大崎中央高校のドラフト候補・氏家蓮投手。
身長171cmと小柄ながら、最速151km/hのストレートを投げる本格派のピッチャーです。
1年秋にエースとして東北大会に出場した際には、初戦で青森山田と対戦。
昨年の巨人ドラフト1位の堀田賢慎投手と投げ合いを制し、完投勝利を果たしています。
※追記 高校卒業後はトヨタ自動車東日本に入社!
氏家蓮選手#大崎中央#ピッチャーの日 pic.twitter.com/DX4kF8IXAL
— ⚾ゆきえ⚾ (@sasayuki07281) January 1, 2019
氏家蓮のプロフィール
名前:氏家 蓮(うじいえ れん)
生年月日:2002年4月13日
出身:宮城県栗原市
身長:171cm
体重:74kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
家族:父、祖父母、曽祖父母
好きな野球選手:ヤンキース・田中将大
経歴:栗原市立姫松小学校(現・栗原市立一迫小学校)→栗原市立栗原西中学校→大崎中央高校→トヨタ自動車東日本
氏家蓮の小中学時代
氏家蓮投手は小学4年生から一迫山王クラブで軟式野球を始めました。
中学時代は軟式野球部に所属。
当時のポジションはキャッチャーで、2年生と3年生の時には栗原市選抜にも選出されています。
氏家蓮の高校時代
中学卒業後は大崎中央高校に進学。
大崎中央高校は、近年、甲子園出場を目標に全国から優秀な選手を集めるなど強化を図ってきている私立の学校です。
氏家蓮投手は高校入学後にキャッチャーからピッチャーに転向します。
1年夏の宮城県大会からベンチ入り。(出場は無し)
1年秋の新チームからは早くもエースの座を獲得すると、
秋の宮城県大会では3位に入り、11年ぶり2度目の東北大会に出場します。
4強出揃ったな
全チーム気になる
今大会のダークホース、佐沼をやぶった柴田は力はあるだろうし、古川の剛腕、千坂くんの投球も見たい
育英は前回見たかんじだと可能性を秘めてるように見えた特に宮本拓実
なにより大崎中央の氏家蓮、今一番気になってる投手
石巻まで往復四時間、テスト前…迷う……— 工藤 (@46Nogizaka10969) September 19, 2018
東北大会の初戦では青森山田の堀田賢慎投手と投げ合い、4対3で完投勝ちを収め、ベスト16入りに貢献しました。
2年春、夏と一時は控えに降格しましたが、2年秋には再び背番号1を取り戻します。
2年秋の宮城県大会北部予選では、決勝で完封を挙げるなど初優勝を達成!
しかし、宮城県大会本戦では白石工業に0対2で敗れ、初戦(2回戦)敗退でした。
その悔しさから、冬場には食事トレーニングに加え、仙台市内のジムに通い初動負荷トレーニングで下半身強化を行うなど肉体改造に取り組ます。
その結果、2年秋に144km/hだった球速は3月には148km/hまでアップ!
さらに6月の部活解禁日には151 km/hを記録しました。
下半身強化の取り組みと走力メニューで足腰からフォームを固めた結果、昨秋時点で144キロだった最速は、3月に148キロまでアップ。練習再開日となった今月1日、球速などを計測できる「テクニカルピッチ」で151キロをマークするまでに成長した。
ちなみに、上記に記事に出てきたテクニカルピッチとはこちらですね。
スピードガンと違って、球速だけではなく、回転数なども計れるそうです。
最近の高校生はこんなハイテクな物を使っているんですね!
軟式用もあります。
氏家蓮のプレースタイル
氏家蓮投手はノーワインドアップから最速151km/hを投げるプロ注目のピッチャーです。
プロよりも多い回転数のストレートが武器。
大崎中央の平石朋浩監督によると
「直球の回転数は2500回転を超えて、プロ野球平均よりも200、300くらい多い。横で見ても速いですが、打席では伸びて来る。普段は謙虚で純粋ですが、マウンドに上がると人が変わる」
とのことです。
氏家蓮のグラブ
氏家蓮投手が2年秋から使っているグラブには、座右の銘である「華麗奔放」の刺繍が入っています。
意味は“極めて華やかで、思うがままに振る舞うこと”
氏家蓮投手の
「マウンドでは自分のイメージ通りに振る舞いたいから」
との思いが込められています。
氏家蓮の進路
氏家蓮投手は高校卒業後の進路に関して
「NPB(日本プロ野球)からのドラフト一本に絞る」
と高卒でのプロ入りを目指しています。
もし、指名漏れした場合は、家計を助けるために就職を第1希望に考えているそうです。
就職する理由が“家計を助けるため”というのが素敵ですね!
氏家蓮投手はとても家族想いの人物で、このような記事もありました。
小さい頃からおじいちゃんっ子だった。楽天の試合をよく見に連れて行ってくれた。小学4年の時に初めて手にしたグローブを買ってくれたのも、実さん。中2の夏、先輩との実力差に挫折を感じて学校に行かなくなると、「やるって言ったらやれ」と厳しく励ましてくれた。後になって、学校に行って先生と話し合ってくれていたことを知った。
昨秋に脳の病気で倒れた。話せる状態にまで回復はしたものの、球場には足を運べない。夏の開催が揺れていたことも知らないはずだ。「じいじに良い結果を報告して、恩返ししたい」。そう考えていた。
バーチャル高校野球 病床の「じいじ」に甲子園への切符届けたかった
氏家蓮のまとめ
氏家蓮投手の高校での目標は、“学校初の甲子園出場と、高卒でのプロ入り”でした。
残念ながら、甲子園出場はかないませんでしたが、
病気のおじいさんをはじめ、家族のためにも、なんとかプロ入りは果たしてほしいですね!