東海大海洋学部のドラフト候補・加藤廉選手。
走・攻・守の3拍子揃ったショートです。
全国的には無名ながらも複数のプロ野球チームから注目されており、大卒でのプロ入りを目指しています。
加藤廉のプロフィール
名前:加藤 廉(かとう れん)
生年月日:1999年1月12日
出身:静岡県島田市
身長:180cm
体重:80kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ショート兼ライト
家族:両親、兄、双子の弟
血液型:O型
経歴:島田市立五和小学校→島田市立金谷中学校→静岡県立島田工業高校→東海大海洋学部
加藤廉の小中学時代
加藤廉選手は小学2年生から五和クラブで軟式野球を始めました。
中学時代は小笠浜岡リトルシニアでプレー。
小笠浜岡リトルシニアの2学年上には広島の桒原樹選手がいました。
加藤廉選手は桒原選手のことを
「中学の時から雰囲気が違った。スイングも守備も良い」
と、同じ左打ちのショートとして目標としています。
加藤廉の高校時代
中学卒業後は地元の島田工業に進学します。
高校では1年生からベンチ入り。
2年夏の静岡県大会にはセカンドのレギュラーとして出場。
打順もクリーナップを任され、13打数4安打2打点、打率308の成績で3回戦まで進出しました。
3年夏の静岡県大会には4番・ショートで出場。
初戦の浜松西高校戦では3打数0安打に抑えられ、チームも7回コールド1対10で敗れています。
加藤廉の大学時代
大学進学時には県外の大学からも誘われた加藤廉選手ですが、
「高2の冬に練習参加して環境が良かった」
と、静岡市にある東海大海洋学部へ進学しました。
大学では1年生からベンチ入り。
2年春のリーグ戦にはライト、センター、サードとして12試合に出場し、
38打数13安打、打点8、打率.342の好成績で新人賞を受賞しました。
2年秋のリーグ戦ではショートとライトでスタメン出場。
3年春からショートのレギュラーに定着すると、
打率.213ながらもリーグ1位の3本のホームランを記録し、18シーズンぶりの優勝に貢献しました。
大学の同期には島田工業からチームメイトのプロ注目右腕・孕石幸寛投手らがいます。
東海大海洋のプロ注目コンビ、加藤廉主将と孕石幸寛投手。2人の事は下級生の頃からOP戦や公式戦で応援してきて、好プレーやミスも幾度となく見てきた。
— あお (@gf3KfX0RHWLDJ6g) May 27, 2020
春季リーグの中止は気の毒だったけど、これからもチームを引っ張っていってほしい。将来プロ野球を夢見る学童も応援しています💪>RT#東海大海洋 pic.twitter.com/SxOcE7yYfC
加藤廉のプレースタイル
加藤廉選手は左打ちのプロ注目ショートです。
中距離ヒッタータイプで、高校通算10本塁打、大学通算4本塁打を記録。
東海大海洋学部の手塚慎太郎監督は
「打撃、小技、肩、足とそろっている選手」
と、加藤廉選手の実力を高く評価しています。
また、一塁到達3秒98を計測する俊足で、3年秋のリーグ戦では14試合で6盗塁を記録しています。
遠投115メートル。
加藤廉の進路
当初、加藤廉選手は、大学卒業後は社会人で野球を続ける予定でしたが、
「今年の春前にプロのスカウトが見に来て、意識するようになりました」
と、プロ入りに方向転換しています。
加藤廉のまとめ
加藤廉選手は4年秋のリーグ戦では、視察に訪れたロッテスカウトの前でホームランを放つなど結果を残しています。
プロ入りに関して
「育成でも、どんな形でもいいからプロへ行きたいです」
と話されていますので、育成までなら指名の可能性は十分あると思いますね!