亜細亜大学のドラフト候補・内間拓馬投手。
最速150km/hを投げる本格派のピッチャーです。
高校時代は控えも潜在能力の高さでスカウトから注目されていました。
大学入学後に急成長を果たし、侍ジャパン大学日本代表にも選ばれるまでになっています。
#内間拓馬 投手 亜細亜大
179cm84kg 右投右打
亜大のエース。がっしりとした体格で最速149km/hのストレートと、スライダー、カーブ、フォークを投げる本格派。沖縄で生まれ育ち、宜野座高校では最速145km/hの直球を投げ、注目された。2019日米大学野球日本代表。画像提供 @lions_addiction pic.twitter.com/N7KYUavbBw
— ドラフト候補選手紹介2020 (@dorafuto2020) 2019年12月9日
プロフィール
名前:内間 拓馬(うちま たくま)
生年月日:1998年11月21日
出身:沖縄県本部町
身長:179cm
体重:84kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:本部町立本部小学校→本部町立本部中学校→宜野座高校→亜細亜大学
小中学時代
内間投手は兄の影響で9歳から、本部少年野球クラブで軟式野球を始めました。
中学時代は、学校の軟式野球部に所属。
高校時代
中学卒業後は宜野座高校に進学します。
宜野座高校は夏1回、春2回甲子園に出場している県立の高校です。
21世紀枠で初出場した2001年のセンバツではベスト4まで進み、注目を集めました。
高校では1年生からベンチ入り。
1年秋の沖縄県大会では2試合にリリーフで登板。
2回戦の久米島高校戦で自己最速139km/hを記録しました。
3年夏の沖縄県大会には背番号10の控え投手として臨みます。
チームはベスト8まで進んだものの、内間投手は3回戦・沖縄尚学戦にリリーフとして1試合に投げただけでした。
この試合では高校時代最速となる145km/hを記録し、1イニングを無失点に抑えています。
大学時代
高校卒業後は亜細亜大学に進学。
大学では1年秋のリーグ戦でリリーフとして初登板を果たします。
自己最速の148km/hを記録し、1/3回を無失点に抑えました。
翌2年春のリーグ戦では初先発で初勝利を記録すると、3年春のリーグ戦からはエースの座を獲得。
なかなか勝ち星には恵まれませんでしたが、2勝3敗、防御率1.71の成績を残しています。
立正大学との1回戦では3安打無四球1失点で初完投勝利を記録。
「完投は、高校でもなく、人生で初めて。継投だと思っていて、いけるところまで、と投げていった結果」
と、喜びをあらわにしていました。
この時の完投勝利はかなりうれしかったようで、
大学日本代表に選ばれた時のプロフィールの「これまでの野球人生で一番うれしかったこと」の欄にも「リーグ戦での完投勝利」と書かれていました。
3年夏には大学日本代表に選ばれ、日米大学野球大会に出場。
第4戦で初登板を果たしましたが、1安打2四球で満塁とし、一死も取れないまま交代と、ほろ苦い経験となりました。
大学代表 4番手:内間拓馬投手
2/3回19球被安打2 0奪三振
1四球2失点#侍ジャパン#侍ジャパン壮行試合#亜細亜大学 #内間拓馬 pic.twitter.com/aoX25DUaai— KOBAYUU (@kobase0807) 2019年8月27日
大学の同期のチームメイトには内間投手と同じくプロ注目の矢野雅哉選手や平内龍太投手らがいます。
矢野雅哉選手についてはこちらを→矢野雅哉(亜大)は井端2世の強肩ショート! 育英出身でドラフト候補に成長!
平内龍太投手についてはこちらを→平内龍太(亜大)は神戸国際大附出身のドラフト候補!元ホークス永井智浩の甥!
プレースタイル
内間投手は身長179cm体重84kgのガッチリとした体格の右ピッチャーです。
ストレートの最速は150km/h。
球速以上のノビと緩急を使ったピッチングが持ち味。
変化球はスライダー、カーブ、ツーシームなど。
宜野座カーブ?
内間投手の母校・宜野座高校のピッチャーは「宜野座カーブ」という独特の変化球を投げることで知られています。
2001年にセンバツ初出場を果たした時には比嘉裕投手がこのボールを駆使して、ベスト4まで勝ち上がりました。
内間投手もカーブを投げます。
しかし、このボールが「宜野座カーブ」と同一のものかどうかわかりませんでした。
遠投105m、50m6秒8。
まとめ
内間投手は、すでにプロ志望を明言しています。
プロ入りを確実にするためには、昨年以上の成績を残すことが必要です。
昨年は一死も取れず、苦い思い出となった大学日本代表にも再び選ばれて、活躍してほしいですね!