秋季近畿大会で、準優勝に輝いた智弁和歌山。
大阪代表・大阪桐蔭を相手に、0対1の惜敗でした。
智弁和歌のエース・平田龍輝投手は、近畿地区を代表する本格派右腕です。
最速144km/hの直球を武器としており、ドラフト候補に挙げらています。
なかなかのイケメン選手ですので、“甲子園のスター”になりえる逸材かもしれません。
※追記 高校卒業後は日本体育大学に進学!

名前:平田龍輝(ひらた りゅうき)
出身地:和歌山県串本町
生年月日:2000年7月1日
身長:183cm
体重:81kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
好きな選手:大谷翔平
経歴:串本町立串本西小学校→串本町立串本中学校→智弁和歌山
小学3年生の時に「串本エンジェルス」で野球を始めました。
投手になったのは小学5年生の時です。
中学では軟式野球部に所属。
1年の頃は二塁手だったようですが、2年生から再び投手に戻っています。
高校は野球の名門・智弁和歌山に進学。
智弁和歌山には、2つ上の兄・翔真投手がいました。
恵まれた体格の弟と違い、翔真投手は身長179cm/74kg長身細身のサウスポーです。
前年、夏の甲子園出場に控え投手として貢献しています。
平田龍輝投手は、1年夏から背番号18を与えられ、控え投手としてベンチ入りしました。
この時、同じ1年生の林晃汰選手、文元洸成選手もベンチしています。
同校の卒業生である日本ハムの西川選手、中日の岡田投手を、1年生から起用した経験のある高嶋監督も、1年生3人がベンチ入りしたことに、
「記憶にないなあ。しかし、3年生を納得させるだけの結果を彼らを残してきましたら」
と話しています。
当然、将来のエース候補として、という期待もあるでしょうが、実力を認められての抜擢ですから、素晴らしいですね。
県大会では、3回戦で救援としてデビューし、2回無安打0封の好投をするなど、期待に応えるピッチングを披露。
しかしチームは準々決勝で敗れ、兄弟揃っての甲子園出場はなりませんでした。
1年秋、2年春も控え投手としてベンチ入りし、2季連続での近畿大会出場に貢献。
春の県大会では優勝も経験しています。
2年夏は、3回戦・和歌南陵と準決勝・市和歌山で先発。
和歌南陵戦では8回コールド、7安打2四死球6奪三振で完投勝利を記録しました。
続く甲子園では、1回戦・興南戦で全国デビューを果たします。
この試合で、自己最速となる144km/hをマークしするなど、逆転を呼び込む6.1回7奪三振0失点の好投を披露。
プロに注目される大きなきっかけとなりました。
〇球速&球種
直球の最速は144km/h。
平均球速は先発で135km/h前後。
リリーフだと140km/h前後です。
球種は切れ味鋭いスライダーに、カーブ、チェンジアップ、フォーク。
2年秋の新チームから、エースを任されている平田投手。
チームは秋季県大会優勝と、近畿大会準優勝を達成し、来春の選抜出場を確実のものにしています。
しかし、平田投手自身はというと、県大会決勝で完投勝利するも6失点。
近畿大会でも履正社打線に打ち込まれるなど、いまいちなピッチングが続いています。
まぁ、それでも好投手であることに違いはありませんから、一冬越えて、更なる成長をすることでしょう。
甲子園で再び、素晴らしいピッチングを見せてくれることを期待したいと思います。
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