野球

北村拓己(巨人)守備打撃や契約金や年俸は?兄や中学高校も!

2017年巨人4位!
その他のドラフト指名選手はこちらに→2017年ドラフト指名選手一覧

 

亜細亜大学の北村拓己選手が、巨人と仮契約を結びました。
契約金5000万
年棒800万円です。
背番号は52
背番号52と言えば、今シーズン終盤に活躍し、正捕手候補に名乗りを上げた宇佐見真吾選手がつけていた番号です。

来シーズン、宇佐見選手のようにレギュラー候補として名乗りを上げることができるのか。
期待が高まります!

名前:北村拓己(きたむら たくみ)
出身地:石川県金沢市
生年月日:1995年8月29日
身長:181cm
体重:87kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:遊撃手、三塁手
家族:両親、兄、妹
経歴:金沢市立十一屋小学校→私立星稜中学校→私立星稜高校→亜細亜大学

 

兄・北村祥治さんの影響で、7歳の時から野球を始めました。
小学生の頃は「十一屋ファイターズ」に所属。
中学時代は軟式野球部でプレーしています。

高校は星稜高校へ進学。

星稜高校と言えば、巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏の出身校で有名ですね。
高校1年の冬には、松井氏の講演を聴く機会があり、
「一生懸命やれば何かが起こる。そういう姿勢を忘れずに頑張って」
と“金言”を授かったそうです。

きっとこの金言は、これから巨人で頑張らなくてはならない北村選手の支えになることでしょう。
北村選手にも、松井氏のように球界を代表するような選手に成長してもらいたですね。

星稜高校では1年春から三塁手のレギュラーとして出場。
同年秋からは遊撃手を任されています。
2年秋からはキャプテンにも任命され、3年夏には甲子園出場も果たしました。

亜細亜大学に進学すると、1年秋からリーグ戦に出場。
レギュラーの座を掴んだのは3年春からで、3番三塁手でした。
同年秋には、自己最高となる打率.409本塁打1打点12で、ベストナインを受賞しています。

また3年時には日本代表にも選ばれており、「日米大学野球選手権大会」出場も経験しました。

4年春からは主将も務め、チームを引っ張っています。

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〇特徴
逆方向にも長打を打てる、右の好打者です。
甘い球であればスタンドまで飛ばす力がありますが、基本はライナー性の強い打球を打つことにあるようです。

右打者で、一塁到達タイムが4.5~4.6秒前後
50mのタイムは6秒3。
俊足というわけではありませんが、好判断の走塁で長打にすることもありますので、走塁能力はよさそうです。

遠投100mの強肩を武器にした守備も安定しており、深めの守備位置からでも素早いノーバウンドの送球でアウトにできます。

何か特化した選手ではなく、バランス型の選手と言えます。
使い勝手はよさそうなので、1年目から1軍に上がるチャンスは高いように思えます。
しかし同時にレギュラーを取るには、全ての面でレベルアップが必要になりそうです。

 

〇兄・北村祥治
兄・北村祥治さんも、現在トヨタ自動車でプレーしている野球選手です。
経歴も亜細亜大学まで全て同じで、高校3年の時には、兄弟で三遊間を守っていました。

現在のチームでは二塁手ですが、遊撃手、三塁手、捕手まで守ったことがあります。
それに加え、中学、高校、大学と主将を務めたリーダーシップの持ち主です。

また大学生3年、4年と、2度の日本代表を経験する実力者で、プロも注目しています。
今年のドラフトでもプロ入りが期待されていましたが、残念ながら兄弟そろってのプロ入りとはなりませんでした。

 

〇憧れは松田宣浩
亜細亜大学の先輩である、ソフトバンクの松田宣浩選手を憧れの存在に挙げています。
対面したこともあるそうで、
「テレビで見る以上にテンションが高い人」
だそうです。

しかしそれでも、
「元気は負けない。松田さんのように存在感のある選手になりたい」
と語っています。

松田選手のような選手は、巨人にはいません。
ぜひとも、巨人を盛り立てる選手になってもらいたいですね。

 

巨人は北村選手について、
「長打力は他の選手にない武器。将来的には三塁で」
「現状いる中でも、山本、吉川尚、中井ら、今度ドラフトした若林、田中との勝負になると主ますから、その中でチーム内の競争に勝ってもらいたい。長距離打者として育ってもらいたい」
と期待を寄せています。

巨人の三塁と言えば、村田修一選手が戦力外となったため、来シーズンは誰が守るか分かりません。
岡本和真選手が期待されていますが、北村選手にも十分にチャンスがあるはずです。
守備だけならば、岡本選手より上だと思います。

春のキャンプ、オープン戦とどれだけのアピールができるか。
要注目ですね。