新潟アルビレックスBCのドラフト候補・前川哲投手。
最速156km/hのストレートを投げるサイドスローのピッチャーです。
この156km/hというのは亜細亜大学の平内龍太投手と並んで、今年のドラフト候補の中では最速ですね。
前川哲投手の名前の「哲」は“さとし”と読みます。
これは初見では読めないですね。
新聞などのメディアでは、今年のドラフトの“隠し玉”なんて表現をされることがありますが、
昨年もドラフト候補として名前が挙がっていましたし、それほど隠れていません。
昨年は残念ながら、指名ありませんでしたが、高卒独立リーグ6年目の今年は指名がありそうです。
今年のドラフト⚾️
— ばうんパパ@踊るFP3級勉強中🦁 (@baunpapa27) October 23, 2020
BCリーグから、選出されるかもしれない
前川哲投手(新潟アルビレックス所属)サイドスローにして、最速156キロ 安定して150キロをマーク なかなか居ない逸材
野球界を盛り上げて欲しです🙌🏽
注目です#ドラフト #前川哲 #野球 #最速 pic.twitter.com/SBIOoyeyN4
前川哲のプロフィール
名前:前川 哲(まえかわ さとし)
生年月日:1996年5月15日
出身:新潟県柏崎市
身長:180cm
体重:93kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:柏崎市立大洲小学校→柏崎市立第三中学校→新潟産業大学附属高校→新潟アルビレックスBC
前川哲の小中学時代
前川哲投手は小学2年生から野球を始めました。
中学からは軟式野球部に所属。
中学3年生からピッチャーを始めます。
中学時代には、同学年で、同じ新潟出身のDeNA飯塚悟史投手と投げ合ったこともあるそうです。
前川哲の高校時代
中学卒業後は、新潟産業大附属高校に進学します。
高校では打力を活かして、1年春からレフトのレギュラーを獲得。
打順も5番を任されていました。
そして、1年秋からエース。
途中、背番号1を他の選手に譲った時期もありましたが、
3年春からは再びエースに返り咲きます。
3年夏の新潟県大会には4番・エースで出場し、3回戦まで進出しました。
今でこそドラフト候補と呼ばれるまでになった前川哲投手ですが、
高校時代までは全くの無名で、実は高校までで野球を辞めるつもりでした。
実際、地元企業への就職も内定していた、と言います。
しかし、前川哲投手の才能を惜しんだ新潟産業大附属高校のコーチから、独立リーグ入りを勧められ、入団テストを受験。
見事、合格して、新潟アルビレックスBCに入団しました。
新潟産業大附属高校のコーチはグッジョブですね!
見る目がありますね。
前川哲の独立リーグ時代
独立リーグでは1年目からリーグ戦に出場。
最初の4年間はドラフト指名されることなく終えます。
サイドスローに転向
前川哲投手は5年目の7月に、新潟アルビレックスBCの清水章夫監督と加藤健コーチ(現巨人3軍バッテリーコーチ)の助言を受け、サイドスローに挑戦しました。
すると、シーズン後に行われたBCリーグ選抜と巨人、オリックスとの交流戦では自己最速の154km/hをマークするなど大幅な球速アップに成功します。
2019年のドラフト前には巨人とオリックスの2球団から調査票も届きましたが、残念ながら指名はありませんでした。
指名漏れの理由としては、サイドスローに転向して、日が浅く、まだフォームが固まっていなかったことなどがあったようです。
独立リーグ6年目の今年は、最速は156km/hまで上がり、自身初のタイトルとなるセーブ王を受賞しています。
「サトウ⾷品presents 2020シーズン個⼈タイトル」
— 新潟アルビレックスBC【公式】 (@Albi_BC_PR) October 21, 2020
新潟アルビレックスBCからは前川哲投手が最多セーブのタイトルを受賞しました。
前川投手のコメントはこちらからhttps://t.co/T0F0IXV3Wy#新潟アルビレックスBC #ルートインBCリーグ#前川哲 pic.twitter.com/9c1JbwLTJN
前川哲のプレースタイル
前川哲投手は身長180cm体重93kgのがっちりした体格のサイドスローです。
ストレートの最速156km/h。
変化球はスライダー、ツーシーム、カーブ、カットボール、チェンジアップ、フォーク。
コントロールにはややバラツキが見られます。
遠投120メートル、50メートル走5秒9と非常に高い身体能力の持ち主です。
また、これまで一度も肩、肘を壊したことがありません。
前川哲のまとめ
前川哲投手は
「今年ドラフトにかからないなら引退」
と、とても強い意志を持って今シーズンに挑んできました。
なんとかプロ入りを果たしてほしいですね!