龍谷大平安高校のドラフト候補・奥村真大選手。
東京ヤクルトでプレーする奥村展征選手を兄に持つ強打の内野手です。
甲子園には1年夏、2年春と2季連続で出場!
兄に続いて高卒でのプロ入りを目指しています。
#注目1年生 「甲子園一家」に生まれた龍谷大平安・奥村真大に注目。秋季近畿大会の準々決勝ではサヨナラ打を放ち、センバツ当確を決めた男。兄はヤクルトに所属する奥村展征。祖父は甲賀高校(元・水口)を監督として選抜出場、父は甲西高校で夏の甲子園出場し現在は監督。https://t.co/WePnbM0KMD
— 汗と涙。#高校 野球 (@gari_wasabi) October 27, 2018
〜もくじ〜
奥村真大のプロフィール
名前:奥村 真大(おくむら まさひろ)
生年月日:2002年6月18日
出身:滋賀県湖南市
身長:181cm
体重:80kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:サード
経歴:湖南市立三雲東小学校→湖南市立甲西中学校→龍谷大平安高校
奥村真大の兄
奥村真大の7歳上の兄・展征さん東京ヤクルトに所属するプロ野球選手です。
高校時代には日大山形で甲子園に出場し、ベスト4まで進出しました。
2013年のドラフトで巨人に4位指名され入団。
その後、2015年にFA移籍した相川亮二選手の人的補償選手としてヤクルトへ移籍しています。
奥村真大くんってキリッとした顔してるよなー笑
まだ2年生とかこれから先楽しみ😌
兄の奥村展征も最近スタメンやったり頑張ってるし兄弟ともに期待👍#龍谷大平安 #奥村真大 #一眼レフ pic.twitter.com/oHScj0s6r5— k.shunya (@kshunya4) May 31, 2019
奥村真大の父
奥村真大の家族で甲子園に出場したことがあるのはお兄さんだけではありません!
奥村真大選手の父・伸一さんも滋賀県立甲西高校の2年生と3年生の夏に甲子園に出場しています。
しかも、2年生の時は息子の展征さんと同じベスト4でした。
高校卒業後は、近畿大学野球部、プリンスホテル野球部を経て、現在は母校・甲西高校の野球部監督をされています。
奥村真大の祖父
さらにさらに奥村真大選手の祖父・展三さんも、滋賀県立甲賀高校(現・水口高校)を率いて、1968年のセンバツ大会に監督として出場されています。
祖父、父、兄、奥村真大選手と全員甲子園を経験している凄すぎる野球一家ですね!
ちなみに祖父・展三さん監督を退任されたた後は、政治家に転身。
滋賀県議会議員、参議院議員、衆議院議員を歴任し、民主党所属の衆議院議員時代には、野田佳彦内閣で文部科学副大臣も務めています。
奥村展三先生が小沢一郎事務所にいらっしゃってくださりました。
お互い元気に頑張りましょうと話をしておりました(^^) pic.twitter.com/mo87BpzCYs— 川島 智太郎 (@tomotaro_japan) October 18, 2016
奥村真大の小中学時代
奥村真大選手は小学生から軟式野球を始めました。
中学時代は草津シニアに所属。
龍谷大平安、奥村真大くん。草津シニア出身。
親子、兄弟での甲子園でホームランを目指すスラッガーです。 pic.twitter.com/OvbzZUDxHt— 🤮にゃんこ🤮 (@nyankobaseball) July 30, 2019
当時から関西選抜に選ばれるなど活躍していた奥村真大選手は、中学卒業後は兄と同じ日大山形への進学を考えていました。
しかし、龍谷大平安の原田英彦監督の
「俺と一緒に日本一を目指そう」
の言葉に圧倒され、同校へ進学しました。
奥村真大の高校時代
高校では1年生の夏からベンチ入り。
1年夏の京都府大会では代打と守備固めとして3試合だけの出場でしたが、優勝を経験しています。
続く甲子園では3回戦の日大三戦に代打で出場。
結果はサードゴロでした。
1年秋からはサードのレギュラーを獲得。
打順もクリーナップ(5番)を任され、秋の京都府大会3位&近畿大会優勝を達成しました。
奥村真大の心臓
高校での活躍の裏では、奥村真大選手は中学3年生の冬からの不整脈に苦しんでいました。
練習中に駆け足で移動する程度でも胸が締めつけられ、時には苦しくてバットも振れない時もあったそうです。
お医者さんからは「治すには手術しかない」と告げられますが、
もし失敗したら野球ができなくなるかと考え、すぐには手術を受ける決心がつきませんでした。
それでも原田監督に相談すると、手術を受けることを勧められ、
1年生の冬に心臓のカテーテル手術を受けました。
手術は成功し、現在は体調面の不安は全くないないそうです。
翌2年春のセンバツでは全3試合に5番サードで出場。
11打数4安打2打点、打率.364の成績で、ベスト8入りに貢献しました。
1回戦・津田学園との試合では、延長11回に前佑囲斗投手(現オリックス)から、決勝のタイムリーツーベースを放っています。
11回表 #龍谷大平安 1-0 #津田学園
龍谷大平安・奥村真大、タイムリーヒット pic.twitter.com/2u1JKLxFme— マツ (@baseball632) March 25, 2019
2年夏の京都府大会では20打数8安打7打点、打率.400、1本塁打の活躍を見せますが、
準々決勝で優勝した立命館宇治に2対5で敗れ、甲子園出場はならず。
2年秋の京都府大会も準々決勝敗退。
奥村真大のプレースタイル
奥村真大選手は勝負強いバッティングが持ち味の内野手です。
1年秋の近畿大会では4試合で5打点を挙げ、優勝に貢献しました。
高校通算8本塁打。
50m6.4秒。
遠投100m。
奥村真大の進路
奥村真大選手は今後の進路に関して
「プロ1本」
と高卒でのプロ入りを目指すことを明らかにしています。
夏の選手権大会が中止となった5月20日には「次の日も練習ができないくらいのショック」を受けたが、その日のうちに兄でヤクルト内野手の展征から励ましの電話をもらった。「悔しいけど、切り替えた。今はプロになることしか考えていない。まだそういうレベルではないので、ここからの(代替試合や練習試合などの)試合でアピールしていきたい」と、兄と同じ舞台を目指す。
奥村真大のまとめ
奥村真大選手のお父さんとお兄さんは、甲子園に出場した際に2人ともホームランを打っていて、史上2例しかない「父子アーチ」を達成しています。
もし、奥村真大選手が甲子園でホームランを打てば、史上初の「父子アーチ」と「兄弟アーチ」をダブルで達成ということになるはずでした。
奥村真大選手も甲子園でホームランを打つことを目標にしていただけに本当に残念でしょう。
悔しい想いはプロで活躍することで晴らしてほしいですね!