福岡第一のドラフト候補・岸本暖選手。
プロ注目の強肩強打のキャッチャーです。
名前の“暖”は「だん」と読みます。
2年秋の福岡県大会では4番打者として、3本のホームランを放つ大活躍で優勝を達成しました。
【福岡高校野球注目選手】
— 福岡の高校野球 (@M9VwAiShbtNsI4g) January 19, 2020
《春季大会注目選手①》
福岡第一高校・岸本 暖 (2年)
昨夏からクリーンナップを打つ強打の捕手
秋の大会ではホームランを3本放つなどの大活躍
特にここ1番のチャンスに強い印象を受けた
春も秋のように大暴れして欲しい pic.twitter.com/cjIP03sU8N
岸本暖のプロフィール
名前:岸本 暖(きしもと だん)
生年月日:2002年8月3日
出身:福岡県那珂川市
身長:178cm
体重:88kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:キャッチャー
家族:両親と兄
経歴:那珂川市立岩戸北小学校→那珂川市立那珂川北中学校→福岡第一高校
岸本暖の兄
岸本暖選手の9歳上の兄・優さんも元高校球児です。
山口県の柳井学園時代には甲子園出場こそはないものの正捕手として、中国大会に出場しています。
弟の岸本暖選手によると、ドラフト候補として名前が挙がったこともあったのだそうです。
福岡第一、岸本暖(1年)
— kishimoto.yuu (@XnxYuu) August 3, 2018
はい、弟です。
バースデイアーチとか洒落たことするねぇ〜👏 pic.twitter.com/8jKrA5EC1Y
また、優さんは、小、中で同じ野球チームに所属していたことから、阪神・梅野隆太郎選手と親交があります。
そんな縁で、岸本暖選手は昨秋県大会優勝後、梅野選手からキャッチャーミットをプレゼントされていました。
9歳年上の兄優さんが1学年上の阪神梅野と小、中で同じ野球チームに所属した縁で、親交がある。昨秋県大会優勝後、キャッチャーミットをサプライズでプレゼントされた。
プロ注目の福岡第一・岸本、梅野ミットで奮闘/福岡 日刊スポーツ
岸本暖の小中学時代
岸本暖選手は兄に憧れ、小学1年生から片縄ビクトリーで軟式野球を始めました。
その頃からキャッチャーひと筋でプレー。
中学校では糸島ボーイズに所属。
糸島ボーイズでは岸本暖選手と同じく今年のドラフト候補の八方悠介投手(現・鹿児島城西)とバッテリーを組んでいました。
八方悠介投手についてはこちらを→八方悠介(鹿児島城西)はドラフト注目の好投手!兄や中学時代や身長は?
岸本暖の高校時代
中学卒業後は、福岡第一高校に進学。
高校では1年春から正捕手の座を獲得します。
1年夏の福岡県大会は初戦敗退、
1年秋の福岡県大会は5回戦敗退、
2年夏の福岡県大会は3回戦敗退。
2年秋の新チームから4番を任されると、2年秋の福岡県大会では3本のホームランを打つ活躍で優勝を達成しました。
>昨年秋の九州大会に出場した福岡第一と福工大城東には、将来楽しみな大型捕手がいる。福岡第一の岸本暖(だん)は遠投120m、二塁送球1.8秒の強肩を誇り、バッティングも昨年秋の福岡大会で3本塁打を放つなど、打者としての能力も高い。
— booker (@bookerbaseball1) July 4, 2020
九州大会では初戦の八重山農林戦では、4打数3安打2打点の成績で、7回コールド8対1で勝利!
続く準々決勝では大分商業戦と対戦。
大分商業の好投手・川瀬堅斗投手からヒットを1本打ちましたが、
チームは2対5で敗れ、ベスト8に終わっています。
岸本暖のプレースタイル
岸本暖選手は身長178cm体重88kgのガッチリした体つきのキャッチャーです。
高校通算11本塁打を記録。
遠投120メートル、二塁スローイングタイム1.85秒のプロ並みの強肩の持ち主です。
岸本暖のスカウト評価
ロッテ・福沢スカウト
「体がしっかりしていて将来的に楽しみ。能力は高い」
日本ハム・林スカウト
「体が強い。力があり、素材のいい選手です」
岸本暖の進路
岸本暖選手は高校卒業後の進路に関して
「プロ1本。コロナでこういう形になりましたが、逆にプロへの気持ちが出た。スカウトにアピールしたいです」
とコメントされています。
岸本暖のまとめ
3年夏の福岡県大会では初戦で、昨年春夏連続で甲子園出場した強豪・筑陽学園と対戦し、3対7で敗れています。
試合には敗れたもののこの試合には9球団のスカウトが視察に訪れていて、岸本暖選手に対するプロ側の注目度の高さがうかがいしれました。
今秋のドラフトではコロナの影響で全体の指名数が減ることが予想されていて、
岸本暖選手の指名が確実にあるとは言えませんが、なんとかプロ入りを果たしてほしいですね!