2017年から柏レイソルの右サイドバックを任されている小池龍太選手。
まだ、22歳と若い選手ですが、3年前までアルバイトをしながら、サッカーをしていた苦労人です。
2014年JFL(レノファ山口)→2015年J3(レノファ山口)→2016年 J2(レノファ山口)→2017 年J1(柏レイソル)
と、1年ごとにプレーするディビジョンを上げてきています。
次に小池選手が活躍する舞台は、海外移籍でしょうか?
それとも日本代表でしょうか?

名前:小池 龍太(こいけ りゅうた)
生年月日:1995年8月29日
出身:東京都八王子市
身長:169cm
体重:63kg
血液型:O型
背番号:13
投打:投げ打ち
経歴:松ヶ谷FC→横河武蔵野FCジュニア→JFAアカデミー福島→レノファ山口→柏レイソル
小池選手は、5歳からお兄さんと一緒にサッカーを始めました。
小学生時代は「横河武蔵野FCジュニア」でプレー。
中学校進学時に「JFAアカデミー福島」を受験します。
「JFAアカデミー福島」とは、日本サッカー協会が設立した中高一貫のサッカーエリートの教育・養成機関です。
小池選手が受験した時の競争率はなんと45.7倍!
そんな難関を勝ち抜き、見事合格しました。
高校卒業時には、Jリーグのプレーすることを望みましたが、残念ながら、Jリーグクラブからのオファーはありませんでした。
そこで、当時、日本フットボールリーグ (JFL) に所属していたレノファ山口FCに入団します。
○JFL時代はアルバイト生活
JFL時代のレノファ山口の選手は、大半がアマチュア契約でした。
小池選手もサッカースクールのコーチのアルバイトをしながら、サッカーを続けています。
当時は水道代を節約するため、クラブパートナーの経営する銭湯で入浴したり、外食を控えて自炊したりするなどの苦労をされたそうです。
レノファ山口では、入団1年目から17試合に先発出場するなどし、山口のJ3リーグ参入に貢献しました。
翌年は背番号も1桁となりレギュラーを獲得し、初得点も記録します。
チームもJ3で優勝し、1年でJ2昇格を成し遂げました。
J2では全42試合に出場を果たし、3得点をマークしています。
その活躍が認められ、2016年11月22日、J1の強豪・柏レイソルへ完全移籍を果たしました。
○プレースタイル
豊富な運動量を武器に、攻守に渡っての献身的なプレーが持ち味。
高校2年生までは攻撃的なMFとしてプレーしていただけあり、攻撃意識の高さも特徴の一つです。
○中島翔哉選手と従兄
現在、ポルトガルで活躍中の中島翔哉選手は、小池選手の母方の従兄にあたります。
小池選手の方が一つ年下ですが、同じ小学校に通い、ほぼ毎日、一緒にボールを蹴っていたそうです。
「JFL時代も”いつか翔哉と同じ舞台でプレーしたい”との目標は見失わなかった。いつかは追い越せると信じている。柏でタイトルを獲れれば、その先にまた道が広がっていると思う」
と、中島選手の活躍が、小池選手の原動力になっていたようです。
そして2017年5月14日のFC東京vs柏戦では、「いとこ対決」が実現しています。
将来は日本代表で、中島翔哉選手と一緒にプレーするところも見てみたいですね。
○結婚
レノファ山口時代の2016年7月に結婚されています。
相手は一般の方なので公表されていませんが、小池選手の下積み時代を支えてきたきっと素敵な方なのでしょうね。
日本でも屈指のサイドバックに成長した小池選手は、近い将来、日本代表に呼ばれる可能性があります。
JFLでプレーした経験がある選手が、もし、日本代表に入ったら夢がありますね。
Jリーグ草創期ならいたかもしれませんが、最近ではいないと思います。
現在、JFLでプレーしている選手たちにとっても励みになるのではないでしょうか?
小池龍太選手にはぜひ日本代表を目指して、活躍を続けてほしいです。