ENEOSのドラフト候補・小豆澤誠選手。
上武大学時代から堅守で注目されていた内野手です。
名字の“小豆澤”の読みは「あずきざわ」と読みます。
名字由来netによると、全国でおよそ340人しかいない、とても珍しい名字だそうです。
社会人3年目の今年は都市対抗予選でMVPを獲得するなど、活躍を見せており、子供の頃からの夢だったプロ入りに手が届くところまで来ています。
小豆澤誠のプロフィール
名前:小豆澤 誠(あずきざわ まこと)
生年月日:1995年4月12日
出身:大阪府大阪市
身長:170cm
体重:75kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:セカンド兼ショート
経歴:大阪市立此花中学校→飛龍高校→上武大学→ENEOS
小豆澤誠の小中学時代
小豆澤誠選手は小学4年生からソフトボールを始めました。
当時のポジションはショート。
中学時代は大阪福島シニアに所属。
最初はショートでしたが、すぐにセカンドに転向します。
小豆澤誠選手によると
「ソフトボール上がりで長い距離が投げられなかったんです。ソフトは鷲掴みなので、硬式じゃふんわりしか投げられなくて」
とのこと。
卒業後は、静岡県にある飛龍高校に進学しました。
小豆澤誠の高校時代
高校では2年秋からセカンドのレギュラーを獲得。
秋の静岡県大会では1番打者としてチームを引っ張り、3位入りに貢献!
18年ぶりの東海大会進出を果たしました。
東海大会では初戦で豊川高校を5対4で破り、ベスト8。
2年生の12月には県選抜チームの一員として常葉橘の高橋遥人投手(現・阪神)らとともに台湾遠征を経験しました。
県選抜チームのメンバーとはとても仲が良く今も交流があるそうです。
3年夏の静岡県県大会は初戦(2回戦)で、鈴木翔太投手(現・中日)のいた聖隷クリストファーと対戦。
小豆澤誠選手は鈴木投手から先頭打者ホームランを含む4打数3安打1打点と打ちまくりましたが、試合は3対6で敗れています。
高校の1学年下のチームメイトには大盛穂選手(現・広島)らがいました。
ここ最近、飛龍出身選手の活躍が目につくな。大盛穂、小豆澤誠、佐藤蓮。教え子の活躍に濱野洋も喜んでるだろう。
— T U (@neon21deion) September 16, 2020
小豆澤誠の大学時代
高校卒業後は上武大学に進学。
大学では2年春からセカンドのレギュラーを獲得すると、
45打数14安打8打点、打率.311の好成績でベストナインを受賞しました。
上武大 小豆澤 誠(飛龍) pic.twitter.com/x1giItSUxI
— いっしー (@reiro_26) June 11, 2015
2年秋からはショートに転向します。
3年春には32打数14安打7打点、打率.438の活躍で、MVP、首位打者、ベストナインに輝きました。
全国大会には2、3、4年春の選手権と2、3年秋の明治神宮大会の5度出場。
3年春の選手権の準々決勝ではサヨナラタイムリーヒットを放ち、ベスト4入りに貢献しました。
全日本大学野球選手権準々決勝
— Takashi Honda (@MiiYg) June 9, 2016
上武対東北福祉
小豆澤のサヨナラータイムリー!!!
4×-3 上武準決勝進出!!! pic.twitter.com/UwBCnIdVDi
大学時代からプロから注目されていた小豆澤誠選手でしたが、4年秋にはプロ志望届を提出せず、卒業後はJX-ENEOSに入社します。
大学の同期のチームメイトには宮川哲(現・西武)、石井将希投手(現・阪神)、島田海吏選手(現・阪神)らがいました。
小豆澤誠の社会人時代
社会人では1年目から公式戦に出場。
ショート兼セカンドとしてプレーし、
3年目の都市対抗西関東予選では首位打者賞とMVPを獲得する活躍で、本戦出場に貢献しました。
20/9/16
— クーパー野球動画 (@zettcooper) September 16, 2020
横浜スタジアム
西関東2次予選
ENEOS – 三菱パワー
ENEOS
小豆澤誠
内野手
3安打4打点 & 守備 pic.twitter.com/nn56eAKTwL
小豆澤誠のプレースタイル
小豆澤誠選手は170cmと小柄ながら3拍子揃った内野手です。
特に守備は大学時代から“学生球界屈指の守備力”と高く評価されていました。
バッティングでは大学まではやや非力で、下位打線を務めることが多かったですが、
社会人に入ってからは力強さも見られるようになってきています。
ENEOSの小豆澤誠選手は上武大時代から華麗な守備で「あとは打撃があれば」と言われていた選手。社会人で打撃開眼して今日は3安打4打点。西関東MVPにふさわしい暴れっぷりだった。25歳にして旬を迎えたこの選手を試合終了まで球場にいたスカウト陣はどう見たのか。攻守に球際でたくましい選手です。
— 菊地選手 (@kikuchiplayer) September 16, 2020
小豆澤誠のまとめ
小豆澤誠選手は今年で大卒社会人3年目ということでそろそろプロ入りを果たしたいところです。
惜しむらくは今年はコロナ禍の影響で日本選手権大会が中止、都市対抗野球大会がドラフト後の11月に行われることになっています。
全国を舞台にスカウトにアピールする機会がないのは残念ですね。
それでも今シーズンの小豆澤誠選手の活躍は目を見張るものがあり、それはスカウトも見ていてくれるはずです。
大阪出身の小豆澤誠選手は生粋の阪神ファンだそうなので、大学時代のチームメイトもいることですし、できれば阪神に指名してほしいですね!