智弁和歌山の林晃汰選手は、世代を代表する強打者です。
1年夏からクリーンナップを任されることもあり、2年生夏の時点で、高校通算29本塁打を放っています。
追記:高校通算49本塁打
今後、更なる活躍が期待される選手として、見逃せません!

名前:林 晃汰(はやし こうた)
出身地:和歌山県岩出市
生年月日:11月16日
身長:180cm
体重:84kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:三塁手
好きな選手:森友哉
経歴:岩出市立岩出小学校→岩出市立岩出中学校→智弁和歌山
小学1年生の時、「岩出ヤンキース」で野球を始めた林選手。
当時は捕手と三塁手でした。
また小学6年時には、「阪神タイガースJr」入りも果たしています。
兄弟がよく検索されているようなので、兄弟の影響で野球を始めたのかな? と思いましが、兄弟に関する情報は見つかりませんでした。
中学に上がると、「岩出ボーイズ」に所属。
2年、3年と全国大会に出場しており、強打の捕手として注目されました。
中学通算32本塁打を放っており、推定130mオーバーと言われる場外ホームランも打ったことがあります。
中学生離れしたパワーヒッターだったようですね。
中学卒業後、智弁和歌山に進学。
入学直後の1年春から背番号17を与えられ、同級生の文元洸成選手と共に、ベンチ入りしています。
1年夏の県大会でも、文元選手、平田龍輝投手と共にベンチ入り。
1年生3人の、夏・県大会のベンチ入りは、監督も記憶がないと言います。
しかも、春からスタメンとして起用してきた林選手と文元選手に関しては、
「当初は3、4番を任せることを考えた」
そうです。
強豪の智弁和歌山で、1年生にして中軸を任せようと考えるんですから、相当の打力の持ち主だということが分かりますね。
県大会では5番三塁手として全試合に出場。
チームは準々決勝で敗れましたが、林選手は13打数4安打でホームランも記録しました。
1年秋の県大会からは3番三塁手としてチームを牽引。
秋季県大会3位、近畿大会出場に貢献しました。
近畿大会は1回戦で敗退したものの、2打席連続の場外ホームランを放ち、スラッガーとして大きな注目を浴びました。
2年夏県大会では、17打数8安打10打点1本塁打の活躍で甲子園出場に貢献。
続く甲子園でも、2回戦・大阪桐蔭戦で敗れたものの、ホームランを含む計4打数2安打で、インパクトを残しました。
〇怪我持ち
一発を放つ長打力に、遠投100mの強肩。
それに50m6秒9と、大変優れた選手です。
ですが、怪我の不安を抱えているようです。
肘、腰、膝の故障歴があります。
甲子園・大阪桐蔭戦も、持病の右肘痛が再発して、スタメンを外れています。
自ら高嶋監督に欠場を申し入れたくらいですから、相当に酷かったのだと思います。
また2年秋の大会も、甲子園後に膝の手術を受けて、ベンチ外になっています。
万全になれば、かなりの成績が残せる選手だとは思いますが、繰り返してるようなので心配ですね。
来春の選抜出場が確実な智弁和歌山高校。
秋季大会では、1年生の黒川史陽選手が三塁手として出場していました。
黒川選手も、1年生にして甲子園に出場した素晴らしい選手です。
ですが、林選手には先輩の意地で、三塁の定位置を奪い返してもらいたいですね。
そして、無理は禁物ではありますが、ぜひ甲子園でプレーしている姿を見せてほしいです。
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