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晴山岬(帝京長岡)は仙台出身のU18日本代表フォワード!進路は町田!父や名前の由来は?

帝京長岡高校背番号10・晴山岬選手。

U18日本代表にも選ばれている得点感覚に優れた超高校級フォワードです。

高校3年次の全国高校サッカー選手権では、2大会連続となるハットトリックを達成するなどの活躍で、チームを新潟県勢初のベスト4に導いています。

プロフィール

名前:晴山 岬(はるやま みさき)
生年月日:2001年6月30日
出身:宮城県仙台市
身長:171cm
体重:62kg
ポジション:FW
経歴:長岡市立千手小学校→長岡市立長岡南中学校→帝京長岡高校→FC町田ゼルビア(内定)

父と名前の由来

晴山選手のお父さんも若いころはサッカーをされていました。

高校時代には選手権出場を目指しましたが、叶わず。

選手権出場の夢は、大人気漫画「キャプテン翼」の登場人物・岬太郎から名前を獲って「岬」と名付けられた息子に受け継がれました。

晴山選手は、2年冬、3年冬と2度選手権に出場し、父の願いを叶えています。

小中学時代

宮城県仙台市で生まれた晴山選手は、3歳新潟県長岡市に移ってからサッカーを始めました。

現在、帝京長岡高校のチームメイトである谷内田哲平選手(京都サンガ内定)矢尾板岳斗選手とは幼稚園の頃から一緒にプレーしています。

中学時代は長岡JYFC U-12を経て、長岡JYFC U-15でプレー。

長岡JYFC帝京長岡高校同一クラブの扱いとなっており、晴山選手は谷内田選手とともに中学2年生からプリンスリーグなど高校年代の試合に“飛び級”で出場していました。

高校時代

中学卒業後は、帝京長岡高校に進学。

実は晴山選手は小学生の時に帝京長岡高校が選手権でベスト8に入ったのを見て以来、同校に対して強い憧れを抱いていました。

「小学校でベスト8を見てから長岡に行きたいと思った。自分の目標が憧れに変わる中で、先輩の思いも背負って戦っていた」

高校では2年冬の選手権で、その時以来となるベスト8入りを果たしています。

また、この時は高知西との1回戦ではハットトリックを達成するなどの活躍で、優秀選手にも選ばれました。

フットサル日本一

冬場は雪の影響で外でプレーできない新潟という土地柄、晴山選手は幼いころから室内でもできるフットサルに親しんでいました。

高校2年生の時には全日本U-18フットサル選手権に出場。

12得点を挙げて優勝!

日本一を達成するとともに得点王MVPにも選出されています。

2大会連続ハットトリック

3年夏は新潟県予選準決勝で敗れ、インターハイには進めませんでした。

しかし、3年冬には再び選手権大会に出場。

3回戦神戸広陵戦では昨年に続いてのハットトリックを達成しています。

この2大会連続ハットトリックというのは平山相太選手(当時・国見)以来の16年ぶりの大記録でした。

日本代表

晴山選手はU-18日本代表の常連です。

ベトナムで行われた「2019AFC U19選手権2020予選」では3試合に出場。

チーム最多の5得点をあげる活躍で、2020年U19アジア選手権出場に大きく貢献しました。

進路

高校卒業後、晴山選手はJ2FC町田ゼルビアへの入団が内定しています。

FC町田は2019シーズン43試合36得点(J2では下から3番目)攻撃に課題のあるチームです。

得点能力に優れた晴山選手の出番は1年目から多くありそうですね。

プレースタイル

晴山選手は身長171cm小柄なフォワードです。

フットサルで鍛えられたテクニックと膝下だけで振り抜く独特のシュートによって、狭いスペースでも瞬時にシュートコースを見つけ出し、ゴールを狙うことができます。

元々、ヘディングは苦手でしたが、チームメイトに両サイドからクロスを上げてもらい、頭で合わせる地道な練習を1年間続けてきた結果、
3年冬の選手権大会では、全てヘッディングによるゴールハットトリックを達成しています。

まとめ

晴山選手は第98回全国高校サッカー選手権得点王有力候補です。

本人も
「チームの勝利が優先するけれど、点を毎試合取ればオマケとして(得点王は)ついてくる」
と意欲を見せています。

チームの日本一大会得点王。

その両方を手に入れてからプロへと進んでいってほしいですね!