早稲田大学のドラフト候補・瀧澤虎太朗選手。
早慶戦でホームスチールを決めるスピードと、プロとの交流戦で1試合2本塁打を放つバッティングセンスを持った外野手です。
今年の東京六大学リーグの4年生外野手の中では、立教の三井健右選手ともに最もプロ入りの可能性の高い選手として名前が挙げられています。
※追記 大学卒業後はENEOSに入社!
瀧澤虎太朗早稲田大4年
山梨学院では1年春からレギュラーとして関東大会制覇を果たすと、3年夏の甲子園には4番センターで出場。早稲田大では2年秋より外野のレギュラーを掴むと、3年春には早慶戦で本盗を決めるなど活躍し、ベストナインを獲得。新チームでは副主将を務める。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/wRJOTW4yMV— ぶるーたす (@bluamabase) 2020年2月7日
〜もくじ〜
瀧澤虎太朗のプロフィール
名前:瀧澤 虎太朗(たきざわ こたろう)
生年月日:1999年1月16日
出身:神奈川県川崎市
身長:180cm
体重:79kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手
経歴:川崎市立南野川小学校→横浜市立東山田中学校→山梨学院高校→早稲田大学→ENEOS
瀧澤虎太朗の父
瀧澤虎太朗選手の父・祐輔さんは東海大相模、専大でプレーしてこともある球児でした。
ポジションはピッチャー。
瀧澤虎太朗選手が子供の頃は、雨の日もお正月も毎日練習に付き合ってくれていました。
かなりスパルタだったということで、小中学校の時はお父さんがすごく怖かったと言います。
小中学校の時はすごい怖かったですけど、高校大学になっていくにつれて、優しくなっていって。今はすごい優しいです(笑)。
しかし、その父との練習の甲斐あって、今ではどんな練習をしても苦に感じないそうです。
瀧澤虎太朗の名前の由来
瀧澤虎太朗選手の「虎太朗」という名前は「強く、勇ましい子に育ってほしい」との思いを込めて付けられました。
瀧澤虎太朗選手自身は早生まれのために卯年生まれですが、前年の寅年世代にあやかったところもあります。
瀧澤虎太朗の小中学時代
瀧澤虎太朗選手は草野球をしていた父を見て、「自分もやってみたい」と思い、小学1年生から、南野川ブルーアローズで軟式野球を始めました。
小学6年生の時にはピッチャー兼ショートとして、ジャビットカップで準優勝を経験しています。
瀧澤虎太朗活躍してるなぁ。南野川ブルーアローズ戦は今でも忘れない、、あと一球で勝利のところから瀧澤虎太朗に打たれて負けたっけ。
— 宮澤賢輔 (@3daime_zawami) 2016年8月9日
中学時代は青葉緑東シニアに所属。
ここでもピッチャー兼ショートとしてプレーし、中学2年の春には全国大会ベスト4入りを果たしています。
瀧澤虎太朗の高校時代
中学卒業後は、親元を離れ、山梨学院に進学。
高校では1年春からセカンド兼サードでレギュラーを獲得します。
1年春の山梨県大会で準優勝して出場した関東大会では、13打数6安打5打点、打率.462の活躍で、創部初の優勝を達成しました。
2014春季関東大会決勝 向上高校vs山梨学院大附属
3回終了 ☆セカンドランナーは浜っこの山梨学院大附属 瀧澤虎太朗☆
向上 000 =0 H4 E2
山梨 320 =5 H6 E0
<向上>高橋-安達
<山梨>山口-加々美 pic.twitter.com/cgfbZdyqw3— hidekikudo (@hidekikudo) 2014年5月22日
1年夏の山梨県大会では9番・サードで出場し、12打数7安打2打点、打率.583の好成績を収めますが、準決勝で日本航空に敗退。
その後、外野手に転向し、1年秋、2年夏の山梨県大会は3回戦敗退。
2年秋からキャプテンに就任します。
2年秋の山梨県大会は駿台甲府に逆転サヨナラ負けで、またしても3回戦敗退。
3年夏の山梨県大会では全試合4番打者で出場し、決勝の東海甲府戦でホームランを放つなど、16打数8安打9打点、打率.500、2本塁打の活躍で5年ぶりの優勝を達成しました。
続く甲子園では初戦・長崎商戦で3打数1安打2打点の成績で、5対3で勝利!
