中央大学陸上競技部のスーパールーキー・吉居大和選手。
仙台育英時代からインターハイ5000mで日本人トップ、
全国高校駅伝で1区を走り、日本一を達成するなど注目されてきた選手です。
中央大学に入学後も、ホクレンディスタンス千歳大会に出場し、5000mでU-20の日本新記録を更新!
さらには同じ5000mで全日本インカレで1年生ながら優勝!
はやくも学生トップランナーの座にを手にしています。
今回は、これから4年間で駅伝やトラックでの活躍が楽しみな吉居大和選手について調べてみました。
吉居大和のプロフィール
名前:吉居 大和(よしい やまと)
生年月日:2002年2月14日
出身:愛知県田原市
身長:168cm
体重:50kg
経歴:田原市立大草小学校→田原市立東部中学校→仙台育英高校→中央大学
吉居大和の弟
吉居大和選手はなんと双子です!
双子の長距離ランナーといえば、古くは宗茂、猛兄弟、最近では設楽啓太・悠太兄弟、村山謙太、紘太兄弟などがいますね。
吉居大和選手の双子の弟も陸上をされていて、名前は吉居大耀と言います。
現在は、中京大学で陸上をされているそうです。
また、吉居大和選手には双子の弟のほかに、もう一人2歳下の弟がいて、その弟がすごいんです!
現在、仙台育英に所属する弟・吉居駿恭選手は、中学時代には全国中学大会1500mで優勝!
仙台育英に進学後も、昨年の全国高校駅伝で1年生ながら、アンカーを務め、兄とともにチームの日本一に貢献しました。
#チャレンジミートゥinくまがや
— Tさんrunner (@Runner_2653) April 28, 2019
男子3000m 最終組
吉居駿恭くん(仙台育英1)8:18.87
この記録は高校1年歴代6位 pic.twitter.com/35BS8SgNQD
吉居大和選手と同じく駿恭選手も今後がとても楽しみな選手ですね。
吉居駿恭選手についてはこちらを→吉居駿恭(仙台育英)の進路は中央大学?父母がすごい!兄が双子?
吉居大和の父
また、吉居大和選手の父・吉居誠さんも元陸上選手です。
佐賀県の鳥栖工業時代には都大路に出場、卒業後はトヨタ自動車で陸上をされていました。
第3回 #東三河ジュニアスポーツ勉強会 #健康で強くなるために 第2部後半には田原市出身で現在仙台育英 #吉居兄弟 の父吉居誠さん@3eAdwppt4S6GOHaが登壇し、親としての今までの関わり方や食事など家族の4つのルールなどを話してくれました pic.twitter.com/PuiKLQTqcF
— 東三河ジュニアスポーツ勉強会実行委員会 (@eastmikawajss) December 17, 2019
さらに吉居大和選手の母・吉居美奈子さんもトヨタ自動車で活躍した長距離選手でした。
まさに陸上一家ですね!
吉居大和の小中学時代
吉居大和選手は小学5年生から田原市陸上クラブで陸上を始めました。
中学3年生の時にはジュニアオリンピックで3000mに出場し、決勝まで進出しています。
吉居大和の高校時代
中学卒業後は陸上の名門・仙台育英高校に進学。
高校では相次ぐ故障に苦しめられました。
1年夏に左大腿骨頸部、2年夏に右膝脛骨の疲労骨折を経験。
冬場にも歩けないくらいの痛みがあったといいます。
それでも3年生になり、体ができて故障しにくい体になると、その才能が開花しました。
インターハイの5000mで日本人トップの3位に入賞!
#陸上 #全国高校総体 第4日(7日、沖縄市)#男子5000m で #吉居大和(#仙台育英 3年)が14分8秒12で日本人トップの3位。ラスト1周で外国人留学生をとらえ、見応えある直線勝負を制しました。
— スポーツ報知東北支局 (@hochi_tohoku) August 7, 2019
「日本人トップは目標にしていた。去年はけがで欠場してしまった借りを返せてうれしい」 pic.twitter.com/75dq9m0aC4
さらに全国高校駅伝で1区を走り、日本一を達成!
その1か月後に行われた都道府県駅伝は1区で、区間記録を5秒更新して、区間賞を獲得しています。
吉居大和の大学時代
中央大学に進学してからも吉居大和選手の勢いは止まらず、
7月に行われたホクレンディスタンス千歳大会では5000mで13分28秒31の好タイムを記録。
これはU-20の日本新記録を15年ぶりに更新する大記録でした。
#吉居大和 選手 U20🆕👍 pic.twitter.com/JFdhwnMx6v
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 18, 2020
さらには、全日本インカレでは、同じ5000mで1年生ながら優勝を達成しています。
吉居大和のシューズ
普段はスパイクを履いている吉居大和選手ですが、大学1年生のホクレンディスタンス深川大会に出場した時には、ナイキの厚底シューズであるアルファフライを履いていました。
おそらく、これはこれから始まる駅伝シーズンを意識したものだと思われますね。
箱根駅伝でも同じアルファフライか、その新作シューズを履いて出場するのではないでしょうか。
吉居大和のまとめ
吉居大和選手がライバルとして意識しているのが、順天堂大学の三浦龍司選手です。
三浦選手も吉居大和選手とともに今年の“スーパールーキー”と呼ばれています。
吉居大和選手の専門は5000m、三浦選手の専門は3000m障害となかなか同じレースに出ることはありませんが、駅伝ならば一緒に走る可能性があります。
10月17日の箱根駅伝予選会ではそんな三浦と相まみえることになる。吉居は過去のレースで三浦に勝ったことがあまりないこともあり、「ラストを競ってみたい、勝負してみたい、という思いはあったので、ハーフマラソンや、もし箱根駅伝で同じ区間になることになれば勝負してみたいです」と闘志を燃やす。
4years
これから4年間の大学長距離界は、吉居大和選手と三浦選手を中心に回っていくことは間違いありません!
二人で競い合いながら、記録を伸ばしていってほしいですね!
三浦龍司選手についてはこちらを→三浦龍司(順天堂大学)の洛南時代の3000m障害や駅伝の成績は?シューズやスパイクは?