八戸学院大学のドラフト候補・武岡大聖選手。
武岡大聖選手は大学球界を代表するパワーヒッターです。
大学3年次に出場した全日本大学野球選手権大会では2打席連続ホームランを放ち、注目を集めました。
この試合を観戦に訪れていた八戸学院大OBの秋山翔吾選手(シンシナティ・レッズ)が
「あそこまで飛ばすなんてすごい!」
と、ホームランの飛距離に驚いたという逸話もあります。
また、弟は昨年のドラフトでヤクルトスワローズから6位指名を受け、入団した武岡龍世選手です。
武岡大聖選手は秋山選手が認めたパワーを武器に、弟に続いてのプロ入りを目指しています。
2018/04/22 さきがけ八橋球場
北東北大学野球 春季リーグ戦
八戸学院大学
武岡 大聖 ( 2年 生光学園 ) pic.twitter.com/xvBQEntEQG— ち~ちゃん ☺︎ (@chiiichan89) 2018年4月24日
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武岡大聖のプロフィール
名前:武岡 大聖(たけおか たいせい)
生年月日:1998年6月28日
出身:徳島県吉野川市
身長:178cm
体重:91kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:捕手兼外野手兼三塁手
経歴:吉野川市立鴨島第一中学校→生光学園→八戸学院大学
武岡大聖の弟・武岡龍世
武岡大聖選手の3歳下の弟は、東京ヤクルトスワローズの武岡龍世選手です。
武岡龍世選手は八戸学院光星で1年生からショートのレギュラーを獲得。
甲子園に3度出場し、3年次には高校日本代表にも選出されたスター選手でした。
兄の武岡大聖選手は弟に対して
「パワーは負けない。あっちばかり目立っているので」
ライバル意識を持っています。
それでも、弟がプロ入りを決めた時には素直に祝福してあげているいいお兄さんですよね。
龍おめでとう👍
兄弟の夢を先に叶えてくれて
ありがとう!
先行かれて悔しいけど
負けやんよう頑張るからな
ほんまに今日はおめでとう㊗️🍾🎊 pic.twitter.com/aLZeMRvFHO— 武岡大聖 (@A_A_A_l_o_v_e_9) 2019年10月17日
武岡龍世選手については詳しくはこちらを→武岡龍世(八戸学院光星)ドラフト評価や兄や彼女は?出身中学も!
武岡大聖の小学生時代
武岡大聖選手は小学6年生から野球を始めました。
当時から抜群の身体能力を誇っており、
小学6年次の50m走のタイムは6秒8、
ソフトボール投げは72m、
さらに背筋力は、徳島県の小学生のなかでトップ!
野球を始めて3カ月の時には、バッティング練習でライト後方にある校舎に直撃する特大の当たりを放つなど、徳島県内では”怪童”として、名の知れた存在となっていきました。
武岡大聖の中学時代
中学時代、武岡大聖選手は徳島ホークスに所属。
中学1年の夏にはヤングリーグの日本代表に選出され、カル・リプケン大会に出場しています。
カル・リプケン大会ではピッチャー兼外野手として活躍し、日本の初優勝に貢献!
個人でもMVPを受賞しています。
武岡大聖の高校時代
中学卒業後は、生光学園に進学。
生光学園は甲子園出場こそはありませんが私立の強豪校で、OBには武田久投手(元・北海道日本ハムファイターズ)、木下雄介投手(現・中日ドラゴンズ)らがいます。
武岡大聖選手は、同校の臨時コーチをしていた元巨人の平田薫さんから指導を受け、バッティング技術に磨きをかけていきました。
3年次には主将としてチームを引っ張ります。
しかし、3年夏の徳島県大会は準決勝で鳴門渦潮高校に2対4で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
高校通算28本塁打を放ちプロからも注目されていた武岡大聖選手でしたが、高校3年次にプロ野球志望届は提出せず。
弟・武岡龍世選手が先に進学を決めていた八戸学院光星の系列校である八戸学院大学に進学しました。
武岡大聖の大学時代
武岡大聖選手は大学では強肩を活かすためにキャッチャーに挑戦。
しかし、キャッチャーの難しさや打撃練習に取る時間が減少したこともあって持ち味のバッティングが低迷し、ベンチを温めることが多くなっていきました。
それでも、3年次に外野に戻ると復活!
春のリーグ戦では打率.371を記録し、富士大学の11連覇を阻止して優勝を果たします。
続く全日本大学野球選手権大会の初戦・佛教大学戦では4番レフトで出場。
2回に先制ホームランを放つと、4回にもライトスタンドへ2打席連続のホームランを放ち、強烈なインパクトを残しました。
大学の同期のチームメイトにはプロ注目の大道温貴投手、中道佑哉投手らがいます。
大道温貴投手についてはこちらを→大道温貴(八戸学院大)は春日部共栄出身のイケメンドラフト候補!名前の読みは?
中道佑哉投手についてはこちらを→中道佑哉(八戸学院大)のフォームや球種球速は?ドラフト指名の可能性は?
武岡大聖のプレースタイル
武岡大聖選手は中学時代から注目されてきたスラッガーです。
大学3年次から取り組んでいるノーステップ打法が特徴。
全日本大学野球選手権大会で2試合連続ホームランを打ったのを見た秋山翔吾選手が、
「ノーステップでうまくタイミングが取れて、力を伝えられている。あそこまで飛ばすなんてすごい!これからも頑張ってほしい」
と絶賛していました。
大学ではキャッチャーを経て、主に外野手(レフト)として出場。
さらに大学4年生からはプロ入りの可能性を広げるためにサードにも挑戦中です。
ちなみにサードの守備は弟の武岡龍世選手からも習っているそうです。
武岡大聖のまとめ
武岡大聖選手はバッティングだけならプロでも通用すると言われています。
最終学年の今年は更なる活躍を見せて、秋には弟に続いてのドラフト指名を勝ち取ってほしいですね。