球界一の読書家とも言われているシアトルマリナーズの菊池雄星投手。
なんと1年に300冊以上も読んでいるそうです。
読んでいるジャンルも 歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたっています。
菊池雄星投手は両親が本が好きだった影響で、
「本はいくら読んでもいいよ」
と、子供の頃からお小遣いとは別に書籍代をもらっていたんだそうです。
また花巻東時代の恩師・佐々木洋監督からも
「1000円で何百年も前の人の話を聞けたり、これからの予想だってできる可能性もある。こんな安い投資で得られるものはない」
と本を読むことの大切さを教えられています。
このような周りの人に恵まれたこともあって、野球選手としてだけでなく、一人の人間としてもすばらしい菊池雄星投手が形成されたんでしょうね!
〜もくじ〜
SHOE DOG(フィル・ナイト)
菊池雄星投手が今読んでいる途中だというのが、ナイキを創業したフィル・ナイトの自伝『SHOE DOG』です。
タイトルの『SHOE DOG』とは靴の製造や販売に命を懸ける人々のこと。
2018にはビジネス書大賞を受賞して、話題になりました。
SHOE DOG/フィル・ナイト
ナイキの創業者フィル・ナイトの自伝。ビジネス書のベストセラーとして有名な本ですが、純粋に物語としても楽しめる本。とにかく先が気になりページを捲る手が止まりませんでした。舞台がアメリカだけでなく日本もたびたび登場するのも面白い。#読了 pic.twitter.com/giI0PtW9EW— 茉 莉 花 茶 -Jasmine tea- (@ray_number22) 2020年3月28日
菊池雄星投手によると
「ナイキを創業したフィル・ナイトさんの自伝『SHOE DOG』です。今、読んでいる途中ですけど、日本や(自身がアドバイザリースタッフ契約を結ぶ)アシックスも絡んでいるので凄く興味があって読んでいます。面白いです」
また、歴史小説やノンフィクション小説も好きだという菊池雄星投手は、次のような本も愛読しているそうです。
燃えよ剣(司馬遼太郎)
歴史小説家・司馬遼太郎さんの代表作の一つ。
ちょうど今年、岡田准一さん主演で映画化され、話題になっていますね。
メディアページを更新いたしました🔥https://t.co/nOgJfhzFun#映画燃えよ剣
— 映画『燃えよ剣』 (@moeyoken_movie) 2020年5月7日
※新型コロナウイルスの影響で、公開は延期中。
一瞬の夏(沢木耕太郎)
沢木耕太郎さんが1981年に発表したノンフィクション小説。
一度表舞台から去ったプロボクサーカシアス内藤がカンバックし、エディ・タウンゼントともに再び世界チャンピオンを目指す姿を描いた作品です。
殺人犯はそこにいる(清水潔)
タイトルだけ見たらサスペンスや推理小説っぽいですが、現実の事件を扱かったノンフィクション。
司法やマスコミの在り方について、考えさせられる作品です。
清水潔「殺人犯はそこにいる」警察学校の入校式に配られる時代になれば良いのに🐰犯人の所在は分かっててもこの本が出ても捕まえない警察のプライドが最優先される事があるなんて🐰😱元の表紙では買わなかったので長江さんに敬礼🐰✨報道内容や発言にイメージ操作ないか少し考えるように意識してみる🐰 pic.twitter.com/E78G9mXjI0
— 真付 巳鈴 (@migawarishasin) 2020年5月6日
動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか(福岡伸一)
分子生物学者・福岡伸一さんの書かれたサイエンスノンフィクション。
●年を取ると一年が早く過ぎるのは、「体内時計の遅れ」のため。
●見ている「事実」は脳によって「加工済み」。
●記憶が存在するのは「細胞と細胞の間」。
●人間は考える「管」である。
●ガン細胞とES細胞には共通の「問題点」がある…など、さまざまなテーマから、「生命とは何か」という永遠の謎に迫っていく
福岡伸一さんはコロナウイルスにも提言を行っている今まさに話題の人物ですね。
福岡伸一「理論的だが、コロナウイルス問題を2週間で解決する方法」
AERA.dot
革命前夜(須賀しのぶ)
ドイツが東西に分かれていた頃、東ドイツに留学した日本人を主人公とした歴史小説。
3.革命前夜/須賀しのぶ #読了
凄かった。ボロボロ泣いた。私の知っている旧DDRと私の知らないDDRが読み進めていくうちに重なっていって、そこに透徹したバッハが響き渡る。こういう瞬間って本当に小説を読む喜びに溢れているな。
言うのも野暮だけど、勿論ドイツにも音楽にも興味が無くても楽しめる。 pic.twitter.com/o1pARiNolO— 堀井の本棚 (@Tiffa_leseratte) 2020年1月17日
上杉鷹山(童門冬二)
17歳で米沢藩の藩主の座についた上杉治憲(上杉鷹山)が、米沢十五万石を再建すべく、改革に挑む歴史小説。
上杉鷹山は、NHKの大河ドラマの主人公に取り上げられそうな人物にも名前が挙げられていますね。
こんばんは。再び失礼します。
童門冬二さんの上杉鷹山は私も大好きで、昔からオススメだと本を買っては、人にあげたりしていましたf^_^;
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の鷹山公。
このような政治家は今の世に現れないものかと思ってしまいます。— miki (@mikichanyeah) 2017年2月4日
蝉しぐれ(藤沢周平)
藤沢周平さんによる長篇時代小説。
父がお家騒動にからんで切腹させられ、母親と不遇にさらされながらも、剣士として武士として成長していく主人公。
大人になるにつれ、父親の事件の真相が徐々にわかってきて、主人公もそれに巻き込まれていきます。
『蝉しぐれ』藤沢周平
藤沢作品の傑作。父の不遇な死後、若くして一家を支えなければならなくなった文四郎の葛藤を描く。初恋の女性だったふくとの再会がなんとも切ない。何度も映像化されている作品です pic.twitter.com/dNhgOPa2Ut
— 高蔵寺高校図書館(非公式) (@oJPPiVUuSUkfAxu) 2020年5月6日
夏の騎士(百田尚樹)
『永遠の0』や『海賊』とよばれた男で有名な百田尚樹さんの作品。
主人公が友人2人と「騎士団」を結成し、謎解きや冒険に挑む百田版「スタンド・バイ・ミー」
私は、問題発言が多くて百田尚樹さんという人物は好きではありませんが、小説は好きです。
深夜特急(沢木耕太郎)
沢木耕太郎さんの実体験を基にした紀行小説。
80年代から90年代に若者を中心に流行った本です。
この本の影響で、海外を旅する日本人バックパッカーが一時期すごく増えました。
旅好きなら
知らない人などいない
永遠の名作#深夜特急読書が大の苦手な私でも読める
節約一人旅してた頃を思い出す😍香港は小4の家族旅行で行ったきり1994年、返還前のことだ
空港もまだ啓徳空港だった
あー、旅がしたいっ‼️#全巻大人買いしました pic.twitter.com/c2Gm6QBq9N
— yfm0708 (@yfm0708) 2020年5月7日
まとめ
菊池雄星投手の読書の量と読むジャンルの広さには驚かされますね!
みなさんも気になった本がありましたら、この機会に読んでみたらいかがでしょうか。
おまけ
令和の時代の読書には電子書籍がおすすめです。
・本屋に行くために外出する必要がない。
・ほしい本がすぐ手に入る。
・売り切れで変えないということがない。
・いくら買っても場所を取らない。
メリットがいっぱいです。
この機会に電子書籍を取り入れてみてはいかがでしょうか?