九州産業大学のドラフト候補・岩田将貴投手。
変則サイドスローの左ピッチャーです。
大学2年生の春には7勝0敗の活躍で、MVPを受賞しました。
その後、怪我の影響で本来の力を発揮できていませんが、
大学4年生の今年は完全復活とプロ入りが期待されています。
※追記 2020年阪神育成ドラフト1位!
九産大の岩田将貴投手
野茂英雄さん直伝のトルネードサイドという変則左腕
虎さんにいかがですか?w pic.twitter.com/XN1LVTjd3Q— 田口淳裕(CV:和藤渚) (@atsu4432) 2020年3月31日
岩田将貴のプロフィール
名前:岩田 将貴(いわた まさき)
生年月日:1998年6月16日
出身:福岡県福岡市
身長:178cm
体重:83kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:福岡市立吉塚小学校→福岡市立吉塚中学校→九州産業大学付属九州高校→九州産業大学
岩田将貴の小中学時代
岩田将貴投手は小学1年生からソフトボールを始めました。
中学時代は福岡ボーイズに所属。
中学3年の夏にはNOMOジャパンに選出され、藤嶋健人投手(現・中日)らとともにアメリカ遠征を経験しました。
岩田将貴の高校時代
中学卒業後は九産大九州高校に進学。
高校では1年夏からベンチ入り。
1年秋から背番号1を背負うと、
秋の公式戦では14試合12完投4完封、防御率1.80の活躍で、
福岡県大会優勝&九州大会ベスト4に貢献しました。
明日はエース岩田将貴にも、期待!隼人と、福岡の頂点になって~(笑) pic.twitter.com/COIBKueoK2
— 馬田直樹 (@baseball1998083) 2014年10月11日
翌2年春のセンバツでは初戦で近江高校と対戦。
九産大九州
岩田 将貴投手
「誰にもまねできない横手」
こだわりの変則左腕、緩急と内角攻めで勝利狙う!
「他の人にまねのできないフォーム」というプライドに満ちたサイドハンドが、九産大九州にセンバツ初勝利をもたらす#甲子園の星 pic.twitter.com/XEhymdfoRD— 侑希・福岡高校野球⚾ (@19650527K) 2015年2月5日
岩田将貴投手は8回2失点(自責点1)の好投を見せましたが、味方の援護なく0対2で敗れています。
2年夏の福岡県大会は福岡大大濠に0対2で敗れ、3回戦敗退。
3年夏の福岡県大会は八女工業に0対1で敗れ、 4回戦敗退。
岩田将貴の大学時代
高校卒業後は九州産業大学に進学します。
大学では1年春からリーグ戦に出場。
1年秋には8試合に登板し、1勝2敗、防御率3.32の成績で新人賞のタイトルを獲得。
初先発を果たした福岡教育大学戦では、9回1死まで完全試合の好投を見せています。
九産大6-0福教大
九産大先発の岩田将貴くん(九産大九州・1年)、8回2/3を1安打無失点!8回まで完全試合!内も外もビシッと決まるコントロール、見逃し三振がたまらなかった!偉業達成ならずとも、本当に素晴らしすぎるピッチングと堅守でした!感動したー!#大学野球 #福岡六大学 pic.twitter.com/7fZO5xTEKb— 上杉あずさ (@azumacks) 2017年9月19日
翌2年春からはエースの座を掴むと、7勝0敗、防御率1.44の大活躍で、優勝に貢献!
個人でもMVP、最多勝、防御率1位、ベストナインに輝きました。
続く大学野球選手権大会では3試合に先発。
20回1/3を投げ、6失点の粘投でベスト4入りを果たしました。
この活躍が認められ、6月には日本代表の候補合宿に召集。
しかし、左ひじのケガのために辞退しています。
岩田将貴選手(九州産業大)が怪我のため辞退、三浦瑞樹選手(東北福祉大)を追加招集、とのこと。希少な変則サイドハンド左腕・岩田投手の故障は残念ですが、甲子園そして今春の大学選手権でも貴重な経験を積んだ1年生・三浦投手の選考合宿での投球も楽しみ。 https://t.co/arhy9AOuYK #侍ジャパン
— 高木遊(スポーツライター) (@you_the_ballad) 2018年6月18日
その後、8月に左肱軟骨除去手術を受けています。
そのため2年秋のリーグ戦での登板なし。
3年春にはリリーフとして復活登板を果たしました。
大学の同期のチームメイトには、2年生から大学日本代表常連の児玉亮涼選手、岩田将貴投手がかわいく思えるレベル変則フォームの谷口優成投手らがいます。
児玉亮涼選手についてはこちらを→児玉亮涼(九州産業大)は2年生から大学日本代表のスーパーショート!
谷口優成投手についてはこちらを→谷口優成(九州産業大)が変則投球フォームで話題に!高校時代からすごかった!?
岩田将貴のプレースタイル
岩田将貴投手はプロ注目の変則サウスポーです。
セットポジションから大きくインステステップするフォームが特徴。
横の角度があるためバッター(特に左バッター)にははかなりの打ちづらさがあります。
ストレートの最速は139km/h。
変化球はスライダー、スクリュー、ツーシームなど。
岩田将貴のまとめ
岩田将貴投手は、怪我以降、まだ完全復活とまでは至っていません。
2年春の輝きさえ取り戻せば、ドラフト指名の可能性はかなり高いピッチャーです。
おそらくプロではリリーフとして、森福允彦投手(ソフトバンク→巨人)のようなチームになくてはならない存在になってくれると思いますね。