ENEOSのドラフト候補・藤井聖投手。
オーバースローから最速150kmk/hを投げる左ピッチャーです。
大学時代は、同期に“東洋大三羽烏”と呼ばれた甲斐野央(現・ソフトバンク)、上茶谷大河(現・横浜DeNA)、梅津晃大投手(現・中日)がいたために登板機会に恵まれませんでした。
それでも、2年後のプロ入りを目指して進んだ社会人では、1年目から日本代表に選ばれるなど活躍を見せています。
#藤井聖 投手 JX-ENEOS
175cm78kg 左投左打
富士市立高から東洋大を経て、現在は社会人野球の名門JX-ENEOSでプレー。大学では上茶谷(DeNA)、甲斐野(ソフトバンク)、梅津(中日)と同期で、登板機会はあまりなかったが、社会人で開花。最速150km/hの速球で押していく。画像提供 @kngw_baseball pic.twitter.com/XDz8eBcuyv
— R.B (@RB_yakyuu) 2019年12月2日
藤井聖のプロフィール
名前:藤井 聖(ふじい まさる)
生年月日:1996年10月3日
出身:神奈川県海老名市
身長:175cm
体重:78kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:海老名市立大谷中学校→富士市立高校→東洋大学→ENEOS
藤井聖の小中学時代
幼い頃は気管支が弱く、入退院を繰り返すほど病気がちでした藤井聖投手は、野球を始めるまでは琴を習っていたそうです。
ちょっと意外な習い事ですね。
小学3年生からは海老名フレンズで軟式野球を始めました。
中学時代は瀬谷リトルシニアで外野手としてプレー。
中学卒業後は、瀬谷リトルシニア時代の先輩からの誘いもあり、静岡県にある富士市立高校へ進学しました。
藤井聖の高校時代
高校入学後に外野手からピッチャーに転向。
ベスト4に入った2年夏の静岡県大会ではベンチ入りしましたが、藤井聖投手の登板機会はありませんでした。
2年秋からはエースとしてチームを引っ張ります。
3年春の静岡県大会1回戦・磐田東戦では、鈴木博志投手(現・中日)と投げ合い、延長11回5安打15奪三振2失点で完投勝利!
視察に訪れていた中日スカウトからキレの良さで高評価を得ました。
3年夏の静岡県大会初戦の藤枝東との試合では、ノーヒットノーランを達成!
三振も自己最多の18個を記録しています。
続く2回戦は東海大翔洋に9安打6四死球で、3対4完投で敗退。
ドラフト候補に上がる富士市立出身藤井聖投手。3年夏大初戦でノーヒットノーランを達成し2回戦は東海大翔洋。翔洋が村井直季の適時打等で4ー3の激闘を制したんだけど最終回翔洋宮下貴史のファインプレーに救われたんだよね。その試合の富士市立の応援も凄くて凄い感動したのを今でも鮮明に覚えてる>RT
— あお (@gf3KfX0RHWLDJ6g) 2020年3月8日
高校時代の最速は138km/hでした。
藤井聖の大学時代
高校卒業後は、東洋大学に進学。
大学では2年春のリーグ戦で初登板を果たすも、2試合3回2/3を投げ、失点3、防御率7.36と結果を残せませんでした。
(こんな時なので少し前の写真など)
2016年東都春季、大学2年生の藤井くん。
今や、社会人日本代表にも選ばれるJX-ENEOSのエースピッチャー。でもまだそんな事は少し遠い頃の姿。藤井くんも細いな〜!!#藤井聖 #東洋大学硬式野球部の春を待つ #東洋大学硬式野球部の写真で振り返る#TOYO2020 pic.twitter.com/Nvjpq67AFT— ┌| ∵|┘PH(要冷蔵) (@PH_phBB) 2020年4月5日
全てリリーフとして大学4年間で合計11試合に登板。
チームメイトの上茶谷投手からは
「東洋大でなかったら一番手だ」
と言われていましたが、結局1勝も挙げられないまま、大学野球を終えてしまいました。
藤井聖の社会人時代
大学卒業後はJX-ENEOSに入社。
JX-ENEOSでは1年目から先発、リリーフの両方で活躍を見せます。
この日の先発は藤井さんでした☺️
Honda vs ENEOS ⚾︎とどろきグランド#eneosphoto#藤井聖 選手 pic.twitter.com/PkNT1wcymD— etsuko☺︎ (@chibidesu7) 2019年8月23日
10月には社会人日本代表に選ばれ、第29回BFAアジア選手権大会に出場。
いずれもリリーフとして、6試合中3試合に登板し、合計5イニングを無安打10奪三振、防御率0.00の好成績で準優勝に貢献しました。
藤井聖のプレースタイル
藤井聖投手は最速150km/hのストレートを投げるサウスポーです。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップなど。
憧れの選手は、横浜DeNAベイスターズの今永昇太投手。
藤井聖のまとめ
プロ志望を持つ藤井聖投手ですが、
「まずはエネオスで都市対抗に出場して、チームを勝たせたい。この目標を達成したい」
とチームを第一に考えています。
社会人2年目の今年は、これまで藤井聖投手とは縁がなかった全国の舞台を経験してから、大学時代の仲間たちが待つプロの世界に進んでいってほしいですね!