筑波大学のドラフト候補・加藤三範投手。
花巻東高校時代には甲子園で2度先発を経験しているサウスポーです。
名前の「三範」は「みづき」読みます。
ちなみにお兄さんの名前は「大範」らしいです。
※正確な情報源はなくツイッターのみの情報。また、読み方は不明。
※追記 大学卒業後はENEOSに入社!
宮古商 ピッチャー交代 加藤大範 花東 加藤三範の兄
— pontax89 (@pontax_89) 2014年10月4日
大学では1年生から公式戦に登板し、大学日本代表候補に選ばれるなど活躍を続けています。
リーグ戦の通算防御率はいまだに0点台です。
加藤三範② 最速147㌔左腕
(花巻東→筑波大)
角度のある投球フォームから常時140㌔前後の直球、スライダー、フォーク、チェンジアップを放る左腕
リーグ通算成績(2年秋終了時)
28試合 78回 防御率0.58
被安打37 与四死球22 奪三振77 pic.twitter.com/cHltPaBrwR— おくら (@okura_NHSBC) 2018年11月18日
加藤三範のプロフィール
名前:加藤 三範(かとう みづき)
生年月日:1998年8月28日
出身:岩手県山田町
身長:182cm
体重:88kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
家族:祖母、両親、兄2人、妹
経歴:山田町立船越小学校→山田町立山田中学校→花巻東高校→筑波大学→ENEOS
加藤三範の小中学時代
加藤三範投手は小学1年生から野球を始めました。
山田中学校を経て、花巻東高校に進学します。
加藤三範の高校時代
高校では1年生から控えとしてベンチ入り。
2年夏の岩手県大会では6試合中2試合に先発し、優勝に貢献しました。
当時の花巻東には1年上の高橋樹也投手(現・広島)というエースがいましたが、
甲子園では全3試合中2試合に加藤三範投手が先発!
平沼翔太投手(現・日本ハム)と投げ合った2回戦の敦賀気比戦では、5回3失点(自責点0)の好投で勝利しています。
甲子園の中に入って、スコアボードのオーダーを見て驚いたのが、花巻東の先発・背番号17の加藤三範投手。大胆起用に応えた2年生左腕は、強力な敦賀気比打線を4回までノーヒット。リードを保ったまま降板して、自分の役目をきっちり務めました。 http://t.co/cirwOWS7qQ
— THP☆高校野球・甲子園 (@thp_koshien) 2015年8月13日
続く3回戦の仙台育英戦でも加藤三範投手が先発しましたが、郡司裕也選手(現・中日)にタイムリーヒット打たれるなど、1回を3安打1四球2失点でKO。
チームも3対4で敗れています。
同級生に千葉耕太投手(元・楽天)、平沢文太投手(現・中央大学)ら好投手がいたために、
2年秋以降も加藤三範投手がエースナンバーを付けることありませんでした。
3年夏の岩手県大会では登板がないまま、初戦敗退に終っています
加藤三範の大学時代
高校卒業後は筑波大学に進学します。
大学では1年春からリリーフとして8試合に登板。
加藤三範 筑波大1年 バランスのいいスリークウォーターから力強い球を投げ込む左腕。花巻東では2年夏に背番号17ながら甲子園で2試合に先発。敦賀気比戦では5回自責点0の好投でセンバツ王者撃破に大きく貢献した。筑波大では1年春よりリリーフ陣の中心的存在として活躍中。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/RWe5ugPDDr
— ぶるーたす (@bluamabase) 2018年2月23日
2年春のリーグ戦では防御率0.68の活躍を見せ、6月の大学日本代表の選考合宿に抜擢されます。
残念ながら、代表には選ばれませんでしたが、紅白戦では自己最速の147km/hを計測し、注目を集めました。
2年秋には8試合28イニングを投げ、30奪三振、防御率0.32の好成績で、初のベストナインに選出!
12年ぶり4度目の明治神宮大会出場にも貢献しました。
明治神宮大会では初戦の近畿大学戦に7回から登板し、2つの三振を奪いましたが、1失点で、チームも1対2で敗れています。
加藤三範の怪我と手術
大学では順調な活躍を続けていた加藤三範投手でしたが、
3年生の時には左肘の故障で、春、秋のリーグ戦はともに登板なしに終わっています。
秋には手術を受けました。
術後の回復は良好で、4年生春のオープン戦では先発し、
仙台大学を相手に5安打1失点で完投勝利を収めています。
筑波の加藤三範投手、投げられているようで何より。
故障がなければ今頃かなり騒がれていたと思うので、今年は完全復活に期待したいです。 https://t.co/MjfhgXAayq— 西尾典文 (@ajihiraita) 2020年3月11日
加藤三範のプレースタイル
加藤三範投手はプロ注目のサウスポーです。
セットポジションから最速147km/hのストレートを投げます。
【位置エネルギーで
良いピーになるお話】さて足を上げて
高さをキープすると
位置エネルギーが上がり、体重移動のスピードが上がるため
球速が上がりやすい。まさにお手本としてほしい
ピッチャーを見つけました。筑波大の加藤三範投手
足を上げた高さを
キープするところに注目!#筑波大 pic.twitter.com/0bm7lcbY1f— 菅野涼 (@kan_2seamoji3) 2019年4月16日
ピンチでも動じないメンタルに、内に外に出し入れできる投球術が魅力。
変化球はスライダー、チェンジアップ、フォークボールなど。
憧れの選手は、同じサウスポーで花巻東の先輩でもあるマリナーズの菊池雄星投手。
加藤三範のまとめ
加藤三範投手は
「将来はプロの世界でやりたいと思っている」
と言っているようにプロ志望です。
新型コロナの影響でリーグ戦の開催はまだ不透明ですが、
なんとかスカウトに怪我が問題ないことをアピールして、プロ入りを勝ち取ってほしいですね。