日本生命のドラフト候補・多田桐吾選手。
バットコントロールに優れたプロ注目の二塁手です。
明徳義塾時代には同級生の岸潤一郎選手(現・西武)らとともに甲子園に出場。
関西大学では1年目からレギュラーとして活躍し、リーグ通算100安打を達成しています。
社会人でも、1年目の日本選手権で不動の一番打者として準優勝に貢献しました。
日本生命の新人・多田桐吾選手(明徳義塾-関西大)がトヨタ・佐竹投手から技有りのヒット.一塁到達4秒切りの俊足と積極盗塁もインパクト大.#都市対抗野球 pic.twitter.com/PIL3D1qJHA
— tk89navi (@tk89navi) 2019年7月23日
多田桐吾のプロフィール
名前:多田 桐吾(ただ とうご)
生年月日:1996年6月26日
出身:大阪府高槻市
身長:171cm
体重:65kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:セカンド
経歴:高槻市立阿武山小学校→高槻市立阿武山中学校→明徳義塾高校→関西大学→日本生命
多田桐吾の小中学時代
多田桐吾選手は小学生から軟式野球を始めました。
中学時代はニューヤンキースに所属。
中学卒業後は、高知県にある明徳義塾高校に進学します。
多田桐吾の高校時代
高校では2年秋からレフトのレギュラーをすると、高知県大会優勝&四国大会ベスト4入りに貢献しました。
(3)明徳義塾 多田桐吾君 打率509
安打製造機でありながら盗塁27(30試合)の3番打者。森(友)君に
似たタイミングの取り方にしてさらによくなった。頭の上下動が少なく打ちそこなうイメージがない。全国の好投手との対決が楽しみ。— 兵庫人 (@shinzakiichi) 2014年2月24日
3年春のセンバツでは全3試合で3番打者として出場。
チームはベスト8に入ったものの、多田桐吾選手は11打数1安打と不振に苦しみました。
3年夏の高知県大会では直前に肺気胸を患いメンバーから外れます。
1回戦で智弁学園 (奈良)に10ー4と圧勝した明徳義塾(高知)のベンチ入りだった多田桐吾くん。
本来なら3番打者として猛打線の要を担っているが、予選大会直前に病が襲う。
多田が甲子園のバッターボックスに立ってほしいと思う人RT! pic.twitter.com/8oijNriPkS
— 【2014夏】熱闘!高校球児 (@hair_panai) 2014年8月15日
それでもチームが高知県を制して出場した甲子園では、メンバーに復帰。
2回戦の大阪桐蔭戦では、3番レフトでスタメン出場し、4打数2安打と結果を残しました。(チームは3対5で敗退)
また、3年の10月の国体では、レギュラーとして試合に出場し、初優勝を達成しています。
多田桐吾の大学時代
高校卒業後は関西大学に進学。
大学では1年生の春からレフトのレギュラーを獲得。
1年秋からはセカンドに転向し、トップバッターとしてチームを引っ張ります。
2年秋と4年春にはベストナインを受賞。
4年秋には史上29人目となるリーグ戦通算100安打をホームランで達成しました。
【野球】平成30年度関西学生秋季リーグ戦第4節/対近大1回戦/於・ほっともっとフィールド神戸
多田桐吾選手(人4)が、リーグ史上29人目となる通算100安打を達成!記念すべき100安打目は本塁打となった!!!!! pic.twitter.com/mLFoY4b8JY
— 関大スポーツ編集局 (@kanspo) 2018年9月22日
全国大会には2年秋と3年秋の明治神宮大会に出場。
全2試合に1番セカンドで出場し、それぞれヒットを1本ずつ放っています。
大学の同期のチームメイトには日本生命でも一緒にプレーしている山本隆広投手らがいました。
山本隆広投手についてはこちらを→山本隆広(関大→日本生命)ドラフトは?山口高志2世の球速や成績や中学高校も!
多田桐吾の社会人時代
大学卒業後は日本生命に入社。
1年目の都市対抗野球大会ではいずれも途中出場ながら、2試合で2本のヒットを記録しています。
スピードスター・多田桐吾さん pic.twitter.com/6UNVtB8LJZ
— ナショ坊☆(プリたん)@我ら三菱応援殿(JABA会員募集中!) (@nationalandnboy) 2019年11月4日
1年目秋の日本選手権には1番セカンドで出場。
19打数6安打2打点、打率.316の好成績で、準優勝に貢献しました。
多田桐吾のプレースタイル
多田桐吾選手は俊足好打の小柄な二塁手です。
大学ではリーグ通算100安打を達成している安打製造機。
足も速く大学4年春のリーグ戦では15個の盗塁を記録しています。
この15個という数字は、リーグ歴代1位の荻野貴司選手(現・ロッテ)の17個に迫るものでした。
遠投92m。
50m5秒8。
多田桐吾のまとめ
多田桐吾選手は2020年社会人のドラフト候補の中では、即戦力ナンバー1セカンドです。
セカンド専門の選手はショートを守れる選手に比べて、スカウトの評価は低くなりがちです。
それでもセカンドを固定できないでいるチームにとっては、多田桐吾選手はぜひとも獲得したい選手なのではないでしょうか。