野球

佐藤圭祐(野球)は成城学園卒のドラフト候補!弟もすごい?球速球種についても!

米フロリダ州のIMGアカデミーでプレーする佐藤圭祐投手。

これまで目立った実績は残していませんが、成長著しい身長187cm大型ピッチャーです。

成城学園3年夏都大会初戦敗退に終わると、大学には進学せず、アメリカに野球留学。

都内の自宅には投球練習用のブルペンがあり、日本に帰国した際には元プロ野球の家庭教師を付けて、トレーニングに励んでいます。

※追記 神奈川フューチャードリームス入団!

佐藤圭祐のプロフィール

名前:佐藤 圭祐(さとう けいすけ)
出身:東京都
身長:187cm
体重:86kg
投打:右投げ
ポジション:ピッチャー
経歴:成城学園中学校→成城学園高等学校→米・IMGアカデミー→神奈川フューチャードリームス

佐藤圭祐の小中学時代

佐藤圭祐投手は、友達に誘われたことがきっかけで、小学3年生から野球を始めました。

所属していたチームは、3年間で全部合わせて10勝もできないようなとても弱いチームでした。

中学からは中高一貫校成城学園中学校・高等学校に進学。

成城学園といえば、OBには俳優の田村正和さんや石黒賢さん、高嶋政伸さん、高嶋政宏さんなどの2世タレントが多くいる超セレブな人たちが通う私立の学校として有名です。

佐藤圭祐投手は中学ではボーイズリーグに加盟していた学校の野球部に入りましたが、
「そこも全然勝てない弱いところだった」
とのことです。

佐藤圭祐の高校時代

成城学園高校では硬式野球部に所属。

高校2年生までの佐藤圭祐投手の最速は126km/hと平凡でした。

しかし、

「高2の秋の大会が終わったあたりから、知り合いの野球経験者の方がトレーニングのメニューを考えてくれて持ってきてくださって、それをやって、ウエートトレーニングもやっていたら、スピードが上がっていきました。(自分でも)驚きました。高3になる前の冬で球速がMAX142キロくらい出せるようになって、ちょっと真剣にやってみようかと思って」

Full-Count

高3春頃から大学で野球を続けることを考え始め、
「せっかく大学までやるのなら、(プロを)目指してみようかなという感じでした」
とプロも意識するようになりました。

高3夏の西東京都大会は、初戦(2回戦)の多摩工業戦では3回までパーフェクトピッチングを見せます。

しかし、4日前に肉離れしていた影響もあり、4回に2点を失うと、その後も失点を重ね、8回途中7失点で8回コールド負け。

試合4日前に右太もも裏の肉離れが発覚。テーピングを巻き、患部への負荷を軽減したフォームで投げ込んだが、本来の姿からは程遠く、直球は本人によれば「120キロ中盤くらい」だった。「悔しいですし、チームに申し訳ないです。3年間の成果を出せず、悔いが残ります」と唇をかんだ。

スポニチ 成城学園142キロ右腕「悔しい」初戦敗退/西東京

高校卒業後は、大学進学を希望していた佐藤圭祐投手でしたが、残念ながらうまくいきませんでした。

そこで、考えたのがアメリカのIMGアカデミーへの留学でした。

IMGアカデミーとは?

IMGアカデミーは、アメリカ合衆国フロリダ州にある世界的に有名な寄宿学校・スポーツトレーニング施設です。

野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ゴルフ、ラクロス、サッカー、テニス、陸上競技、クロスカントリーなど様々な競技のトレーニングをすることができます。

日本人ですと、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手や西岡良仁選手がIMGアカデミー出身ですね。

野球でしたら、元メジャーリーガーの上原浩治さんの息子・上原一真選手がIMGアカデミーで寮生活をしながらプロを目指されています。

佐藤圭祐の弟・佐藤卓郎

実は、佐藤圭祐投手2学年下の弟・卓郎さんは将来有望なアマチュアゴルファーです。

現在は、栃木県にあるゴルフの名門・佐野日大高校に通われていて、日刊アマ関東大会学生で優勝するほどの実力を持っています。


卓郎選手は、毎年冬には、IMGアカデミートレーニングを行っていて、
そのような縁から、佐藤圭祐投手アメリカ留学が決まりました。

佐藤圭祐のアメリカ留学時代

IMGアカデミーでは、午前中技術練習ウエートトレーニングを行い、午後英会話の勉強をする毎日です。

また、IMGのチームとして大学チームとの試合も組まれ、一定の登板間隔でマウンドに上がっています。

アメリカでの生活は精神面でもいい影響を与えているようで、母・みどりさんからは
「(アメリカに行くまでは)全く会話のキャッチボールもできない子だったんです。話しかけてもアハハハと笑っているだけで、自分から話しかけることもできなかった」
と言われていました。

しかし、去年の夏の大会で後輩たちの試合を観に行ったときに、自分からアメリカのことをすごくアピールするなど、積極性も生まれてきています。

自宅にブルペン

なんと佐藤圭祐投手都内にある自宅には、ピッチング練習用のブルペンが設置されています。

東京に投球練習ができるほどの庭があるなんて、本当にお金持ちなんですね!


弟の卓郎さんが世田谷区立烏山中学校出身であることから、佐藤圭祐投手の自宅は世田谷区内ではないかと言われています。

お父さんは何の仕事をされているんでしょうね。

気になって調べてみましたが、わかりませんでした。

何かわかりましたら、追記しますね。

元プロ野球の家庭教師

さらに佐藤圭祐投手は日本に一時帰国した際には、元プロ野球選手野口寿浩さんに“家庭教師”として野球を教わっています。

野口さんは昨年6月に初めて佐藤圭祐投手のボールを受けた際には
「このくらいなら(プロ野球の)2軍にいるぞ、と。だから、これは磨けば光るなと思いました」
と言います。

佐藤圭祐投手最速142km/h という球速についても
「センサーが入ったボールを投げて、スマートフォンでスピードが出るもので測っているのですが、ちょっと怪しいかなと」

捕った感覚ではもう少し球速が出ているみたいです。

ちなみ球速を計るのに使用したボールはおそらくこちらですね。

佐藤圭祐のプレースタイル

佐藤圭祐投手身長187cm大型投手です。

ストレート最速は142km/h。

変化球スライダー、カーブ、カットボール、ツーシームに加え、フォークも習得中。

家庭教師の野口寿浩さんいわく
「速球派、技巧派でざっくり分けるなら、速球派に入れるポテンシャルは持っています。パワーピッチングしていけるタイプですね」

佐藤圭祐のまとめ

今後、佐藤圭祐投手は、5月後半で帰国し、独立リーグのトライアウトを受ける予定です。

佐藤圭祐投手のように、海外留学に加え、自宅ブルペン、元プロ野球戦の家庭教師、こんなに恵まれたアマチュア選手は初めて見ました。

佐藤圭祐投手
「ここまでやっていただけて、プロにならないと逆に申し訳ない」
と言います。

どんなに恵まれた環境にいても、最後は本人の努力次第です。

果たして、佐藤圭祐投手はプロまでたどり着けるのか!?

これからも佐藤圭祐投手には注目して、応援していきたいですね!