横浜DeNAベースターズの尾仲祐哉投手が、FA移籍した大和内野手の人的補償として、阪神へ移籍することが決まりました。
尾仲投手は2016年にドラフト6位で入団した選手で、2017年がルーキーイヤーでした。
つまり僅か1年での移籍ですね。
DeNAの公式サイトでは、
「一年という短い間ではありましたが、ファンの皆さんの応援はとても心強く、温かかったです。横浜スタジアムで初勝利を挙げられたことは一番の思い出です。チームは変わりますが、皆さんにひとまわり、ふたまわりも成長した姿を見せられるよう、新天地でも頑張りたいと思います」
とコメントしています。
本人は大変驚いたのではないでしょうか?
しかし人的補償で獲得したということは、阪神から求めらているということでもあります。
阪神の谷本修副社長も、
「金本監督とも相談の上、総合的に判断した結果、全員の意見が一致し、尾仲選手を獲得する旨を横浜球団に伝えさせていただきました。年齢も若く、能力も非常に高い選手という評価で、将来性も十分ですし、来シーズンからも勝負できる素材だと思っております。タイガースのユニホームを着て是非、頑張ってもらいたいと思います」
とコメント。
そこで、来シーズンの活躍に期待高まる尾仲投手について、これまでの活躍をまとめてみました。

名前:尾仲祐哉(おなか ゆうや)
出身地:福岡県北九州市八幡西区
生年月日:1995年1月31日
身長:173cm
体重:72kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:投手
年棒:920万円(2018年)
経歴:北九州市立折尾西小学校→北九州市立則松中学校→高稜高等学校→広島経済大学→横浜DeNAベースターズ(2017)→阪神タイガース(2018-)
小学生の時に軟式野球を始め、中学では軟式野球部に所属していました。
高稜高校に進学すると、当初は外野手でしたが、その後、ショートでレギュラーを獲得。
そして、2年秋からエースを任されるようになっています。
3年夏の県大会では、6回表までノーヒット無失点の好投を見せるも、その後逆転を許し、初戦で敗退。
北部大会3回戦が最高で、甲子園の出場経験はありません。
高校卒業後は、広島経済大学へ進学。
1年の秋にはエースの座を獲得しています。
2年春のリーグ戦では、4勝1敗、防御率1.06の活躍でベストナインを受賞。
3年秋には右肘痛を発症しましたが、4年春には自己最多の5勝を挙げてMVPに輝いています。
尾仲投手を一躍有名にしたのは、4年生の時に出場した「全日本大学野球大会」です。
初戦・九州国際大学戦で、8回14奪三振の好投。
この活躍に、スカウト陣が注目しました。
そして2016年のドラフト会議で、DeNAに6位指名され、入団しています。
〇プロでの実績
1年目となった2017年のシーズンの成績は、11試合19回1/3を投げて1勝1敗、防御率6.52でした。
全てリリーフとして登板しています。
2017年8月22日の広島東洋カープとの試合で初勝利も挙げています。
防御率は悪いですが、イニング数も少ないですし、1年目ということも考えれば、来シーズンは大変期待が持てる選手だと思います。
実際、今シーズン2軍では、チーム2番目となる25試合32回2/3を投げて、1勝0敗5S、防御率1.38の好成績を残しています。
〇球速、球種
小柄ながら、最速150km/hのストレートを中心にしたピッチングスタイル。
最も得意な変化球はスライダーで、その他カットボール、チェンジアップ、フォークも投げれるようです。
〇彼女
彼女の存在が気になる方もいるのではないでしょうか?
調べましたが、今のところ情報はありません。
年齢を考えれば、いても全く不思議ではありませんが、今シーズンはルーキーイヤーで来シーズンは新天地。
落ちついて彼女を作る暇なんてないかもしれませんね。
今回のプロテクトから外れてしまった尾仲投手ですが、DeNAとしては期待をして育てていた選手だと思います。
きっと捕られて「痛い」と思っていることでしょう。
新天地での活躍に注目ですね。