位!
愛媛・聖カタリナ学園との決勝戦を制し、大会連覇を成し遂げた名門・明徳義塾。その中で全8試合中7試合で完投し、圧巻の投球を披露した鉄腕・代木大和(2年)。球速は140㎞に届かずも、打たせる投球で凡打の山を積み重ねる技を披露。その体力には名将・馬淵史郎も舌を巻き、選抜でも活躍が期待される。 pic.twitter.com/pdo1YJSaBc
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) November 2, 2020
代木大和のプロフィール
名前:代木 大和(しろき やまと)
生年月日:2003年9月8日
出身:愛媛県四国中央市
身長:184cm
体重:83kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:四国中央市立川之江南中学校→四国中央市立川之江南中学校→明徳義塾高校
代木大和の父
代木大和投手の父・代木謙太さんも愛媛県の古豪・川之江高校、亜細亜大学で野球をされていました。
ポジションは高校まではピッチャーで、大学で野手に転向されています。
いわゆる“松阪世代”の選手で、亜細亜大学の同期には木佐貫洋投手(元・巨人)、永川勝浩投手(元・広島)、小山良男選手(元・中日)ら錚々たるメンバーがいました。
4年時の大学選手権、明治神宮大会では日本一を経験しています。
当時、亜細亜大学の主将を務めていた小山選手からは
「あいつが覚醒したらドラフト1位です」
と言われるほどの選手だったそうです。
代木投手の父・謙太さんは松坂世代。川之江高校ー亜大。185㌢を超える長身で、投手として入学したが大学で野手に転向。小山良男主将が「あいつが覚醒したらドラフト1位です」と話していた逸材だった。代木君もすでに184㌢。間違いなくDNAだろう。
— 矢崎良一(フリーライター) (@yazaki0826119) October 12, 2020
松坂世代“新章ジュニア編”の予感にワクワクしている。 pic.twitter.com/8CyQLplwJe
代木大和の小中学時代
代木大和投手は小学1年生から金田少年野球クラブで軟式野球を始めました。
当時のポジションは外野手。
中学時代は川之江ボーイズに所属し、3年時にはエースとして活躍!
全国大会とは縁がありませんでしたが、県内外の多くの強豪校から勧誘を受けました。
代木大和投手はその中から高知県にある明徳義塾を選び、進学。
明徳義塾を選んだ理由としては、馬淵史郎監督の指導を受けたい、との想いが大きかったと言います。
中学3年の頃、馬淵史郎監督に指導を受ける機会があった。アドバイス通りに投げると「ミットに吸い込まれた。投げたことのない球筋だった」。指導を仰ぐため、明徳義塾への進学を決めた。
ジュニアえひめ新聞
— ShinNari (@ShinNari11) April 7, 2019
川之江ボーイズ
代木大和さん
甲子園常連校
明徳義塾高校 野球部に入部
180cmを超す体格が武器で、
角度のある直球で空振り三振に三振を奪い、豪快なホームランを打てる選手になりたい。 pic.twitter.com/WsrysET4YE
代木大和の高校時代
高校では1年春から背番号20でベンチ入り。
1年春の四国大会1回戦・徳島北戦で公式戦デビュー。
対戦した打者は一人だけでしたが、三振を奪っています。
四国大会@坊っちゃん
— 西尾典文 (@ajihiraita) May 3, 2019
徳島北1-8明徳義塾(7回コールド)
明徳は7回2死から1年生の大型左腕、代木大和(183cm83kg)が登板。三振で試合を締めました。
最後のボールが最速で、手元のガンで135キロ。今後が楽しみな大器です。 pic.twitter.com/vmqZthguoV
その後、1年夏の高知県大会、甲子園はベンチ外。
1年秋からは再びベンチ入りし、高知県大会&四国大会優勝を経験しました。
続く各地区の優勝チームが集められた明治神宮大会では、準々決勝・中京大中京戦の先発に抜擢!
代木大和投手は3回を4安打2奪三振2失点(自責点1)の成績で、試合は0対8で敗れています。
2年夏には甲子園交流試合に出場。
代木大和投手はリリーフとしてマウンドに上がり、1回 2/3を、3安打、1奪三振、無失点に抑えています。
代木 大和(明徳義塾)
— ドラフトノート (@Draft_Note) August 10, 2020
《2020 甲子園交流試合》#Draft_Note pic.twitter.com/Ml4e1QgLJn
2年秋の新チームからはエースとして活躍!
高知県大会と四国大会7試合に登板し、全て完投。4完封。
合計62回を投げ、54奪三振、自責点4、防御率0.58の圧倒的な成績で優勝を達成しました。
明徳義塾
— ヤマ (@bb_hr_br) November 2, 2020
投 代木大和 ②
昨秋の神宮大会からはだいぶ変化しているようです(自分好みに)。
来年が楽しみな投手の1人です。#高校野球 pic.twitter.com/ofcfk4pVSz
高校の同期のチームメイトには畑中仁太投手、主将の米崎薫暉選手らがいます。
米崎薫暉選手についてはこちらを→米崎薫暉(明徳義塾)は主将でドラフト候補のショート!父もすごい?進路や中学時代は?
代木大和のプレースタイル
代木大和投手は身長184cmの大型サウスポーです。
ストレートの最速は139km/h。
変化球はスライダー、カーブなど。
スタミナも豊富。
遠投90メートル。
50メートル走6秒7。
代木大和のスカウト評価
プロスカウト
「(高知高校の)森木君と代木君の2人で切磋琢磨して、大きく育ってほしい。今から楽しみ」
代木大和のまとめ
代木大和投手は1年春から四国大会で登板するなど、早くから注目されていました。
その後も、順調に成長しており、来春のセンバツでの活躍が楽しみです。
代木大和投手の高校卒業後の進路についてはわかっていませんが、
個人的には高卒でプロ入りしてもらって、お父さんの亜細亜大学時代の後輩のソフトバンク・松田宣浩選手との対戦なんかを見てみたいですね!