桐生第一高校のドラフト候補・蓼原慎仁投手。
2年秋までは背番号二桁の控え投手ながら、プロからも注目されているピッチャーです。
冬場のトレーニングで球速アップを果たした蓼原慎仁投手は、高卒でのプロ入りを目指しています。
※追記 高校卒業後は上武大学に進学!
蓼原慎仁のプロフィール
名前:蓼原 慎仁(たではら しんじ)
生年月日:2003年1月28日
出身:東京都板橋区
身長:180cm
体重:80kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:板橋区立新河岸小学校→板橋区立高島第一中学校→桐生第一高校→上武大学
蓼原慎仁の父と母
蓼原慎仁投手はロシア人の母・ナタリアさんと日本人の父・秀樹さんの間に産まれました。
ナタリアさんのミドルネームは日本プロ野球界初の外国生まれの選手であるスタルヒン投手と同じ「ヴィクトル」です。
スタルヒン投手は通算303勝に加え、外国人初のノーヒットノーランも達成している伝説のピッチャーですね。
蓼原慎仁の小中学時代
蓼原慎仁投手は小学1年生の時にお父さんから
「日本のプロ野球でスタルヒンさんという人がロシアからの第1号だった。お前が(プロに)なれば、2人目か3人目になるんじゃないか」
と説得され、野球を始めました。
何人目など、ハーフはどのようにカウントされるかは不明ですが、
お父さんは、最初から息子を野球選手にさせる気満々だったんですね。
本当にプロ注目の選手にまで成長して、良かったですね!
蓼原慎仁投手は中学では練馬シニアでプレー。
中学卒業後は、群馬県にある強豪・桐生第一に進学しました。
蓼原慎仁の高校時代
蓼原慎仁投手は高校では2年夏の群馬県大会から控え投手としてベンチ入り。
2試合に登板し、ベスト4入りに貢献しました。
2年秋の群馬県大会では背番号10を付け、先発とリリーフで1試合ずつに登板。
先発を務めた3回戦の安中総合高戦では、8回を投げ、2安打2四球の好投で、8対1完投勝利を収めています。
群馬県大会を制して臨んだ関東大会では背番号18を付けてベンチ入り。
チームはベスト4入りを果たしましたが、蓼原慎仁投手の登板機会はありませんでした。
大会終了後には、厳しいトレーニングを重ね、体重は5kg増の80kgへと成長。
また、インステップ気味だった投球フォームの修正にも取り組むと、
2年秋の時点で140km/hだったストレートの最速は144km/hまでアップしました。
高校の同期のチームメイトにはエースの宮下宝投手、工藤ジェエル選手らがいます。
昨年まで桐生第一に在籍しいた工藤ジェエル選手の兄・工藤ナイジェル選手(現・東北福祉大)はプロ注目選手ですね。

蓼原慎仁のプレースタイル
蓼原慎仁投手は最速144km/hを投げる本格派のピッチャーです。
2年秋までは控えでしたが、
桐生第一の今泉壮介監督も
「甲子園では先発を任せたい」
と1冬を越えての成長を認めています。
遠投105m。
50m6秒9。
憧れの選手は、シカゴカブスのダルビッシュ投手とDeNAの山崎康晃投手。
どちらも日本を代表するハーフのピッチャーですね!
蓼原慎仁の進路
蓼原慎仁投手は高校卒業後の進路に関して、高卒でのプロ入りを目指すことを明らかにしています。
蓼原慎仁のまとめ
高校での実績の少ない蓼原慎仁投手にとって、プロを目指す上で「2020年甲子園高校野球交流試合(仮称)」の開催決定は朗報です。
甲子園を舞台に活躍して、プロ入りを勝ち取ってほしいですね!