亜細亜大学のドラフト候補・矢野雅哉選手。
元々、遠投128mの強肩を武器にしたショートの守備はOBの井端弘和選手に匹敵すると高い評価を得ていた選手です。
その一方、バッティングが課題と言われていましたが、3年秋のリーグ戦では首位打者を獲得するなど急成長!
すでに大卒でのプロ入りを宣言しており、大学最終学年での活躍に注目が集まっています。
昨秋東都の首位打者でドラフト候補生の亜大・矢野雅哉が偉大な先輩・井端弘和氏を目標に初練習「プロ一本でいきたい」 https://t.co/syXWzxgCrC pic.twitter.com/h72qLY1V19
— 中日ドラゴンズ 軟式 (@Dragons_mania) 2020年1月7日
プロフィール
名前:矢野 雅哉(やの まさや)
出身:兵庫県市川町
身長:173cm
体重:71kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ショート
経歴:市川町立川辺小学校→大阪市立長吉西中学校→育英高校→亜細亜大学
小中学時代
矢野選手は小学1年生からピッチャーとして野球を始めました。
中学時代は、大阪平野ボーイズに所属。
当時のポジションはキャッチャーでした。
高校時代
中学卒業後は、兵庫県にある育英高校に進学します。
高校では1年秋から控えとしてベンチ入り。
2年春からセカンドのレギュラーを獲得。
2年秋からはショートに転向し、3年春の兵庫県大会ではベスト4入りを果たしました。
3年夏の兵庫県大会では全2試合に9番・ショートでスタメン出場。
7打数3安打、打率.429の好成績を残しましたが、3回戦で滝川第二高校に3対4で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
大学時代
高校卒業後は亜細亜大学に進学します。
大学では守備力を買われ、1年春からベンチ入り。
2年生の春からショートのレギュラーを獲得。
3年春までの5シーズンで、94打数17安打4打点、打率.181の低打率に苦しんでいました。
しかし、3年秋にはバッティングが開眼!
41打数17安打3打点、打率.415の大活躍で首位打者とベスト9を受賞しました。
大学の同期のチームメイトには矢野選手と同じくプロから注目されている平内龍太投手、内間拓馬投手らがいます。
平内龍太投手についてはこちらを→平内龍太(亜大)は神戸国際大附出身のドラフト候補!元ホークス永井智浩の甥!
内間拓馬投手についてはこちらを→内間拓馬(亜大)は宜野座出身のドラフト候補!大学日本代表でカーブがすごい?
プレースタイル
矢野選手は身長173cmながら非常に身体能力が高いショートです。
遠投128メートルの強肩を活かした守備が持ち味。
三遊間の深い位置からでもノーバウンドの安定した送球で打者走者をアウトに仕留めます。
50m5秒9と足も速く、3年秋にはリーグ最多の6盗塁を記録しました。
井端2世
亜細亜大学の生田勉監督は、同校OBの井端弘和さんと比べ
「井端以上。矢野は守備に打撃。肩が強い」
と矢野選手に対して高い評価を与えています。
本人も
「井端さんが目標。ヒットになりそうな当たりを飛び込んで捕るのではなく、正面に回り込む。ああいうふうになりたい」
と井端選手を目標に挙げています。
スカウトの評価
プロスカウト
「身体能力は抜群」
まとめ
矢野選手は大学4年生からは主将に就任し、チームを引っ張っています。
矢野選手にはリーグ優勝を成し遂げるために、守備とバッティングの両方でチームに貢献することが期待されています。
大学最終学年での活躍がとても楽しみな選手ですね!