いなべ総合との2回戦でも瀧澤虎太朗選手は4打数3安打2打点の活躍を見せましたが、チームは2対7で敗れました。
瀧澤虎太朗の大学時代
高校卒業後は早稲田大学に進学します。
早稲田大学の今年の硬式野球部のスポーツ推薦合格者は、
今西拓弥(広陵)
早川隆久(木更津総合)
吉澤一翔(大阪桐蔭)
瀧澤虎太朗(山梨学院)の4人らしい!
プロ野球選手になれるように頑張ってほしいなー😊— りょう (@hnd_goryo19) 2016年11月17日
大学では2年春からベンチ入りし、2年秋からレギュラー。
以降、レフト兼センターとして3年秋までで42試合に出場し、136打数36安打12打点、打率.265、3本塁打の成績を残しています。
3年春には1番打者として起用され、打率.362、ホームラン2本の活躍でベストナインを初受賞しました。
瀧澤虎太朗のホームスチール
瀧澤虎太朗選手は3年春の早慶戦で1点ビハインドという緊迫した場面でホームスチールを敢行し、成功させています。
早大・滝沢虎太朗外野手(3年=山梨学院)が早慶1回戦の4回1死二、三塁、三塁走者として鮮やかなホームスチールを決め、同点に追いついた。
早慶戦でのホームスチールは2008年春の早大・上本博紀選手(阪神)以来11年ぶりでした。
早稲田大学 瀧澤虎太朗選手(③山梨学院)のホームスチール 別角度からのリプレイ映像 田中浩康コーチ「本盗は教えてませんけど」 #瀧澤虎太朗 #早稲田 #早稲田大学 #東京六大学野球 #早慶戦 #山梨学院 #ホームスチール #本盗 #田中浩康 pic.twitter.com/TOdYISJ2Fr
— とらちゃん (@toraneko2001) 2019年6月1日
このホームスチールは事前に相手投手を研究し、クセを見破っていたから成功できたもので、スピード以上にその洞察力を絶賛されていました。
大学の同期のチームメイトにはプロ注目の好投手早川隆久投手、今西拓弥投手らがいます。
瀧澤虎太朗のプレースタイル
瀧澤虎太朗選手はバットコントロールに優れた俊足外野手です。
本人もバッティングには自信を持っており「バッティングは誰にも負けたくない」と語っています。
遠投100mと肩も強く、守備でもチームを支えます。
50m6秒0と足も速いです。
瀧澤虎太朗のスカウト評価
DeNA・吉田顧問兼球団代表補佐
「ヘッドをうまく使ってボールのとらえ方がいい。これからも見ていきたい」
「いいパンチ、いいリストをしている」
瀧澤虎太朗のまとめ
瀧澤虎太朗選手は4年春のリーグ戦前に行われた巨人二軍とのプロアマ交流戦では大江竜聖投手とラモス投手からホームランを放ち、2本塁打4打点の大活躍で
「自分よりレベルの高い方々から2本を打てたのは自信になる」
と話していました。
まだ、本人はプロを目指すかは決めかねているそうですが、こんな活躍を見せられるとスカウトもほっとかないと思いますね!
それに瀧澤虎太朗選手はただ野球が上手いだけではなく、相手のクセを見破ってホームスチールを決めるなど野球脳も高いです。
プロでも成功する可能性が高いタイプだと思いますので、ぜひプロを目指してほしいですね!
【#ファミスタ2020 東京六大学野球選抜 選手紹介】
早稲田大学編
早川 隆久(④木更津総合)
金子 銀佑(④早稲田実)
瀧澤 虎太朗(④山梨学院)
徳山 壮磨(③大阪桐蔭)
岩本 久重(③大阪桐蔭)
中川 卓也(②大阪桐蔭)https://t.co/Cptz598oNH#big6tv #ファミスタ #六大学野球 #早稲田 pic.twitter.com/xFnSv97oUG— BIG6.TV (@big6_tv) October 1, 2020