金沢龍谷高校のドラフト候補・加藤優弥投手。
背番号11ながら、複数のプロチームから注目されているサイドスローのピッチャーです。
2年秋までは平凡なオーバースローのピッチャーでしたが、元プロのコーチの助言でサイドスローに転向すると、才能が開花!
ストレートは最速150km/hをマークするまでになり、一躍、今秋のドラフトの有力候補になっています。
加藤優弥のプロフィール
名前:加藤 優弥(かとう ゆうや)
出身:愛知県清須市
身長:175cm
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:金沢龍谷高校
加藤優弥の中学時代
中学時代、加藤優弥投手は津ボーイズに所属。
津ボーイズの1学年上には前佑囲斗投手(津田学園→オリックスバッファローズ)らがいました。
金沢龍谷の加藤 優弥君は愛知清州出身だけど、津ボーイズなのか。
— kuro (@_kuro1031) July 17, 2020
加藤優弥の高校時代
中学卒業後は、石川県にある金沢龍谷高校に進学。
金沢龍谷高校は甲子園出場経験こそはありませんが、近年、力を付けてきている私立の学校です。
OBには元楽天の山本大明さんがいます。
加藤優弥投手は2年秋まではオーバースローの控え投手としてプレー。
2年夏の石川県大会では2回戦・小松工業戦で公式戦初先発を果たしますが、2回途中1失点で降板。
#高校野球 県立の第2試合は小松工ー金沢龍谷。赤い帽子の龍谷、先発は2年生加藤くん。ぐいぐい球が走ってるぞ。連続奪三振スタートです。
— 朝日新聞金沢総局 (@asahi_kanazawa) July 20, 2019
チームは勝利し、ベスト8まで進んでいますが、以後、加藤優弥投手の登板はありませんでした。
2年秋の石川県大会には外野手として出場。
初戦の小松高校ではリリーフでマウンドにも上がりましたが、
1死しか取れず3点を奪われ、ノックアウト。
チームも3対13で敗れています。
フォーム改造
金沢龍谷高校の青山監督によるとオーバースロー時代の加藤優弥投手は
「球速は140キロを超えて制球も良かったが、マシンのような縦回転で打たれやすかった」
と言います。
そこで、加藤優弥投手は2年秋の大会終了後に、投手コーチの田村勤さんのアドバイスの下、サイドスローに挑戦しました。
田村さんは元阪神のピッチャーで、現役時代、左のサイドスローとして通算54セーブを挙げています。
このサイドスロー転向がぴたりとはまり、腕を下げてからは
「ほとんど打たれなくなった」
と言っています。
さらにコロナウイルスの影響による休校期間中には、愛知県清須市の実家で、家族を担いで立てなくなるまでスクワットをこなすなど、筋力強化を徹底。
4月下旬から6月1日の間に体重5キロの増量に成功しました。
その結果、休校明け最初の練習試合で自己最速の146km/hを出すと、
7月2日の金沢学院大学との練習試合では、プロ野球スカウトのスピードガンで150m/hを連発!
一躍、ドラフト候補に名乗りを挙げました。
MAX150キロ
— 桜井(野球垢 (@sakurai_yakyu) July 12, 2020
金沢龍谷・加藤優弥のピッチング
※編集の出来はあまりよくありませんがご了承ください pic.twitter.com/fq1afsHF1j
高校の同期のチームメイトには最速148km/h を投げるエースの川崎翔陽投手らがいます。
加藤優弥のプレースタイル
加藤優弥投手は最速150km/hを投げるサイドスローのピッチャーです。
変化球は縦のスライダー、小さく曲がるスライダー、シンカーなど。
サイドスロー特有のシュートするストレートも武器です。
加藤優弥のスカウト評価
中日・音スカウト
「(加藤について)ランナーがいない時は常時140キロ台中盤が出るし、球に力がある。シンカーなど変化球も一通り投げられて器用。楽しみな投手で注目している」
金沢龍谷の加藤優弥くんって球速くないか。YouTubeにあげてあったけど何気なく観てビックリ、ドラフト指名あるんじゃかな。
— もりもんちん (@Kiritanpo_66) July 15, 2020
加藤優弥の進路
加藤優弥投手は高校卒業後の進路に関して
「プロになりたいけど、まずはこのチームで頂点に」
と言っており、まだ明言はされていません。
今は3年夏の石川県大会中ですからね。
進路に関して、明らかにするのは大会終了後ではないでしょうか。
何か分かりましたら、その時に追記しますね。
加藤優弥のまとめ
加藤優弥投手がプロから注目されるようなピッチャーになったのは3年夏からと遅めです。
そのため、公式戦での実績、経験ともに不足しています。
3年夏の石川県大会で結果を残して、自信を付けてからプロ入りを果たしてほしいですね!