陸上

安藤友香(マラソン)は走り方が独特?忍者走りとは?シューズや移籍についても!

東京オリンピックマラソン代表の残り1枠を狙う安藤友香選手。

2019年2月にそれまで所属していたスズキ浜松ACからワコールに移籍し、日本代表を目指しています。

実は安藤友香選手は、それ以前にも2度、移籍を繰り返しており、移籍の多い選手です。

常に自分に適した環境を求めている速く走ることに貪欲な選手と言えますね。

また、安藤友香選手“忍者走り”とも呼ばれるとても特徴的な走り方をしているランナーでもあります。

 

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安藤友香のプロフィール

名前:安藤友香(あんどう ゆか)
生年月日:1994年3月16日
出身:岐阜県海津市
身長:160cm
体重:42kg
経歴:海津市立大江小学校→海津市立日新中学校→豊川高校→チームミズノアスレティック→時之栖→スズキ浜松AC→ワコール

安藤友香の学生時代

安藤友香選手の小中学時代

安藤友香選手の通っていた小学校は自宅から片道30分程離れたところにありました。

毎日往復1時間の徒歩通学を続けたことが、現在の健脚の下地なったと言います。

中学時代、安藤友香選手は、最初はハンドボールをやりたくてハンドボール部に入部しました。

しかし、部員が多かったために陸上部へ転部。

陸上部では800m1500mを中心に取り組みます。

中学2年次には1500mでジュニアオリンピック6位中学3年次には全日本中学校陸上競技選手権大会に出場するなど早くから頭角を現していました。

また、中学2年次と3年次には、岐阜県代表として全国都道府県対抗女子駅伝競走大会に出場しています。

安藤友香選手の高校時代

中学卒業後は、親元を離れ、愛知県の豊川高校に進学。

豊川高校は、スポーツの盛んな私立の高校です。

特に駅伝は強く、安藤友香選手高校1年生3年生の時には全国大会で優勝しています。

もちろん、安藤友香選手は1年次には2区を、3年次には1区を走って優勝に貢献しました。

また、個人種目でも2年次にインターハイの女子3000m18位に入っています。

安藤友香の実業団時代

高校卒業後、安藤友香選手チームミズノアスレティックに所属しながら、母校で約2年間トレーニングを続けます。

そして、2013年3月末に新興実業団チームの時之栖(ときのすみか)へ移籍。

さらに翌2014年からはスズキ浜松アスリートクラブに移籍しました。

スズキ浜松アスリートクラブ時代には、

2016年に世界ハーフマラソン選手権大会に出場するなど活躍。

リオオリンピックには5000mと10000mで出場を目指しましたが、日本陸上競技選手権大会では5000m20位、10000m13位と振るわなかったためにオリンピック出場はなりませんでした。

2017年には名古屋ウィメンズマラソンマラソン初挑戦。

日本歴代4位となる2時間21分36秒の好記録で2位(日本人トップ)に入っています。

また、この時の記録は初マラソンとしては日本歴代最高記録でした!


その後、2018年末に所属先だったスズキ浜松アスリートクラブの指導陣が一斉に退任したことを受けて、2019年2月1日付でワコールへ移籍しています。

安藤友香のフォーム

安藤友香選手のランニングフォームは両手を下げたまま、ほとんど腕を振らない独特のものです。

「忍者走り」あるいは「乙女走り」と呼ばれ、安藤友香選手のトレードマークとなっています。

この走り方によって、無駄のない、力を使わない走りができるのだそうです。

安藤友香選手忍者走りを見たシドニーオリンピックマラソンの金メダリストの高橋尚子さんは「マラソンの完成形」と高く評価していました。

安藤友香のシューズ

安藤友香選手アディダス製のシューズを愛用しています。

男子のマラソン界ではナイキの厚底シューズが一大勢力を誇っていますが、女子では厚底シューズを履いている選手はまだ少ないですね。

厚底シューズは、ソールにカーボンプレートが入っているため反発力があり、速く走れるのですが、安藤友香選手はその反発力があるのが、跳ねすぎちゃって嫌なんだそうです。

厚底シューズと上体の上下運動を少なくすることによりスタミナの消費を抑えている「忍者走り」とは相性が悪いのかもしれないですね。

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安藤友香のまとめ

安藤友香選手が東京オリンピック日本代表に選ばれるためには、今年の1月に松田瑞生選手がマークした2時間21分47秒を名古屋ウィメンズマラソンで破る必要があります。

日本歴代4位の2時間21分36秒の自己ベストを持つ安藤友香選手にとっては、十分狙える記録です。

高橋尚子さんも認めた「忍者走り」を武器に、オリンピック出場を果たしてほしいですね!

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